冬の気配

司馬でございます。

皆さま、お健やかでいらっしゃいますか?
ついこの間まで汗の吹き出すような暑さすら覚えておりましたが、すでに朝夕肌寒く、冬の気配すら忍び寄りつつあるようです。
ここ数年、秋が短くなっているように感じられます。
皆様におかれましては、その短い秋を存分にお楽しみいただけましたでしょうか?
私は寒さが大の苦手でございまして、できれば自室の暖炉のそばの安楽椅子に坐り、ゆれめく炎をただ眺めていたいのですが、そうそう怠けてばかりもいられません。

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月あかり

中秋とまでは叶わぬものの、先だっての夜に、実に良い月が出ておりました。
いつもの如く、執務室で書類に埋もれていた時任でございましたが、窓辺の誘うような月明かりに誘われて、しばし月見の酒と洒落込んでまいりました。
すでに冬の到来を予感させる寒気の中、庭園を照らし出す月の光はむしろ冷気を纏っているかのようで、いくら私とて、そう長くは飲めないなと苦笑しながら酒盃を傾けておりますと、
不意に、先達か居られたようで、月明かりをさえぎる人影が長く眼前に伸びておりました。

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椿山荘と秋の楽しみ

椎名でございます。

執事歌劇団の活動となる11月3日の東京キネマ倶楽部でのコンサートを終え、久しぶりの休日を頂戴いたしましたので、自室にて読書をしておりました。

純粋に楽しみつつも、実のところ朗読の題材さがしでもあります。
普段から沢山の作品に目を通しておきませんと、いざ題材を、となった時に候補選びに困るものですが、空いた時間にこうして読みあさるのでございます。最近は短編ばかり目を通してしまいますね。

今回の11月の椿山荘のお食事中にも朗読を披露させていただく予定ですが、今回も新たなメンバーをゲストに迎えお送りする予定ですので、是非お楽しみにお待ちください。

さて、お食事といえば今回は「和会席」でございますね。
ところで「会席」と「懐石」、読み方は同じ『かいせき』といいますが、その持つ意味合いが違ったものであることはご存じでございますか?
簡単にご紹介しましょう。
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