第二十一回フットマンティーの魅力

照りつける太陽の暑さと寝苦しい夜に心身共に疲れやすい今日この頃。

いかがお過ごしでしょうかお嬢様、お坊ちゃま。

紅茶係の白川でございます。

本日は心身の疲れ、特に心を癒すのにぴったりな紅茶のご紹介でございます。

 

それでは参りましょう。

 

 

それは貴方にとってどの様な紅茶でございますか?

 

??「それは、使用人として私の心血の全てを注いだ紅茶でございます。」

 

心血の全てを…

その言葉にどれほどの思いを込めた紅茶なのかが伝わって来ます。

本日はフットマンティーの魅力、二度目の登場。

ティーサロンではファーストフットマン、執事歌劇団では歌唱を務めます隈川の〝オルソ〟の魅力に迫ります!

 

まずオルソはりんごの香りのアッサムをベースにしましたブレンドティーでございます。

その他にコクを出す為にキームン、より香りを高める為にリラックス効果の高いカモミールとハニーブッシュをブレンドしております。

 

カモミールは大地のりんごとも呼ばれ、その香りもりんごを彷彿とさせ、ベースのりんごのアッサムとの相性も非常に良いものとなっております。

またカモミールには消化を促進し不安をやわらげ安眠効果などあらゆるリラックス効果がございます。

りんごのアッサムとカモミールをハニーブッシュのはちみつに似た香りが包み込み、互いが互いに香りを高め、優しい甘い香りが心を落ち着かせリラックスさせてくれます。

 

ここで思うのは隈川のもう一つの紅茶ネーヴェもりんごのルイボスティーでございます。
ネーヴェもオルソもりんごの紅茶。

これには理由があるのでございますか?

隈川「それはりんごが好きだからでございます。特にその香りが好きでございます。」

との事。

 

ネーヴェとオルソの違いはネーヴェがりんごの鮮烈な香り、まるでりんごの香りをそのまま感じている様だとしたらオルソは優しいりんごの香り。甘く優しく丸く、ゆっくりと感じさせリラックスさせてくれます。

隈川「また、意外にもりんごの香りはお食事の邪魔をいたしません。」

確かに、食材として使われる事も多いりんごはお食事との相性も良いのは頷けます。

また、オルソのベースはアッサムを使用しておりミルクとの相性も良く、キームンによって高められたコクがミルクに負けず、オルソの魅力を損なう事なくミルクティーをお楽しみいただけます。

 

ここでお知らせでございます。

この度ギフトショップにて隈川のオリジナルイラストを使用しました今治産のハンカチタオルがお目見え。

肌触りが良く吸水性も高いミントグリーンのタオルに、青りんごを頭に乗せ、眼鏡をかけキュートに舌を出した白くまの可愛らしい刺繍が目を引く品でございます。

実用性も高く可愛らしいこの品を是非、ギフトショップにて手に取っていただけると幸いでございます。

また、隈川はこの今治タオルについて、知らなかったことがあるとの事。

その件は是非、ご帰宅の際に隈川にお尋ねくださいませ。

 

最後になりますが、オルソの名前の由来でございます。

オルソはイタリア語で熊を意味し、ギリシャ後ではまっすぐ、純粋な、などの意味を持ちます。

熊は隈川のトレードマーク。

そして、日々の生活で歪みかけてしまうお嬢様の心を正したい、まっすぐ、純粋にと言う意味も。

 

また、隈川はこう言っておりました。

「紅茶というのは嗜好品、無くても生きてはいけます。ただ、その嗜好品に救われる事もあるはず。」

「私はそんな使用人になりたいのです。」

 

 

次回はどのフットマンティーにいたしましょう?

 

それでは次回まで、

ごきげんよう!お嬢様、お坊っちゃま。

日誌

ご機嫌麗しゅうございます。
八幡でございます。

夏も真っ盛りでございますがお嬢様はこの夏なにをして過ごされましたか。
私は未だに夏らしいことが全然出来ておりません。
ですので使用人何名かを誘い今年こそBBQでも出来れば良いなと思っております。

具材を焼く係には佐々木

飲み物を作る係には才木

この2名を誘いこの夏一番の思い出を作ろうと思います。

え、私でございますか?
勿論その2人が作ったものをいただく係でございます。

良い夏を。

まだまだ

まだまだ暑い日が続いております。

日が暮れてからは幾分涼しい風を感じることもございますが、なんだかそう思いたいだけという気もいたしまして、夏の呪縛から抜けるには時間がかかるだろうなと頭を垂れる毎日でございます。

いかがおすごしでしょうか。

伊織でございます。

 

昔ながらの涼のとり方も風流で大変よいのですが、ここ100年で気温がぐっと上がっていることを考えますと、今や風流なだけでは暑さをやり過ごすことはできないのだろうと納得せざるを得ません。

技術の恩恵を受けることに反発したい気持ちはあれど、背に腹はかえられません。空調は絶えず稼働しっぱなしでなければ耐えられるものも耐えられなかったりいたします。

暑さだけではございません。

強い日差しへの対策も大切ですが、これはわたくしなどが口を出す必要などありませんね。お嬢様の方がお詳しいことは百も承知でございますし、わたくしが学ばせていただかなければならないことのひとつでございます。

 

外から体を守るための道具や努力も大切ですが、体の内側から整えることもどうかお忘れのございませんように。

旬のものを口にし、どうかお元気なままで秋を迎えられますように。

再挑戦・究極のマティーニ

敬愛せしお嬢様へ

当家でカクテルを学ばんとする若人たちもありがたきことに代々増えまして、
彼らが新しい発想の良き品々をお嬢様も元にお届けすることも多く、
時任は彼らの背を見守りながら、たまに好きにカクテルを作らせて頂く日々でございます。

余裕が出て参りますと、カクテルという文化への探究心もまた溢れるもので
時折、お外のお屋敷に勉強に伺いましたり、別邸でボトルを並べて研究したりと、そんな機会も増えてまいりました。

その一端として、幾度か挑戦したことがあり、また挑んでみたいと思っておりました「究極のマティーニ」というものを試してみました。

「究極のマティーニ」と呼ぶべき条件が如何なるものかは、バーテンダー個々に異なるとは思います。
極限までドライに仕上げた、チャーチル卿のマティーニを究極と呼ぶ者もおりますし、
製法を問わず、そのステア技術のみで究極と言われる味を目指すものも少なくありません。

その中から今回は、戦後昭和の日本のバーで生まれた「究極のマティーニ」を作ってみることに致しました。

この製法の考案者は、当時のバーテンダー大泉洋さん。
かの名俳優さんと同名ですが残念ながら別人でございます。

まず冷凍庫でジンをボトルごとよく冷やします。
ジンは敢えて最も古典的なオランダのジンを使用いたしました。
合わせるベルモットワインは冷蔵庫でよく冷やし、どちらも数日しっかり冷やしました上で、
ミキシンググラスに注いで氷を入れずに静かに混ぜ合わせます。
(大泉氏は大量生産のため、ボトルに材料を詰めて振っていたそうですが)

混ぜ合わせた液体を再び冷凍庫に入れ、また2日ほど冷やします。
そして2日後に取り出した液体をグラスに注ぎ、頂くという製法です。
単純ですが何とも気の長いレシピでございます。

試飲してみたところ、やはりよく冷やしたジンのとろみと甘味に、ジュニパーベリーの爽快さと、ベルモットの瀟洒な香りが濃厚に混じり合って、実に良いお味でございました。

何かの折に、お嬢様の元へもお届けできたらと思います。
非常にアルコールが強いので、おやすみ前にお飲み頂くのがお勧めではございますが。

 

数日の仕込みが肝でございますが、
お屋敷で仕込んだら皆の試飲と称したつまみ飲みでほぼ無くなりそうでございます。

森林浴

お嬢様、お坊ちゃまご機嫌麗しゅうございます。
冴島でございます。

8月も暑い日が続き大きな台風の日などもございましたがつつがなくお過ごしでございましょうか。

私は先日、大旦那様にいただいた休暇を利用して自然の多くございます場所へリフレッシュに行って参りました。

台風の次の日ということもあり道中多少雨に降られながらも川や山頂に着く頃には止んで日が差すタイミングもあり非常に充実した休暇を過ごすことができました。

道中もその地域で採れた美味しいものなどをいただき冷たい川に足を浸け、雲より高い場所で綺麗な空気を吸う。程よく雨が降り、土と木の香り立つ森ではまさに心身を調律するような、浄化され細かい不調なども治ったような気になる非常に充実した時間を過ごすことができました。

人が少ない夕方の時間を狙い行って参りましたがまだ夏と言うこともあり18時近くまで明るく非常に過ごしやすい気候でございました。

やはり時にはこういう時間も大切でございますね。

まだまだ暑い日は続きますが今月もティーサロンではアイスティーや冷たいデザートなどをご用意してお嬢様、お坊ちゃまをお待ちしておりますのでぜひ涼みにご帰宅くださいませ。

冴島

日誌

ご機嫌麗しゅうございます、お嬢様。

山岡でございます。

夏真っ只中ですが、

お嬢様はいかがお過ごしであられますでしょうか。

あまり自分から発信するのも好ましくないかとは思いますが、

かに座の山岡はその辺りにまた一つ歳を重ねたわけでございまして、

私は人の誕生日を覚えるのが本当に苦手でございまして、

自身にとって大切な人なのに誕生日を覚えていられず祝い損ねる事が余りに多く、

そんな自分が人様から祝われるなんてこんなおこがましいことは無いと思っている所存でございまして、

詰まるところ自身の誕生日も基本的に人様に発信しないのですが、

お忙しい中よく覚えていらっしゃるものだなぁと思いながら、

今年も素敵なプレゼントを下さった先輩が居ましたので、

そちらだけはここに残しておきたく、

この話題をしたためさせて頂いてる次第でございます。

ありがとうございました。

さぁそんな山岡は夏が大好きなわけでございまして、

理由は自分の誕生日があるからというわけではなく、

この照りつける太陽や、

滝のように流れる汗、

夏フェス、

海やプール、

緑などの自然もよいですね、

夏らしい食事も凄く好きです。

今年の夏は中々喉の調子が着いてきてくれませんが、

精神的には勝手に元気にしてくれる季節です。

スパークリングサロンや

小瀧と共にお仕えさせて頂きましたエクストラティーなど、

7月も様々な事を思い出させて頂ける1ヶ月となりまして、

これもお集まり頂けるお嬢様方あってこそでございますから、

本当にありがとうございます。

89月も諸々お届けさせて頂く事が決まっておりますので、

あまりご無理なさらず、ご自身のペースで大丈夫でございますから、

またお元気で素敵な笑顔をお見せに

ティーサロンへ帰ってきてくださいますと

幸いでございます。

残り香

お嬢様、お坊ちゃま。
奥様、旦那様。
ご機嫌麗しゅうございます、才木でございます。

藤堂執事が勇退されました。
皆が各々の思いを書き連ねてはおりますので、
私もと思い立ったのですが、
結局は佐々木の申します通り、
長くなりすぎてしまいますので、
なんて枕詞を使いたくなってしまいます。

語るべき言葉を持たない、
あるいは語るまでもない、
語る必要がない。
というのもまた思い出の本質なのではと思います。

日常の中で空白を感じた時に、
寂しさを感じる部分もこれからあるのかと存じます。
ただ残してくださったものは多く、
まだ私は気づけてはおりません。

ですので今のところは。
お疲れ様でした、これからもよろしくお願いいたします。
とでも申しておきます。

暦の上では残暑のようですが、
暑さはまだ落ち着かないところです。
皆様、ご体調には十分お気をつけて。
ティーサロンでも、
ギフトショップでも。
お戻りを心よりお待ちしております。

才木