「ところで、例の件どうだった?」
私は屋敷の廊下を歩いている途中、横からふいに声をかけられ、
ぴたりと足を止めた。
SWALLOWTAIL
こんにちは。大河内です。
以前日記にも書いたのですが、我らがマイスター湯島は紅茶のみならず、お酒にも非常に詳しい男です。
私もお酒は大好きですが、どうにもマニア気質が足りないようで、美味しいと思う物をただただ飲むだけで終わってしまっています。
とはいえ・・・やはり知識を持って飲むと、さらにおいしくなる、ということもあります。
そこで! 最近はマイスターと二人で話す機会があるたびにお酒の話しをしてもらうようにようにしております。
カクテルが一番詳しいようですが、もう、なんでも知っておりますね!
味わい方から科学的な話まで、非常に為になります。
そんな中で、私が興味をもったのがウィスキー。
早速バーに行って、何種類か飲んでみました。
もともとビール党だったこともあり自然に飲めましたし、なにより美味しい!!
産地や製法ごとに味、香り、などが大きく違うところが紅茶にも似ていて楽しいですね。
しばらくは色々と飲んでみようと思います。
また気に入ったものが見つかりましたら報告いたします。
・・・・・・それにしても・・・・・おやじ臭いですね。
皆さま、お健やかでいらっしゃいますか?
朝夕、すっかり冷え込む日々が続いております。もう、冬が手を伸ばせば届きそうなほど近づいてまいりました。
本日、寒さに耐えかねて、初めて自室の暖炉に火を入れました。ホット・ココアを飲みながら、この日誌を綴っております。
お嬢様、お坊ちゃま、「秋の夜長~」とは申しますが、
夜更かしはなさっていませんか?
私は最近、椎名執事から茶葉の新たな参考書をいただき、
床につく前に、ついつい資料整理等をしてしまいます。
そんな、普段よりも遅い時間に起きていますと…
どこからともなく物音が…