灰色

ご機嫌麗しゅうございます、お嬢様。
隈川でございます。

私、個人的に好きな色とは別に無意識に選んでしまう色がございます。

タイトルでネタバレしておりますので勿体ぶらずに申し上げると、灰色です。


肌着、カバン、靴、その他の持ち物。
気がつくと灰色の物が増えております。

恥ずかしながら百合野に指摘されるまで気がつきませんでした。



どっちつかずな性格なのでしょうか。


お嬢様にも無意識に選んでしまうお色などがあるのでしょうか。
叶うならばお嬢様がお気づきになる前に気づいてみとうございますね。


隈川
Filed under: 隈川 — 22:00

にごりえ

花屋さんの店先や、街中で紫陽花が美しく咲いています。新緑の季節
から梅雨へと、季節が変わってまいりました。雨にも負けず、お嬢様
方にはお元気でご活躍のことと存じ上げます。

お天気さえ良ければいつでも上機嫌。そんな単純な嘉島は、雨が苦手
です。この季節はお屋敷のお勤め以外はインドアに徹しようとと、手
に入れたものの未読の本や、観ていないDVDを楽しんでおります。

本日は、今回観たDVDの中でも珍しい映画がありましたので、ご紹介
したいと思います。例によって古い作品です。お許しください。昭和
28年公開の今井正監督作品『にごりえ』です。

この映画は、もうすぐ変わるそうですが、5千円札でお馴染みの明治
の女流作家、樋口一葉の短編小説「十三夜」「大つごもり」「にごり
え」をオムニバス形式で映画化された作品です。

明治期の市井の片隅に生きた女性たちの苦悩と哀しみを切々と描き、
キネマ旬報ベストテン1位、ブルーリボン賞作品賞、毎日映画コンク
ール大賞、監督賞、そして杉村春子さんが助演女優賞を受賞しました。

確かに杉村春子さんの演技は現在観ても色褪せず、色々な映画の杉村
さんを観てまいりましたが、一、二を争う名演技だと思います。貧し
さを生きるということはどういうことなのか、見事に体現しています。

そう、この映画は文学座が製作しました。淡島千景、久我美子、山村
聰のお三方以外はワンシーンの出演に到るまで、文学座の俳優が出演
しています。色々な方の若い姿を観て楽しみました。

そして先日、同じ今井正監督で昭和24年公開の大ヒット作『青い山脈』
でデビューした杉洋子さんの訃報が届きました。合掌。主題歌ととも
に一世を風靡し、昭和に次々とリメイクされた青春映画の傑作です。

当然、嘉島はオリジナルはリアルタイムでは観ていませんが、若い頃
はテレビの深夜映画で、その後にDVDで鑑賞し、面白くて感銘を受け
ました。だんだんと昭和が遠くなっていくように感じます。

Filed under: 嘉島 — 22:00

浅葱のお茶会~ノンカフェイン後編~

ご機嫌麗しゅうございます、お嬢様。

ここ最近、蜂蜜の奥深い世界に魅了されています。蜂蜜専門店にお邪魔させて頂き、喉の殺菌に優れたマヌカハニーや色々なお花の蜂蜜を味見致しました。



美味しゅうございました!

特にライチの花の蜜でしたり、ラ・フランス、イチゴ、クローバー、ラベンダーなど同じ蜂蜜とは思えないようなバリエーションがございました。

お嬢様は紅茶に甘みをつける時、蜂蜜を入れて飲まれることはございませんか?

ティーサロンでは美味しいお砂糖をご用意しておりますが、時に色々な物を入れてみても楽しゅうございますよ。



……しかし、紅茶に蜂蜜を入れた時、少し黒くなって濁ってしまうことはございませんでしょうか?

それは蜂蜜の鉄分が紅茶と反応してしまうからなのです。

綺麗な水色を楽しみたいということでしたら、アカシアの純粋な蜂蜜をお試しくださいませ。

けれども、この反応は悪いことだけではありません。

ミルクを入れてみると、深い亜麻色のミルクティーになるではございませんか!!

午後のひとときに相応しい紅茶をお楽しみいただけますので、是非蜂蜜を入れたアンバーやディンブラなどでミルクティーを作ってみてくださいませ。





そうですね!

お茶会を致しましょう。

後輩を招いて、色々準備して。



星川に美味しい紅茶を淹れてもらいましょう。

そしてお茶請けには櫛形のオススメだと言っていた美味しいコロッケを。

目の前では日比野にマジックを披露してもらって。

羽瀬には歌とダンスを。

鹿野にテーブルウェアをセッティングしてもらって。

洲崎を侍らして。

高垣には優雅に扇子を扇いでもらいましょう。



むふふふ。

先輩って役得でございますね。



浅葱でございます。









ということで、前回に引き続き当家ティーサロンにご用意しているノンカフェイン達とお茶会をしていきましょう。







ルビー



ベリーをふんだんに使って真っ赤な水色が可愛らしいルビーです。茶葉ではなく、ドライフルーツやハーブをブレンドしておりますので、どれだけ抽出してもエグ味などは出てまいりません。通常は4分ほどで蒸らしますが、10分20分と放ったらかしにして、真っ赤にドロドロになったルビーにお砂糖をたっぷり淹れて飲むことも出来ます。





ソフィー



ルビーよりも水色が薄く、綺麗なピンクになる子です。アップルとシナモンをブレンドしておりますので、まるでアップルパイのような香りのハーブティーです。浅葱は4分から5分ほど蒸らして、ティースプーン3杯分のお砂糖をポットにいれてゆっくりと楽しむのが好きです。読書をしながら一杯一杯飲んでいき、最初は甘さが足らないなーと思っても冷めていくにつれてじっくりと舌の上に甘さが残り、物語を彩るようにシナモンの香りが漂ってまいります。





前回ご紹介したシェリー、そして上記のルビーとソフィーはとても相性の良いハーブティーでございまして、フットマン達の大好物である『赤汁』なる甘いアイスティーはこの3種類によって出来ております。



赤汁セパレートティーは見た目も可愛らしくて、甘くて、とっても美味しいです。

ルビー:ソフィー:シェリー→3:2:1ぐらいの比率にするとルビーをベースとしたベリー系の甘味、そしてほんのりとソフィー由来のシナモンとアップルの風味、後味やバランス整えるシェリーのハーモニーを楽しめます。

また、色合いもルビー、ソフィー、シェリーとグラデーションになり、1つのグラスで可愛くなるのが特徴です。飾りにハイビスカスなどのお花を飾ってみると夏に相応しいアイスティーの完成です!





ミーシュカ



白桃ルイボスティーをベースに隈笹とスウィートクローバーをブレンドして、なんだか和菓子のような柔らかい甘みを楽しめるお茶です。

ミーシュカはアイスティーでも美味しく飲めるお茶でございますので、是非夏になりましたら試してくださいませ。





オニキス



麦茶と黒豆茶、そして西洋タンポポの根っこを使って名前の通り真っ黒な水色のハーブティーでございます。味はコーヒー、見た目もコーヒー。なのにノンカフェイン! というびっくりなお茶です。

とても素晴らしいお茶でございますので、浅葱は以前、たこ焼きの具として入れてみたことがございます。

美味しくなると思ったのですが……。

お嬢様、オニキスはたこ焼きに入れてはいけませんよ。

ミルクティーにして甘々にしてくださいませ。

んー、とっても良きお茶でございます。







浅葱
Filed under: 浅葱 — 22:00

白玉クリームぜんざい プリンのせ

ご機嫌麗しゅうございます。
環でございます。


今回フットマンケーキ(?)として、私の好物であるプリンと白玉クリームぜんざいを組み合わせたスイーツをご紹介いたします。



プリンが好きなのはもちろんのこと、それとは違う魅力の白玉クリームぜんざいを組み合わせることによって、もっと美味しくなるのではないかというのが今回ご用意するきっかけでございます。


両方とも有名なスイーツでございますので、組み合わせようと試みたパティシエは今までにもいたのでないかと思われますが、一度も世に出ていないことを考えますとなかなか組み合わせるのが難しい二つなのかと推測されます。



しかし、当家の有能なパティシエの力により、今回その夢が叶いました。


プリンには作る過程で黒蜜をブレンドすることによって和菓子に寄り添ったスイーツが完成いたしました。




決して他では味わえない一品。


プリンが好きな方はもちろん、その新しい可能性を食してみたいという方も是非お召し上がりくださいませ。



それでは。
Filed under: — 10:15

宝塚歌劇月組公演「夢現無双」「クルンテープ天使の都」

お嬢様、暑くなって参りましたが、お元気にお過ごしの事と存じます。藤堂でございます。5月から6月にかけての宝塚「夢現無双」と「クルンテープ」です。
「夢現無双」はご存知かと存じますが、吉川英治原作の時代劇で宮本武蔵がヒーローの物語です。昭和の初めに新聞に連載され、武蔵ブームを巻き起こしました。映画でも当時のトップスターたちが演じました。その後、テレビでも役所広司、北大路欣也、上川隆也、市川海老蔵、、木村拓哉などが演じました。どちらかといえば男性向けの物語ですが、その中に愛情、友情、優しさなど、人として大切なものが込められていますが、宝塚としては少し地味な感じもしますが、今回は一番若いトップの珠城りょうが新女性役トップの美園さくらのお通で盛り上げています。ただ淋しいのは、佐々木小次郎演じる、美弥るりかがこの公演をもって、卒業してゆきます。トップになると期待していた美弥るりかの退団はショックですが、また他の世界で活躍してくれるのを期待しています。
「クルンテープ」はタイの首都バンコクの正式名称だそうです。華やかにタイの伝統的な舞踊「ラバム」からタイの世界に導いてくれます。やがてタイ王国最初の王、チャクリ王の登場(珠城りょう)が主題歌「クルンテープ天使の都」を高らかに歌い上げます。最後なので、美弥るりかの見せ場も多くあり、楽しめます。ショーの方は大変豪華で見応えがあり、あぁ宝塚のショーだと気分最高で見終わることが出来ます。最終日には映画館で同時上映があります。是非ご覧下さいませ。
藤堂でした。
Filed under: 藤堂 — 07:30

新たな仲間

皆様、ご機嫌麗しゅう。
吉川でございます。

ここ5年ほど使用してきた掃除機が、今年に入ってからどうも調子が悪くて困っておりました。
ヘッド部分のブラシが回転し自走する所謂「パワーブラシ」なるものを搭載しているのですが、そのブラシ部分が掃除中に外れてしまうのです。
元々、ブラシを外してメンテナンスする仕組みではあるものの、意図せず外れてしまうのはいただけません。
5月30日(ゴミゼロ)の「掃除機の日」に合わせて、令和初の家電購入に踏み切ることにいたしました。

ということで、昨今の掃除機…いえ、最近はクリーナーと呼ぶことが多いかもしれませんね、クリーナー事情を調べてみました。
元々、家電には興味がありますが、実は普段から詳しいわけではありません。
いざ購入するとなると家電よろしくスイッチが入り、情報を集めて比較し考え抜かないと気が済まない性分なのです。
クリーナーは大別すると3タイプ、「キャニスター型」「スティック型」「ロボット型」。
キャニスター型は従来のものと同様に本体からホースが延びているタイプ、スティック型はコードレスでおなじみのタイプ、ロボット型は平たい自動操縦タイプ。
フローリング・タイルカーペット・ユニット畳・ラグが混在し、尚且つ障害物が多い自室の状況から考えるに、ロボット型は真っ先に候補から除外。
本体をガラガラと引き摺るのが面倒になりつつあったため、キャニスター型も除外。
スティック型から絞り込んでいきます。

しかし、現在のクリーナーの最大勢力であり主戦場はスティック型。
群雄割拠と申しましょうか、種類が多すぎます。
そこに燦然と立ち塞がっているのがスティック型の覇者とでも言うべきダイソンの壁。
吸引力・デザイン性・価格、どれをとっても強すぎます。
ただ、私はどうにもあの電源ボタンのトリガーが好きになれません。
トリガーを引いている間だけ通電するというのは効率的ではあるのでしょうが、指を引きながら掃除するなんて、腱鞘炎を患ったことのある私としては耐え難い苦行です。
トリガーを引くという独特な操作性は銃社会ならではの発想かな…と勘ぐったりもしてしまいます(英企業ですが)。

一強であるダイソンを除外するとなると、選択の幅が広すぎて難易度がグッと上がるような気がしますが、ここで絞り込める要素が「重心が上か下か」という考え方です。
モーターやバッテリーや集塵システムなどのメインパーツが手元にあるか、ヘッド側にあるか、これはもう性能以上に好みでしかないと私は考えています。
沢山の機種を実際に動かして体感できる売り場を探して訪れた結果、私は下重心タイプを選びました。
なにしろ「スタンドが無くても自立する」ということが非常に大きい。
充電スタンド=クリーナー置き場という固定観念を覆し、そこらへんにヒョイっと置いておけるのです。
しかも、充電式クリーナーのバッテリーはスマートフォンと同じリチウムイオン。
継ぎ足し充電云々よりも、充電回数によって劣化していくと考えて良いでしょう。
ちょっと使っては充電してを繰り返すと、バッテリーの劣化が早くなることは必定。
故に、常に充電スタンドに置いておくのはどうなのかという不安が拭い切れません。
使い切ってから充電するためには、自立することが大事なのです。

そうなると必然的に答えが見えてきます。
北欧の雄ことエレクトロラックス。
既にほぼ完成されており、毎年のように新型が出ないというのも安心感があります。
しばしの検討の後、購入。
発送はせず持ち帰ります。
何しろ軽いですから。
早速開封して使ってみると、使い勝手云々より何より、使っていて楽しいこと楽しいこと!
掃除をすることでこんなに胸がときめくなんて!
「やれやれ、仕方ない、掃除するか」ではなく、「掃除したい!」というモチベーションが上がりまくります。
いやはや、これは良い買い物をしました。
この新たな仲間を迎え入れたことで、私の令和の第一歩が始まったと言っても過言ではないでしょう。
Filed under: 吉川 — 22:00

ご機嫌麗しゅうございます。お嬢様、お坊っちゃま。





梅雨でございますね。

雨はお嫌いでございますか?

雨が傘に当たる音、雨が降る前の匂い、私は嫌いではございません。むしろ好きでございます。





ですが、梅雨の時期というのは雨の日が多い為、私にとっては物凄く寂しいものでございます。





せっかく暖かくなって出てきた猫達と戯れることが出来ず、夜の空に星が瞬く事も少なくなり、楽しみが奪われてしまうからでございます…





良い機会だと存じ、雨の日でも室内で出来る事を始めてみようとしたのですが、室内プラネタリウムを観ながら紅茶を頂き、猫との遊び道具を手入れするといういつもと変わらぬ日々…





新しい好きな物を見つけるというのは中々に難しい事でございますね。



私自身の力では難しそうですので、アドバイスを頂きに先輩フットマンの部屋へお邪魔して参ります。

それでは失礼致します。
Filed under: 星川 — 22:00

雨もまた楽し

司馬でございます。
皆様、お健やかにお過ごしでございますか?
庭園の紫陽花も色づきはじめました。
梅雨の季節でございますね。

少々、ジメジメとして愉快とは言いがたい陽気が続くかと存じますが、せめて涼しげなお召し物に袖を通されて、この時節を乗りきって下さいませ。
ただ、朝夕の寒暖の差はまだまだ激しいようでございます。
どうかご用心をお忘れなきよう。



“雨”をテーマにした映画で司馬が思い出すのは、古典ではございますが、「雨に唄えば」でございます。
このミュージカル映画の至宝については、もはや私ごときが良し悪しなど語るのも畏れ多いほどでございます。
殊に、主演のジーン・ケリーが雨の中、激しく水飛沫をあげながら、歓喜のダンスを踊るナンバーなどは、月並みな表現でございますが、映画史に永遠に残る名シーンでございましょう。
まさに文句のつけようのない傑作であり、いつ鑑賞いたしましても心と体に元気が巡って参ります。



お嬢様方におかれましても、雨の日々はさぞ退屈をもてあまされることかと存じますが、お屋敷には屋内運動場もございますし、馬場はスイッチ一つで屋根もせりだして参ります。
どうぞ、雨の日々も楽しくお過ごし下さいませ。
もちろん、シアタールームでのご鑑賞もよろしゅうございます。
ご覧になる作品にお迷いになられたら、どうぞ司馬に一言お声がけ下さいませ。



では、今回はこの辺りで失礼いたします。
Filed under: 司馬 — 22:00

びわ

ずいぶんと日がのびて、朝も夜も明るい時間が増えて参りましたがいかがお過ごしでしょうか?


6月のプチデザートに、この時期の旬の食材でもあるびわが使われております。


香川は幼い頃、父の田舎にあったびわの木から、直接もいで食べていた想い出がございまして、
びわと聞くと当時の記憶がよみがえります。


ただ、びわには楽器の琵琶もございますね。


同じ音ですので気になって調べてみましたら、
どうも語源は楽器の方が先のようでございました。


ビインとはねてバアンとひく。


その音の特徴から琵琶と名付けられ、
さらにその楽器の形が実の形と似ている事からびわとなったようでございます。


果実の方には枇杷という字があてられるようですね。


びわと聞くと、祇園精舎の~といった一節が頭に浮かぶ方もいらっしゃいますでしょうか?


お嬢様はどちらでいらっしゃいますか?
Filed under: 香川 — 22:00

古谷でございます

甘く
爽やか
甘酸っぱくて
そして、すこしだけほろ苦い




(more...)
Filed under: 古谷 — 00:30