櫛方といっしょ

10月の魑魅魍魎がいなくなり、街には安寧と少しの寂しさ、そして残されたもの。



11月にはまず紅茶の記念日から始まり、第3木曜日には新酒のお祭りがあります。

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Filed under: 浅葱 — 22:00

Swallowtail of the DEAD

ゾンビが蔓延しましたら、まずは身の安全を確保してくださいませ。

生き残るコツを教えましょう。

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Filed under: 浅葱 — 22:20

ヘルティーなるものを考えました

健康というものは永遠のテーマです。



毎日の食生活、睡眠、運動。

それらをバランス良く続けることが大切。



とはいえ、忙しいとついつい食事を抜いてしまったり。夜更かしをしてしまったり。ごろごろ、ぐーたら、惰眠をむさぼり、三年寝太郎になっていたり。



夏休みは、なにかと不健康になりがちだったのではないでしょうか?



お嬢様、夏バテにはお気をつけくださいませ。もうそろそろ秋ですが。



浅葱、ですか?

それはもう夏バテの真っ最中にございます。

もうそろそろ秋ですが。









今回ですが、そんな夏バテを吹き飛ばすような栄養満点の紅茶をご紹介致しましょう。





ずばり『ヘルティー』にございます!!





……ご存知ありませんか?

それもそのはずです。

浅葱が作った言葉ですから!!



ヘルティーとは、お野菜をふんだんに使ってビタミンやミネラルを補給できるヘルシーな紅茶のこと。



特に今回はトマト、きゅうり、ナスという夏野菜を使ってヘルティーを作ってみました!



『トマトヘルティー』

材料

・アッサム(パンダーバー)…5g

・お砂糖…小さじ3杯程度

・トマトジュース…50cc

・トマト…1個








『きゅうりヘルティー』

材料

・ヌワラエリア(ラピュータ)…5g

・きゅうり…1本

・蜂蜜…15cc








『なすヘルティー』

・ディンブラ(ランカー)…7g

・お砂糖…小さじ2杯

・ナス…1

・醤油…数滴








元気いっぱい! 浅葱にございます!!

美味しいかはさておき、飲めるようになるまで調整することは出来ました!

興味がありましたら、ぜひお試しくださいませ。浅葱は一切の責任を負い兼ねます。



ですが、やっぱり楽しいですね!

新しいことに挑戦するという夏の思い出。



お嬢様、この夏は如何にお過ごしなさったのでしょうか?

ティーサロンにてお聞かせくださいませ。





後日談ですが、浅葱が使用人達に変な紅茶を配り歩いていたとかで、こってりと怒られてしまいました。



やー、さいなんでした。

……まずくはないんですけれど。





浅葱
Filed under: 浅葱 — 22:00

新しい組み合わせ

お嬢様、チョコミントはお好きでございますか?



チョコの甘さとミントの清涼感のハーモニーが心地良くお召し上がり頂ける素晴らしい組み合わせにございますが、中には歯磨き粉を食べているようだと苦い顔をされている方も多くいらっしゃいますね。



浅葱はチョコミント、大好きです。



ここ数年でチョコミントは市民権を得て、現在に至っては庶民のブディックにございますコンビニエンスストアにおいてチョコミントコーナーなるものが台頭している始末。

冬場であってもチョコミントアイスが置かれ、タピオカチョコミントミルクティーやチョコミントパンケーキ、T2シャーベットにフットマンアイスなど、枚挙に暇がございません。



浅葱はチョコミントが大好きなのですけれど、世の中の流れというものに身をまかせることがどうも性に合わないもので、新しいブームメントを作りたくここ最近は思案しておりました。

あーでもない、こーでもない。そんな風に捻り出した組み合わせを本日はご紹介したく存じます!





「ラベンダーバニラ」



チョコミントのチョコ+ミントのように、お菓子+ハーブを組み合わせることにより、今までにないハーモニーを生み出せるのではないかという試みの下、捻り出したラベンダーバニラにございます。



ラベンダー? 食べられる?

なんて、意見をよくお聞きします。



たしかにラベンダーは香りが強く、ホテルの枕の側に香り袋で置かれていたり芳香剤のイメージが強いのですが、以前お屋敷にありましたエルグレコ(緑茶+紅茶+ラベンダーなどのハーブ)というブレンドティーでございましたり、古谷の考案しましたラベンダーフィナンシェなど、食用や飲用にも用いられているハーブでございます。



何はともあれ、冒険あるのみでございます!

今回はハニー&バニラフレーバーのアテナを使いまして、ラベンダーをブレンドしたアイスロイヤルミルクティーを作りました!



・アテナ…10g

・ラベンダー…0.5g

・牛乳…50cc程度

・お砂糖…大さじ2杯程度













「ローズキャラメル」



ラベンダーの香りよりは主張せず、けれども華やかにお召し上がり頂けるもの……という発想から生まれた薔薇とキャラメルの組み合わせにございます!

こっくりとしたキャラメルの甘み、そして後から鼻腔に広がる薔薇の華やかな香り。最近の浅葱イチオシになりました。

けれども課題も生まれてしまいました。

薔薇とキャラメルの味に高低差のようなズレが生じてしまうことがあるということです。特にミルクティーなど、それは顕著に現れて参ります。

この問題を解消するには、緩衝材となる物をエッセンス程度に取り入れると良いのではないかと試作した結果、苺が良かったのです。

薔薇とキャラメルと苺、この組み合わせでお作りするアイスロイヤルミルクティーでございます。



・キャラメルフレーバーの紅茶(ヘスティア)…5g

・薔薇のフレーバーの紅茶(アルテミス)…5g

・苺フレーバーの紅茶(フリグに使っている茶葉)…2g

・牛乳…50cc程度

・お砂糖…大さじ1杯半程度







「ライムチャイ」



これは古谷のカクテル作りを手伝っていた時に思いついたものです。ひたすらにライムを切っておりました浅葱は、貪欲に新たな組み合わせを考えておりましたので、古谷に「ライムと合うものはありますか?」と質問しておりました。すると「ハニーやジンジャーなどと相性が良いよ」と教えてくださり、ハニージンジャー……メドゥ・アダラクじゃないか!と思い立ち、するとチャイのようにお召し上がり頂ける紅茶に合うのならば、本物のチャイにもきっと合うはず!だと確信したのです。そのことを話すと、古谷も頷いてくれました。「ライムはスパイスと相性がいいからね」と。なるほど、コーラにライムが合うのもスパイスの女王カルダモンの香りに近いからと言えなくもないでしょう。

ここは浅葱オリジナルのシナモンたっぷりチャイにライムを組み合わせてみましょう!もちろんアイスロイヤルミルクティーにして!!



・シナモン

・カルダモン

・ジンジャー

・ライム

・牛乳…50cc程度

・お砂糖…大さじ2杯程度















ラベンダーバニラ、ローズキャラメル、ライムチャイ。

この素晴らしい組み合わせを世に発表出来て、浅葱は満足致しました。



暑い日が続きます。夏でございますね。

やっぱり、この季節になるとチョコミントが欲しくなってしまいます。



美味しいチョコミントアイスロイヤルミルクティーも、浅葱がお作り致しましょう。



お嬢様、チョコミントが欲しくなったらご用命下さいませ。



浅葱がきっと、あの夏に食べた至高のチョコミントの味を再現してみせましょう。





浅葱
Filed under: 浅葱 — 23:00

たった一つの願い事

見せてあげよう、輝く世界

お嬢様、自由の花をほら

目を見開いてこの広い世界を

魔法の絨毯に身を任せ〜♪



先月、実写版のアラジンを観て以来、ふとした瞬間に口ずさんでしまいます。個人的にはジニーの曲、フレンド・ライク・ミーがお気に入りです。



幼い頃から魔法のランプを手に入れたら何をお願いするか、という究極の質問を真剣に考えておりました。

お嬢様はどんなお願い事をなさいますか?





私は願い事を100個叶えてくれるようにしてください! です。





……え? それはずっこいからダメ、ですか?

だって叶えて欲しいことがたくさんあるんですもん!





例えば、

「時間を操れるようになりたい」「不老不死」「空を飛びたい」「身長190センチ欲しい」「歌が上手くなりたい」「ファーストフットマンになりたい」「ソムリエになりたい」「美味しい日本酒を飲みたい」「視力が良くなって欲しい」「文章が上手く書けるようになりたい」「絵が上手くなりたい」「字を綺麗に書きたい」「ピアノを弾けるようになりたい」「燕尾服が似合うようになりたい」「先輩に可愛がられたい」「後輩に慕われたい」「紅茶を美味しく淹れられるようになりたい」「マッチョになりたい」「ダンスが踊れるようになりたい」「ユーモアが欲しい」「美しいお給仕がしたい」「滑舌が良くなりたい」「たくさん小説を読みたい」「たくさん映画を観たい」「たくさん寄席に行きたい」「茶道を習いたい」「もっと着物の着付けが上手くなりたい」「美しい風景を見て、一句詠んでみたい」「日本一周の旅をしたい」「畑が欲しい」「猫アレルギーに怯えることなくモフモフしたい」「日本スピッツをモフモフしたい」「ひよこを両手一杯に乗せてフワフワしたい」「水族館に行きたい」「プラネタリウムに行きたい」「かき氷を食べてもキーンとしなくなりますように」「冷たいものを食べても歯が沁みませんように」「暑い夏を耐えられるようになりたい」「寒い冬を耐えられるようになりたい」「春に舞う花粉が消えてしまえばいいのに」「一年中秋だと嬉しい」「オムライスとナポリタンとハンバーグとカレーが食べたい」「温泉に行きたい」「ゾンビ映画をたくさん観たい」「ゾンビに追いかけられたい」「ゾンビに囲まれたい」「ゾンビに噛まれたい」「ゾンビになりたい」「もしくはゾンビを作るマッドサイエンティストになりたい」「いっぱい寝たい」「癒されたい」「お腹を抱えて笑いたい」「美味しいお茶をたっぷり飲みたい」「美味しいワインが飲みたい」「しっかりとした飲み口でフルボディの美味しい赤ワインを見つけたい」「イタリアに旅行したい」「海外に行きたい」「紅茶風呂に入ってみたい」「八幡のような偉大な人物になりたい」

「桐島のような力持ちになりたい」「黒崎のような素晴らしい努力家になりたい」「胡桃沢のような美しい使用人になりたい」「緑川のような美しい頭の形になりたい」「平山のような自由さが欲しい」「佐々木のような漢になりたい」「才木のようなペンギンになりたい」「園田のような一生懸命さがほしい」「大河内のような人間になりたい」「水瀬のようなリーダーシップが欲しい」「能見の持っていたサファイアが欲しい」「的場の大きな声を見習っていきたい」「百合野のように髪をクルクルしたい」「環のように好かれたい」「隈川のようなギャグセンスが欲しい」「椎名のように猫を愛したい」「香川のようにツモりたい」「伊織のような腰遣いをしたい」「影山のティーインストラクターバッチが欲しい」「古谷のようにカクテルをふるふるやしたい」「時任のように長い髪になりたい」「やっぱり金澤のようなツヤツヤの長い髪になりたい」「瑞沢のようにお嬢様を褒めたり、叱ったり出来るようになりたい」「藤堂のように愛されたい」「嘉島のように愛らしくなりたい」「司馬のように博識でありたい」「乾のようなナイスミドルになりたい」「吉川のようなロマンスグレーになりたい」「金藤のようなグルメになりたい」「周防のように頭が良くなりたい」「諏訪野のように唐辛子を齧りながら遊戯に興じたい」「櫛方みたいな変な奴になりたい」「日比野みたいに玉のりしてみたい」「鹿野みたいに黙々と仕事をこなせるようになりたい」「洲崎みたいにワイン好きと認識されたい」「羽瀬みたいに羽を広げてみたい」「高垣のような柔らかさを持ちたい」「御茶ノ水みたいに色々なところで活躍してみたい」「滝ノ川のように真摯に紅茶係をしてみたい」「星川みたいに紅茶の腕をどんどん磨きたい」





これで、99個の願い事が浮かびました。





けれども。

これらをランプに願うことはありません。自分の力ではなく、ただ叶えてもらったとして……それをお嬢様に誇れませんから。





結局、私は何を願いたいのでしょうか?





それを考えると自ずと一つの願い事が浮かんだのです。







『どうか末永くお嬢様にお仕え出来ますように』







なむなむ。

魔法のランプ、或いは星空に。





今は七月。





ちょうど良いタイミングです。

短冊にでも書いておきましょう。





浅葱
Filed under: 浅葱 — 22:00

浅葱のお茶会~ノンカフェイン後編~

ご機嫌麗しゅうございます、お嬢様。

ここ最近、蜂蜜の奥深い世界に魅了されています。蜂蜜専門店にお邪魔させて頂き、喉の殺菌に優れたマヌカハニーや色々なお花の蜂蜜を味見致しました。



美味しゅうございました!

特にライチの花の蜜でしたり、ラ・フランス、イチゴ、クローバー、ラベンダーなど同じ蜂蜜とは思えないようなバリエーションがございました。

お嬢様は紅茶に甘みをつける時、蜂蜜を入れて飲まれることはございませんか?

ティーサロンでは美味しいお砂糖をご用意しておりますが、時に色々な物を入れてみても楽しゅうございますよ。



……しかし、紅茶に蜂蜜を入れた時、少し黒くなって濁ってしまうことはございませんでしょうか?

それは蜂蜜の鉄分が紅茶と反応してしまうからなのです。

綺麗な水色を楽しみたいということでしたら、アカシアの純粋な蜂蜜をお試しくださいませ。

けれども、この反応は悪いことだけではありません。

ミルクを入れてみると、深い亜麻色のミルクティーになるではございませんか!!

午後のひとときに相応しい紅茶をお楽しみいただけますので、是非蜂蜜を入れたアンバーやディンブラなどでミルクティーを作ってみてくださいませ。





そうですね!

お茶会を致しましょう。

後輩を招いて、色々準備して。



星川に美味しい紅茶を淹れてもらいましょう。

そしてお茶請けには櫛形のオススメだと言っていた美味しいコロッケを。

目の前では日比野にマジックを披露してもらって。

羽瀬には歌とダンスを。

鹿野にテーブルウェアをセッティングしてもらって。

洲崎を侍らして。

高垣には優雅に扇子を扇いでもらいましょう。



むふふふ。

先輩って役得でございますね。



浅葱でございます。









ということで、前回に引き続き当家ティーサロンにご用意しているノンカフェイン達とお茶会をしていきましょう。







ルビー



ベリーをふんだんに使って真っ赤な水色が可愛らしいルビーです。茶葉ではなく、ドライフルーツやハーブをブレンドしておりますので、どれだけ抽出してもエグ味などは出てまいりません。通常は4分ほどで蒸らしますが、10分20分と放ったらかしにして、真っ赤にドロドロになったルビーにお砂糖をたっぷり淹れて飲むことも出来ます。





ソフィー



ルビーよりも水色が薄く、綺麗なピンクになる子です。アップルとシナモンをブレンドしておりますので、まるでアップルパイのような香りのハーブティーです。浅葱は4分から5分ほど蒸らして、ティースプーン3杯分のお砂糖をポットにいれてゆっくりと楽しむのが好きです。読書をしながら一杯一杯飲んでいき、最初は甘さが足らないなーと思っても冷めていくにつれてじっくりと舌の上に甘さが残り、物語を彩るようにシナモンの香りが漂ってまいります。





前回ご紹介したシェリー、そして上記のルビーとソフィーはとても相性の良いハーブティーでございまして、フットマン達の大好物である『赤汁』なる甘いアイスティーはこの3種類によって出来ております。



赤汁セパレートティーは見た目も可愛らしくて、甘くて、とっても美味しいです。

ルビー:ソフィー:シェリー→3:2:1ぐらいの比率にするとルビーをベースとしたベリー系の甘味、そしてほんのりとソフィー由来のシナモンとアップルの風味、後味やバランス整えるシェリーのハーモニーを楽しめます。

また、色合いもルビー、ソフィー、シェリーとグラデーションになり、1つのグラスで可愛くなるのが特徴です。飾りにハイビスカスなどのお花を飾ってみると夏に相応しいアイスティーの完成です!





ミーシュカ



白桃ルイボスティーをベースに隈笹とスウィートクローバーをブレンドして、なんだか和菓子のような柔らかい甘みを楽しめるお茶です。

ミーシュカはアイスティーでも美味しく飲めるお茶でございますので、是非夏になりましたら試してくださいませ。





オニキス



麦茶と黒豆茶、そして西洋タンポポの根っこを使って名前の通り真っ黒な水色のハーブティーでございます。味はコーヒー、見た目もコーヒー。なのにノンカフェイン! というびっくりなお茶です。

とても素晴らしいお茶でございますので、浅葱は以前、たこ焼きの具として入れてみたことがございます。

美味しくなると思ったのですが……。

お嬢様、オニキスはたこ焼きに入れてはいけませんよ。

ミルクティーにして甘々にしてくださいませ。

んー、とっても良きお茶でございます。







浅葱
Filed under: 浅葱 — 22:00

浅葱のお茶会~ノンカフェイン前編~

お嬢様、メアリーをご存知でございますか?



当家の臆病な乳牛のことではありません。

壁に耳あり障子にメアリー、でもございません。



以前、ティーサロンにありましたノンカフェインハーブティーでございます。



ルイボスにラズベリーリーフをブレンドしたメアリーは、とっても繊細な子でございました。ラズベリーリーフのフワフワ、そしてルイボスのつぶつぶが良い比率で8グラム。丁度良きバランスを計るのが、とっても難しい子でございました。

ルイボス本来のちょっとクセのある香り、ラズベリーリーフの優しさ、うまく調和すると繊細な香りを楽しめる、素晴らしいお茶でした。



実は私、浅葱はメアリーがとっても大好きでございました。初めてティーサロンで紅茶係を仰せつかった日のオススメは、このメアリーだったのです。





そもそも紅茶係のオススメというのは、紅茶係にとって唯一お嬢様に対してメッセージを送れる手段の一つであり、こだわってオススメすることが多いように見受けられます。



2月の節分の日、隈川が豆科のルイボスを使っているからといって、白桃ルイボスを使ったミーシュカをオススメしたこと。……まあ自分のブレンドティーではございますが。



浅葱も去年の開館記念日に紅茶係を仰せつかり、やはり伝統的なお屋敷らしいブレンドティーとしてバタフライクラシックをオススメしたこと。……まあ好きな紅茶ということもありますが。



その日に紅茶係がオススメにしている理由を聞くのも、楽しいかもしれませんね。





閑話休題。





お屋敷には色々なノンカフェインハーブティーをご用意しております。

今回! そして次回と!

この子達とお茶会をしていきましょう。







オードリー



マルベリーリーフ、ローズヒップ、フェンネル、ローズマリーをブレンドしたノンカフェインティーです。

ベースとなるのは、ほうじ茶のような香りと評されるマルベリーリーフ。浅葱はほうじ茶のエッセンスより藁などの香ばしいニュアンスを感じるのですが、ふと和室に敷き詰められた畳を思い出しませんか?

和のテイストを盛り込んだお食事に合いやすく、痩身効果や美容にも良い効能がございます。水瀬がオードリーダイエットをしていたのが記憶に新しいですね。



一方でアレンジが難しい子だと思います。そのまま召し上がっていただくだけでも十全な気が致しますが、それでは少し寂しい……。

んー、そうですねー。

では、フレンチトーストでも作りましょう!



『オードリーフレンチトースト』

・フランスパン

・卵

・牛乳

・砂糖

・オードリー



1、オードリーを濃いめに抽出します。通常は1ポッドあたり茶葉7グラム程度を4分で抽出致しますが、茶葉10グラム以上で10分ほど放置してから抽出してください。



2、卵の卵黄を取り出して、牛乳と砂糖を加えて混ぜます。そこに1の濃いオードリーを適量加えていただきまして、さらに混ぜます。



3、2を冷蔵庫に1日放置して、パンに染みさせます。濃いオードリーにお砂糖をたっぷり入れてオードリーシロップを作っても楽しいでしょう。



4、放置していたパンをフライパンで焼きます。表面が軽い焦げ目がつく程度がよいでしょう。あとはお好みでお召し上がりください!



同じレシピで色々な茶葉でも作れるのですが、ほうじ茶で作った方が美味しいことは内緒です。







シェリー



レモングラス、レモンバーベナ、レモンピールの清涼感ある香りをベースにして、カモミールやバラの花、ローズヒップをブレンドした、スッキリとしたハーブティーでございます。



暑くなっていくこの時期にぴったりなお茶でございます。浅葱は甘みをつけたアイスティーが特に好きなのです。



よく茶葉入りにして飲むことをオススメしている子でもあります。シェリーなどのハーブティーはさわやかな薄味であることが多ございますし、時間の経過と共に深くなっていくお味をお楽しみいただくのも1つの選択肢として良いでしょう。



ただ、浅葱はあまり茶葉入りが好きではないので、シェリーでございましたら5グラム〜6グラム程度を4分抽出で香り豊かに楽しみとうございます。お茶というのは好みというものがありますから、ご自身の最適解を見つけるというのも楽しゅうございますね。









エリン



完熟パインとドライアップル、オレンジピールの甘み、アップルミントの清涼感をブレンドしまして、バラとエルダーフラワーの優しい香りをお楽しみいただけます。



エリンのアイスティーなどは清涼感だけではなく、優しい甘みのある香りと優雅なひと時を演出する味わいがあります。暑い日、少し涼みながらお昼過ぎのアフタヌーンティーを楽しまれる時など、エリンのアイスティーはぴったりではないかと存じます。





最後にこのエリン、そして上記のオードリー、シェリーを使ってセパレートティーを作ってみましょう!



一番甘みに合うシェリーの比重を重くして、その上に少し甘みをつけたエリン、そしてオードリーをそのままアイスティーにしまして……。



んー。



色がほとんど一緒ですね。薄い黄色。

味は……まあまあ、ですかね。

全体的にオードリーがいらない気がします。

やはりオードリーは単体が一番。

しかしシェリーには潜在能力を感じました!

次回、もっと美味しいセパレートを作りましょう!!



浅葱
Filed under: 浅葱 — 22:00

浅葱のお茶会~お出掛け編~

温かくなると日向ぼっこがしたくなります。

縁側で緑茶とおせんべいを用意して、ゆっくりと過ごせるなんて、とっても贅沢なことです。自室に縁側はありませんが、ベランダに接したガラス戸を開けて、座布団を用意しました。

最近、新しく買いました急須の出番です。
ところで庶民の生活において、急須の注ぎ口に透明なカバーを付けっぱなしにしている方が多くいらっしゃるのですが、あれは梱包する際に注ぎ口が折れないようにする為の緩衝材らしいです。むしろ付けっぱなしにすると、そこに雑菌が繁殖してよろしくないとか。

閑話休題。

そうそう、お茶請けのおせんべいは……今日はえびせんにしましょう。丁度桜えびを使ったものをこの間頂いたのです。

ぱりぱりぱり、ぐびぐび。

はぁ、なんて幸せなんでしょう。
大きなあくびをひとつして、浅葱はぼんやりと庭を眺めておりました。


『睡眠というのは、猫のようなものだ。試験の前など呼んでいない時にやってきて、目が覚めた時に呆然とする。待っているといつまでも来てくれなくて、いらいらと心を焦がす』恩田陸・夜のピクニック


ふと思い出した、浅葱の好きな文章です。
お休みを頂き、色々やりたいことがたくさんあるはずなのですが、そんな時に限って眠気が襲ってまいります。

どうしたものかと考えておりますと、

???「にゃーん」
浅葱「な、なんと!」

愛らしい瞳、ピンと伸びたおひげ、柔らかそうな毛並み、ゆっくりと動くしっぽ!
間違いなくあれは……

浅葱「猫ちゃんでございます!!」

一気に目が覚めました。

猫ちゃん「にゃーん?」
浅葱「おいでおいで」

手を招いて膝を空けてやりますが、猫ちゃんは首を傾げております。

浅葱「はっ! 我を忘れておりました!」

重大な問題がありました。
浅葱は、猫アレルギーでございます。
時々誘惑に負けて猫ちゃんをもふもふしたくなってしまうのですが、触れれば最後、浅葱の顔がもふもふになってしまうのでした。

浅葱「くぅ……ここは我慢するのです。浅葱は我慢出来る良い子なのです」
猫ちゃん「にゃんっ」
浅葱「にゃ、にゃんと!」

我慢すると決めた矢先、猫ちゃんが浅葱の膝下にやってまいりました。
嗚呼、もう我慢できません!

浅葱「南無三っ!」
猫ちゃん「にゃっ!」

ざくっ!
引っ掻かれました。
浅葱でございます。

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Filed under: 浅葱 — 13:00

浅葱のお茶会~オリジナル編~

最近、涙脆くなってしまいました。
原因は判っております。全部私のせい。
薬に頼ってしまうのはいけない事と知りつつ。また、手が伸びてしまいます。
嗚呼、お許しくださいませ。
意志の弱い私をお許しください、お嬢様。
悪魔が迫り来るのです。
そして私を虐める彼奴に慈悲はなく、
あるのは一方的な苛虐。
血も涙もありません。
血は出ませんが、涙は出ます。


……花粉症です。


黄色悪魔が襲来しております!
はっくしょん!! ちくしょうめ!!
浅葱でございます。

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Filed under: 浅葱 — 16:00

執事達の休日2.5

少し前の出来事です。

ここは使用人寮、杉村の自室。
休日に五人の使用人が集まって、楽しくわいわいとスコーンを作り終えた後のことです。
杉村の自室ではオコタを中心に使用人達が集まって、反省会をしておりました。
黒崎、八幡、浅葱の三人がオコタに入って歓談をしております。部屋の主である杉村は、少し離れてキッチンにおりました。トントントン、とリズミカルな音が聞こえたり、グツグツと煮える音が聞こえてきて、部屋にはなんだか良い香りが漂っております。

浅葱「それにしても酷い目に遭いました。まあ、楽しかったですけど」
黒崎「八幡と杉村は許さない」
八幡「何かしましたっけ?」
黒崎「忘れないからな!」
浅葱「まあまあ、美味しいスコーンも出来ましたから前回より良かったんじゃないですか。それに口直しとして杉村さんが美味しい料理を振舞ってくれるじゃないですか。……ねぇ杉村さーん」
杉村「そろそろ出来るよー。浅葱、運ぶの手伝って!」
浅葱「はーい!」
トタトタ、と浅葱は駆けていきます。
八幡「たこ焼きに続いてスコーンと作ってきましたけど、次回は何を作りましょうか」
黒崎「八幡は全然懲りてないなあ。私はもう作りたくないよ。……ちなみに、八幡が次に作りたいものはあるの?」
八幡「たくさんありますよ。まずはお好み焼き編でしょう。後はパンケーキ編。そしてパスタ編とかもいいんじゃないですか」
黒崎「……どうせまたミンティア入れたりにんにく入れたりするんじゃないの?」
八幡「そんなことないですよ、黒崎くん」
黒崎「絶対そうじゃん!」
そんな二人の下へ料理を運んできた杉村と浅葱は、テーブルの上に次々と美味しそうなものを載せていきます。
杉村「お待たせ! 桐島さんのリクエストしてたハンバーガー、黒ちゃんのリクエストのお好み焼き。それから浅葱が駄々をこねたからナポリタンも作っておいてあげたよ。唐辛子とニンニクが大量にあったからアラビアータやペペロンチーノも作ってみたんだ。お酒のつまみとしてアヒージョも」
黒崎「す、すごい量ですね」
浅葱「ナポリタン~♪ ナポリタン~♪」
八幡「では早速頂きましょうか」
杉村「あれ? お腹が空いたって騒いでいた人がおりませんね」
黒崎「桐島さん? そういえばいないですね」
浅葱「そんなことよりナポリタンですよ!」
八幡「桐島さんには美味しかったと伝えときますから食べましょう」
杉村「そうですね、冷めちゃいますし」

四人「いっただきまー……」


バンッ! と、勢いよく扉が開く音がしました。

桐島「ちょっと待ちなさい!」
黒崎「き、桐島さん?」
桐島「違うわ! 桐島お嬢様とお呼びなさい!」
杉村「桐島、お嬢様?」
八幡「桐島さん、ついに気が触れたのですか?」
桐島「ノー!! アタクシは気づいたのです! お嬢様に気に入っていただけるような物を作るには、誰かがお嬢様役になるのが一番だってね! この五人で一番お嬢様なのはだ~れだと思う? ……アタクシだよ!!」
浅葱「た、確かに! 桐島さんから溢れ出るお嬢様のオーラ、高貴な出で立ち、ダイナミックボディ。ここにいるのは桐島さんではありません! 桐島お嬢様です!」
杉村「え、何これ……何か始まったけど」
黒崎「また訳のわからぬことを。八幡、ちょっとあの大きなお嬢様もどきを黙らせてくれませんか」
八幡「桐島さん......いえ、桐島お嬢様!それで私達は何をすれば良いのでしょう!」
杉村「八幡まで?!」
黒崎「駄目だ、この人達」

杉村「で?何をしてほしいの桐島さん」
桐島「お嬢様!(指 ポキポキ)」
杉村「っ....…お嬢、様。(まだ死にたくない)」
桐島「今回はみんなにアタクシの気にいる『キッシュ』を考えてもらうわ!題して、執事たちの休日2.5弾!キッシュパーティ~!! いぇーい!」
浅葱「いぇーい!」
八幡「キッシュですか、面白そうですね」
黒崎「そんな急に言われても……」
浅葱「はい! はいはいはい!」
桐島「はい、じゃあ最初は浅葱ね!」
浅葱「こほんっ……それでは桐島お嬢様。本日は私、浅葱が考案したキッシュをお持ち致しました」
桐島「用意がいいわね、浅葱。恐ろしい子!」
杉村「ノリノリですね……」
浅葱「こちら『浅葱』風キッシュでございます」
桐島「自分の名前を付けたのね。それで何が入ってるの?」
浅葱「文字通りアサリとネギを入れまして、そして浅葱色にする為にチョコミントをーー」
桐島「うん、却下よ!」
浅葱「そ、そんなぁ」
八幡「当たり前ですね」
桐島「次は誰かしら!」
杉村「では私、杉村が桐島お嬢様にキッシュをお持ち致しました」
黒崎「杉ちゃんも意外とノリノリだ……」
杉村「こちら『八幡』風キッシュでございます」
桐島「き、危険な予感しかしないわ」
八幡「美味しそうですね」
桐島「何が入ってるのかしら?」
杉村「黒ごまときな粉、そしてサクランボ」
桐島「ほう、和テイストでなかなか……」
杉村「そしてミンティアとニンニクでございます」
桐島「とんでもなかったわ! ダメよ、ダメダメ! 次は黒崎! 真面目な貴方なら美味しいキッシュを作れるでしょう」
黒崎「まあ真面目ではありますけど、なんか釈然としないのはなぜでしょう。まあいいです……こちら『日本』風キッシュでございます」
桐島「日本風? 和風なのかしら」
黒崎「左様でございます。日本人の魂でございますお米を使ったキッシュでございまして、炊きたてのご飯をギッシリとキッシュに詰め込んで焼き上げたものでございます」
桐島「んー確かに今までにない発想だけど」
八幡「味付けは?」
桐島「そうね味付けは大事」
黒崎「勿論、白米の美味しさを味わう為に……塩のみを使います!」
杉村「塩、だけ?」
黒崎「塩と米! それこそが究極であり、至高でございます!! 充分ではございませんかっ!」
浅葱「確かに美味しそうですけれど……」
桐島「残念だけれど却下よ。桐島お嬢様が満足するキッシュとしては物足りないわ」
黒崎「くそう! 梅干しをつけていればよかったのか!」
杉村「そういうことではないと思いますが」
桐島「嗚呼、なんということかしら。この桐島お嬢様を満足させるキッシュはないということなの!」
八幡「お待ちくださいませ。そう決めるのは些か尚早でございます。この八幡がおりますでしょう」
浅葱「一番不安なんですけれど……」
桐島「そうね。八幡、貴方はどんなキッシュを持ってきたのかしら?」
八幡「それでは……こちら『お屋敷』風キッシュでございます」
桐島「お屋敷? 何が入ってるのかしら」
八幡「こちらにはハンバーグにお好み焼き、ナポリタンをバランス良くお入れして、程よい唐辛子の辛味やほのかにニンニクのエッセンスを取り入れ、私達五人をイメージした素晴らしいキッシュです」
桐島「私達五人を、イメージした?」
八幡「はい」
桐島「素晴らしい、キッシュ……?」
八幡「左様でございます」

桐島お嬢様と八幡は見つめ合います。

八幡「桐島お嬢様、お召し上がり下さいませ」
桐島「八幡……」
八幡「桐島お嬢様……」
桐島「八幡……!」
八幡「桐島お嬢様……!」


トゥンク、トゥンク、トゥンク。


浅葱「……あのう、食べませんか?」
杉村「そうですね。悪ノリが過ぎました」
黒崎「ギフトショップのアホ二人は放っておきましょう。それじゃあ、」
三人「いただきまーす!!」



桐島「やはたぁ……!」
八幡「桐島さん、気持ち悪いです」
桐島「あ、はい」


ちゃんちゃん!



浅葱でございました。
Filed under: 浅葱 — 10:00