日誌

ご機嫌麗しゅうございます。
八幡でございます。

この間までの温かさが嘘のように寒くなってまいりましたね。
お嬢様、お身体に不調はございませんか。
私はここ最近は生活リズムを整えようと普段よりも就寝時間を早めにとっております。

以前でしたら自室に着きダラダラとする時間が長くございましたが最近は早めに就寝しようと心がけております。

ただ早く就寝した分長く寝てしまうので来年は早寝早起きを目標に掲げようと存じます。

お嬢様も来年の目標を是非お教えくださいませ。

年の最後に

お嬢様、お坊ちゃま。
奥様、旦那様。
ご機嫌麗しゅうございます。
才木でございます。

先日ファーストフットマンを拝命いたしまして、
何だかフワフワしておりましたら
あっという間に年の瀬でございました。

皆様にとって、今年はどんな一年でしたでしょうか。
楽しかったこと、面白かったこと、感動したこと。
心を震わせるような素敵な出会いはございましたか?

それが何であろうと、
皆様にとって幸福であれば、
等しくそれは素晴らしいものであると存じます。

今皆様が感じることを大切になさってください。
過去に思いを馳せることも、
これから先に期待することも、
今があってこそ輝くものと存じます。

私も今給仕が出来ること、
今お話させていただけること、
皆と共にお仕え出来ていること。
その事への感謝を忘れずに、
来年も努めてまいります。

今年もありがとうございました。
来年もよろしくお願いいたします。

才木

日誌

ご機嫌麗しゅうございます、荒木田でございます。

初日の出、初雪、初詣。

一年の中で、一番初めに行われるイベントに初〇〇という名前がつけられるのは、日本人にとって極めて身近な文化でございます。

初めて、というのは、きっと神聖なものであり、おめでたいものであり、記念するべきモノだったのでしょう。だからこそ、この文化は現代まで多くの言葉と共に広く残っております。

対して、最後のイベント。

一年の最後に降る雪は、なんと呼ぶべきか。終雪……というのは意味が異なりますし、適切な言葉はあまり馴染みがございません。

自ずから発生の如何を操作できる事象については、〇〇納めという言葉こそございますが、自然現象をはじめとするアンコントロールな物事について、日本語はあまり解決策を持ち合わせておりません。名がある、というのは極めて重要な事柄なのです。だからこそ、
“ラスト〇〇”という半和製英語のようなフレーズを用いて、無理矢理現代の生活に当て嵌めております。

何故か。

簡単なことでございます。それが最後だった、と分かるのは、得てして全てが終わった後ですから。

現在を生きる我々にとって、それが最後であるかどうかは未だ分からず、分かった時には既に過去の事象であり、現在への影響はゼロに近しい。即ち、初と終のギャップは、
未来の不確定性と、過去への無関心に依るものかと存じます。

さて。

或いは、お食い初め、初語など。人生においても、同様に。初めて、というのは祝福され、最後のイベント……これらに、名を冠するものはあまり身近ではございませんね。

当然のこと、死はアンコントロールなものですから。全てが、唐突でございます。

だからこそ、今を必死に生きるのだ。そんな陳腐で、ありきたりなフレーズが凡ゆる国で、凡ゆる言語で尊ばれ、受け継がれ、愛されてきました。

きっと、真理の一つなのでしょう。同じ言葉を、ぜひお送りしたく。

お写真は、山形県出羽三山より、月山の山頂に聳え立ちます月山神社でございます。
出羽三山は、名前の通り三つの山と神社が有名です。
現在の幸せを祈る羽黒山神社。
未来の生まれ変わりを願う湯殿山神社。
そして、月山神社は、過去を祈念する場所にございます。

 

 

 

 

 

折角の年の瀬でございます。過去一年を振り返り、未来一年を期待し、改めて今を見つめ直しましょう。

ちなみに私は、12月31日23時59分59秒に備えて目下ジャンプの練習中でございます。

日誌

ご機嫌麗しゅうございます。片倉でございます。
ようやく寒さが重い腰を上げて本来の冬になりつつございますが、お嬢様方はご無事でいらっしゃいましたか?
私は幸い寒さには耐性があるので全く問題はありません…と言いたいところですが、ここ最近の気温の高低差が激しくすぐに稼動とは行かなくなってしまいました。

そんな中せめて視覚だけでも暖かくしようと思い拝見する動物達は皆もふもふな子ばかり…
チンチラ、長毛種の猫ちゃん、サモエド、アラスカンマラミュートetc…..数えるとキリがないのですが拝見していく中で 超大型犬 と呼ばれるわんちゃんは私も戯れた事が無い故に1度だけでも遊んでみたいと強い憧れが出て来ましたので近々触れ合える場を探し仮に遠くても行ってこようかと計画を立てている最中でございます。
毛並みやどんな遊び方をして来たかなどお嬢様方にもお伝え致しますのでご安心くださいませ。

温かいビール

敬愛せしお嬢様へ

年の瀬も迫るこの頃、冬の寒さもギアを上げてきたようでございますが
寒さに負けることなく元気にお過ごしであられますか?

冷える夜、別邸にお戻りになった時など
お体を温めるのにホットミルクティーもようございますが
温かいお酒も、お休み前などには宜しゅうございます。
近頃はホットワインの文化も日本に馴染みまして、マーケットなどで目にする機会も増えてまいりましたが
同じ北欧•西欧の生まれながら意外とお見かけしないのが「ホットビール」にございます。

「ビールのホット!?」と驚かれる方も多うございましょうが、
クリスマスの宴では定番のお品でございますし、作り方も簡単でございます。
寒い夜のお休み前などに、ぜひお召し上がりください。

材料

お好みのビール200mlほど
(どちらかというと「エール」を書かれているものの方が作りやすいです。
一番合うのが当家で今ご用意しているアップルシナモンエールかもしれません。)
りんご1/8個ほど(薄切りにスライスするのがお勧めです。)
シナモン1本 (お鍋に入れる前に折ってください)
クローブ(ホールで2~3個)
蜂蜜お好みで(お砂糖でも構いません)
作り方
お鍋に全て入れて頂き、弱火でゆっくり温めて下さいませ。
ビールの炭酸が一斉に抜け、最初は細かく泡立ちますが、やがて収まります。
そのまま温めて頂き、湯気が立つぐらい温めたら完成です。(沸騰はさせないぐらいがベストです。)

お気に入りのマグカップに注いで、ゆっくりお召し上がりくださいませ。
他のフルーツやバニラ、キャラメルなどのシロップを加えても美味しゅうございます。
驚くべきことに、表面にホイップクリームを浮かべても意外と合いますのでお試しくださいませ。

お嬢様の冬の日々が、暖かなものでありますように。

ご挨拶

お嬢様、お坊ちゃま、
ご機嫌麗しゅうございます。

この度、大旦那様から命を賜り
先日よりティーサロンにてお仕えさせていただくこととなりました。

久保と申します。

まだまだ未熟者でございますが、
粉骨砕身の思いでお仕えさせていただきます!

何卒よろしくお願いいたします。

まだまだ寒い日々が続きますが、どうかご自愛くださいませ。
ティーサロンにてお嬢様お坊ちゃまのお戻りをを心よりお待ちしております。

推し移る

ご機嫌麗しゅうございます。
葉山でございます。

先日紅葉を観に行ってまいりました。

数箇所のお寺を巡り庭園などを拝見しました。眼の前に広がるこの季節ならではの空間美に時間を忘れ身も心も癒やされました。

夏の猛暑のせいでもみじの葉の表面が焼けてしまい今年の紅葉は例年に比べると些かくすんで見える。これからの紅葉はこのような色づきがあたりまえになってしまうのかなぁ‥。
とあるお寺で住職さんが心做しか淋しげに感じられる表情で仰っていたのが印象的でございました。

そのようなお話を伺うまでは同じ時期に出向いたらいつでも変わらず拝見できると思っていた情景が年々移り変わりそうではないという事に気がついた出来事でございました。

 

さて気がつけば早いもので12月も後半となり朝晩はだいぶ冷えこむ日も増えてまいりました。

どうぞお身体にはじゅうぶんお気をつけくださいませ。

またのご帰宅をお待ちしております。