日誌

ご機嫌麗しゅうございます。

今月ご用意致しました桐島とのカクテル「Dioskouroi」はお楽しみいただけましたか?
似て非なる2人でご用意致しました今回のカクテル、
私としては初めての先輩使用人とのカクテルデーでもありとても緊張致しました。

ですが隣に頼もしい桐島の肩を感じることができ、当日は不安よりも楽しさが勝り、
また、お嬢様のお喜び頂ける様子も伺うことが出来て非常に嬉しゅうございました。

さて私事ではございますが
ここ数日苦戦していることが1つございます。
何がというのはまだお話する事は叶いませんが、、、

いずれまたティーサロンにて楽しくお話しが出来るかと思われます。

さぁ、明日はどんな楽しいことが待っているのでしょうか

ワクワクした気持ちを少ししずめながら本日は床につこうと思います。

お嬢様におかれましても明日が良き一日でありますように。

火野

ご挨拶

空と海と花たちと、その境界が曖昧になるほどの美しい青、あの日見た情景を忘れることはないでしょう。

お嬢様、お坊ちゃま、ご機嫌麗しゅうございます。

この度大旦那様から命を賜り、先日よりティーサロンにてお給仕をさせていただくこととなりました。

名前を椿木と申します。

大旦那様に拾われる以前、私は全国を旅しておりました。

そこに生きる花を、風景を、街並みをカメラに収め、そして様々な喫茶店を巡り…おっと、昔話は長くなりそうですのでまたの機会に記すといたしましょう。

未熟者な私ではございますが、どのような時でもお嬢様、お坊ちゃまが笑顔でいられるよう精一杯精進して参ります。

それではお嬢様、お坊ちゃまのお帰りを、温かい紅茶をご用意してお待ちしております。

第十八回フットマンティーの魅力

初夏の暖かな日差しが気持ちの良い今日この頃。

いかがお過ごしでしょうか?お嬢様、お坊ちゃま。

紅茶係の白川でございます。

初夏とはいえ、夜はまだ冷えますのでご注意くださいませ。

それでは少し冷える夜にぴったりの紅茶の魅力に迫りましょう。

それでは第十八回フットマンティーの魅力の幕開けでございます。

 

それはあなたにとってどんな紅茶でございますか?

 

??「それは乱れ咲きの紅茶でございます。」

 

乱れ咲き?乱れ咲きとは穏やかでない。

と、申しますより以前にも聞いた事があるような…

 

そう、以前は狂い咲きの紅茶メドゥー・アダラク、そして今回は生まれ変わりました乱れ咲きの紅茶、的場のフットマンティー〝ガーミラ・アダラク〟の魅力に迫ります!

 

以前の紅茶、メドゥーは蜂蜜、アダラクは生姜。

ヒンドゥー語で名付けた蜂蜜フレーバーティーに生姜という非常に相性の良い紅茶でございました。

今回の紅茶、「ガーミラ」はヒンドゥー語でキャラメルを表し的場の元気の素、
「アダラク」はそのままに組み合わせたものがガーミラ・アダラクでございます。

では、キャラメルフレーバーティーと生姜を組み合わせ、ちょっとアレンジしたものがガーミラ・アダラクなのでしょうか?

 

答えはノン。

 

更にカルダモン、シナモン、クローブ、ブラックペッパーをブレンドし、的場よろしく刺激的に仕上げた紅茶でございます。

その香りは甘いキャラメルの奥に感じるスパイスが心地よく意外にも飲み口はスッキリとお食事やデザートにも相性の良い紅茶でございます。

また、クッピーと同様に非常にミルクとの相性が良く、チャイの様な雰囲気を感じていただけます。

そして、ミルクで煮出せば本格的なチャイも楽しめ、お好みで好きなスパイスを加えても良し。

 

的場のおすすめは上白糖だけではなく、黒糖を用いるとガーミラ・アダラクの新しい扉が開けるとの事でございます。

 

この新しく乱れ咲いた〝ガーミラ・アダラク〟を、ティーサロンやギフトショップにてご用命いただけますと幸いでございます。

 

 

ここでお知らせでございます。

ギフトショップにてヴァンドゥールを務めます的場の愛弟子、明石の〝白イルカのクッキー〟が、ご好評につき再登場。

休日にはクルーザーを駆り、釣りやイルカとの戯れに勤しむ、海が大好きな明石こだわりの品でございます。

明石の友達であるイルカをかたどったくるみクッキーには200年の歴史を誇る、英国王室御用達のマルドンのシーソルトを使用し、塩味がアイシングの甘さを引き立てております。

是非、お手に取っていただければ幸いでございます。

 

 

次回はどのフットマンティーにいたしましょう?

 

それでは次回まで、

ごきげんよう!お嬢様、お坊っちゃま。

皆様、ご機嫌麗しゅう。
吉川でございます。

今冬はサツマイモの食べ比べにハマってしまいまして、様々な品種を入手しては蒸かして食べ比べておりました。
世間的には「安納芋」の評価が高いようですが、入手のしやすさと美味しさがずば抜けている「紅はるか」が私にとっては至高となりました。
圧力鍋で蒸かしてから半分に切ってラップして冷蔵し、食べる前にレンジで温め、アーモンドオイルを垂らしたMCTノンカフェインコーヒーと共に食すのが朝のルーティーンとなりました。
購入しては蒸かして食べ、購入しては蒸かして食べを繰り返しているうちに、不思議なことに気付きました。

「サツマイモって、いつまで売っているんだろう?」と。

サツマイモと言えば晩秋から冬にかけてが旬の収穫物だと思い込んでいましたが、この時期になってもまだ店頭に並んでいます。
収穫してから冷暗所などに保存したものを出荷しているのかもしれませんが、それにしても入手できる期間が長すぎるような気がしています。
ひょっとして品種改良などにより通年入手できるようになったのでしょうか。
だとしたら関係各位の努力に頭が下がります。
いつまでサツマイモを入手できるのか、楽しみである反面、逆に店頭からサツマイモが消えた時は映画『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』のような爽快感が得られるのではないかと期待しております。

日誌

午後6時36分

空色…晴天時の空の色を示す明るい淡い青色
水色…澄んだ水の色を表す淡い緑みの青色

ひと月前に見た夜になる直前の色はそのどちらとも表現できず何色かというと、スワロウテイルブルーに近いと思いました。

『killer tune kills me feat. YonYon』♪

灯台もと暗し

疑問を抱かずに日々生活していると、ふとしたことでひょんな驚きに出会うものです。

お嬢様はいかがお過ごしですか。

伊織でございます

 

 

わたくしが最近知った驚いたことは、『納豆は冬の季語』です。

いまや一年中、どこででも購入することができ、健康食品の王者とも言える確固とした地位を確立している納豆ですが、実は冬の季語なのだそうです。

納豆は元々冬に仕込み、日持ちしないためにすぐ消費されるという食品だったのだそうです。そのため、納豆は冬の季語だというのです。

 

 

江戸時代の風俗などを学んでみますと、納豆+こたつ+女性というモチーフで描かれる浮世絵なども存在するそうで、こたつの熱を利用して豆を発酵させた、なんていう話にも信憑性を感じます。

 

 

どうしても、納豆と申しますと好みの分かれる食品の代表ですが、意外と海外にも納豆に類似する食品は様々存在してもおります。

土地ごとの食文化の成長とともに、どのように影響されて生まれた文化・食品なのかもたどっていくと楽しそうですね。

雑貨巡り 螺鈿編

ご機嫌麗しゅうございます。
片倉でございます。

ようやくお外の気温も落ち着き少しづつ暑い日和が増えてきていますがいかがお過ごしでしょうか?

私はと言うとスランプ中の雑貨作りをどうにか出来ないか勉強と研究を繰り返してございます。その中でふらりと見つけた和雑貨屋さんであるものを目にして釘付けになりました。
それは 螺鈿 (らでん)の細工をあしらえた懐中時計です。

螺鈿とは何か・・・
夜光貝やアワビなど貝殻の裏側の真珠層と呼ばれる部分を漆面や表面に貼り付ける装飾法を言います。

鮮やかな装飾と螺鈿独特の不思議な輝きに引き込まれ調べてみると古くは紀元前3000年頃のエジプトから始まり、日本の国宝から身近なアクセサリーだと髪飾りや雑貨作りの材料と非常に幅広く浸透しているようでした。

知識として身についた以上に伝統的なものが現代でも身近なアクセサリーなどに昇華されていることはなんだか素敵ですよね。

ほっこりとした気持ちになりつつ早速材料を集めて研究と挑戦を…と思いましたが想像以上に難しく写真を撮るに至りませんでした…

修行して改めて写真に収めましたらお嬢様にもお見せしますので、それまで温かい紅茶やお菓子をお楽しみくださいませ。

片倉