あやめ

夏祭りのにぎわう頃、お嬢様いかがお過ごしでしょうか。

乾でございます。

久々に折り紙を折らせていただきました。

今回は涼しげな「あやめ」でございます。

暑い日が続いておりますので指先と頭の運動で少々リフレッシュされては如何でしょう。
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久々のトキメキ

皆様、ご機嫌麗しゅう。
吉川でございます。

いくつになっても新しい家電を買う時というのは、やはりドキドキするものです。
この度、久々に家電を新調する機会がやってまいりました。
パンを焼くだけではなく、グラタンやドリア、焼きカレーなどチーズに焦げ目を付けたい時に重宝していたオーブントースターが、少し臭くなってきてしまったのです。
調理に使いすぎて、食材の匂いが移ってしまったのかもしれません。
残念だと思う反面、「ラッキー!」「買い換えのチャンス!」と思ってしまった自分がおります。
オーブントースターはさほど高価なものでも無いため、修理に出すよりは買い換えたほうが安上がりですしね。
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じめじめと。

じめじめと。しております。
お嬢様、お坊ちゃま、ご機嫌麗しゅうございます。
才木でございます。

近頃は、曇天の合い間から、
天の子が覗くのを、心待ちにしております。
ただ、恥ずかしがりなのか、
出不精なのかは存じませんが、
とんと姿を見せません。

背を伸ばす、朝顔の如く、
光を求めてうんと背を伸ばすものの、
顔を打つのは、雨粒ばかり。
いっそ、ブタでも降れば面白い
と思うのですが、中々そうもいきません。

とはいえ、悪いことばかりではなく。
雨が降れば、
少しばかり涼しさを感じますし、
しとしとと、屋根打つ雨音も、
風情があるような気も致します。
庭に、耳をすませば、ゲロゲロと、
歌声が聞こえてくることもございます。

カエルでございますよ。
ひんやり冷たい身体なのですが、
お嬢様、お坊ちゃま方には、
少々刺激が、強うございますかね?
五月蝿いような、心地よい様な、
無骨な奴らでございますが、
ゲコゲコという、リズムを聞くと、
不思議と楽しくなってまいりますね。

そのような、
自然の音楽に、耳を傾けながら、
活字に浸るというのも、良いものですよ。
現実と非現実の境界線が、
曖昧になっていく中で、
うつろうままに時を過ごすのも、また一興です。

さて。
強かに、自己主張を続けるあやつらに、
敬意を評して、カエルにちなんだお話を、一つご紹介いたしましょう。
(ここまで前フリでございました……)

【「かえるくん、東京を救う」作:村上春樹
(短編集「神の子どもたちはみな踊る」に収録)】

あらすじを長々と説明するのも
無粋ですので、
簡単にご説明しますと、
主人公が、ある日うちに帰ると、
自宅に巨大な蛙がおります。
そいつは、自分のことを
「かえるくんと呼んでくれ」と言う。

私、春樹フリークという訳でもないのですが、氏の作品の何本かは拝読しておりまして、
どちらかと言うとこの作品は、
「世界の終わりとハードボイルドとワンダーランド」などに、近い印象を受けました。

冒頭から中々シュールではありますが、
そんなかえるくんが言うことには、
みみずくんと呼ばれるものがおり、
そいつが東京に地震をおこして、
壊滅させようとしている。
なので、みみずくんを倒して、
東京を救うのだと。

純文学というのは、得てして、
理解が追いつかないものでございます。
(あくまで、私のイメージですが)
ですが、その分からないものを、
分からないものとして、受け入れ、
世界を俯瞰してみると、
あれよあれよという間に、
作者の持つ何某かに、
飲み込まれてしまうこともしばしば。

「私の思う、私の世界の、私の答えはこうなんだ」

というエネルギーが垣間見える瞬間を、
是非楽しんで頂ければ、嬉しゅうございます。

かえるくんは、終始ユーモラスで、可愛らしゅうございますし、
作品としては、さらっとお読み頂けます。
氏の文体も、読み進めて頂くと、愉快で、語感の良さが、癖になる部分が。
更に、もう一度申しますと、かえるくんは大変可愛らしゅうございます。
オススメでございます。
是非ご一読下さいませ。

と読みふけっておりましたら、
いつしか雨音も落ち着いてまいりまして、
夜の静けさが、響いております。
長々とお付き合い頂き、恐縮でございます。
ご感想などは、またティーサロンで、
お聞かせくださいましたら、嬉しゅうございます。

ささ、明日もお出かけも早うございますから、
そろそろ、お休み下さいませ。
楽しい夢をご覧になれますよう、お祈りしております。
願わくば、その夢よりも楽しい明日でありますように。

私はもう少々、
文章の波間にたゆたうことに致します。
夏至も過ぎて、
日の出も早うございますので、
出迎えぬようお気をつけて。

才木

歩く男

ご機嫌麗しゅうございます、お嬢様。
隈川でございます。

お嬢様は芸術品はお好きでしょうか。
私は趣味程度にではございますが芸術品の展示会に足を運ぶことを好んでおります。

忙しさに翻弄され、最近ではなかなか機会を作れておりませんでしたが、今気になっている展示会がございます。

ジャコメッティ展。
スイス出身のフランス彫刻家、アルベルトジャコメッティの展示でございます。

学生時代、友人にジャコメッティの彫刻『歩く男』の写真を見せてもらったときのインパクトを鮮明に覚えております。

余計なものを削ぎ落とし、物事の本質を探す。これは簡単なように聞こえますが通常できることではございません。これは是非実物を拝観したいと以前より思っておりました。

お嬢様、もし宜しけれはジャコメッティ展、ご一緒にいかがでしょうか。

え?
歩く男(フットマン)なら毎日見てる…なるほど、確かに仰る通りで。

隈川

The Horizon

梅雨も終焉を迎え、夏へとアクセルを踏む季節になりました。
近頃めんそーれな気持ちを味わいたくなる能見でございます。
お嬢様、お元気でいらっしゃいますでしょうか。

私が毎年心待ちにしております夏が、今年もやって参りました。
この季節だけは、幼少の頃と変わらぬ感情の波が押し寄せます。
普段とは違う、別世界に迷い込んだようなワクワクする気持ち。
ふとした瞬間に消え行ってしまいそうになる、憂わしい気持ち。

全ての感情を合算して、夏は私に沢山の情緒を運んでくれます。
日本の四季折々の魅力をよくご存知のお嬢様はこう仰るでしょう。
「夏は暑いし、むしむしするし、日焼けもするし、普通に嫌。」
私、想像するだけでとても悲しい気持ちになってしまいました…。

夏のレクリエーションといえば、やはりバカンスが欠かせません。
トロピカルフルーツを存分に使ったカクテルのグラスを傾けながら
水平線に沈みゆく黄昏時の夕陽を、飽きるまでずっと見ていたい。
素敵な夏の思い出を彩る、まるで映画の1シーンでございますね。

さて、お嬢様。ずっとずっと遠くにありそうな水平線の向こう側。
水平線までの距離は、どのくらいかご存知でいらっしゃいますか?
この算計問題を、私からお嬢様への夏休みの宿題と致しましょう。
水平線までの歩き方、この夏にお勉強するのも素敵だと思います。

【 地球の半径は6371 km 】
【 クロトンの哲学者 】

以上の言葉を参考にしていただけますと、よろしいかも知れません。
ちょっぴり大人な至高の、そして思考の夏をお過ごしくださいませ。

能見

ストレッチ

影山でございます。

執事日誌を見てますと

気になる内容のものがございました。

ベターっと開脚出来るストレッチの日誌

タオルを使ったストレッチ方法の日誌

どちらも4週間位で180度開脚出来る様になるそうですね。

んん

言えない

わたくしが既にそのストレッチを

毎日行い既に2ヵ月以上経っていることを!

そしてその結果を‼

………

いや

きっとわたくしの身体は特殊でうまくいかなかっただけでありましょう

それはそれで切ないですが

佐々木でございます

夏!!

の前に、梅雨でございます。

あいにくの天気が続いてございますね…

足元が悪くなってございますので…

お嬢様。お坊っちゃま。

お出掛け、ご帰宅の際は、足元には、お気をつけくださいませ。

と思っておりましたら、明けました!!

夏は

花火!!バーベキュー‼︎海!!キャンプ!!ビアガーデン!!
様々なeventが、ございますね〜〜

お楽しみくださいませ。

佐々木でございました。