当たり年

司馬でございます。
皆様、お健やかにお過ごしでございますか?

年の瀬も迫り、なにやら街角も慌ただしくなってまいりました。
お嬢さま方におかれましても、なにかと気忙しくお感じのことと存じますが、あまりご無理をなさらず、どうぞゆったりと新しい年をお迎えくださいませ。

さて、今年は邦画の当たり年でした。
「シン・ゴジラ」、「君の名は」など言うにおよばず、私といたしましては「アイアムアヒーロー」というホラー・アクションの秀作を劇場体験できましたことも、大いなる収穫でございました。

この日誌をしたためている段階では、まだ未見でございますが、「この世界の片隅に」も、近々鑑賞予定でございます。
こちらも、私が信頼する評論家の方々が、みな手放しで褒めていらっしゃいますので、とても期待しております。

洋画では「シビル・ウォー」や、大河内が大絶賛しておりました「ズートピア」などを面白く拝見しましたが、わが映画人生における歴史的ヒットと呼べる作品には、残念ながら出会えなかったようでございます。

・・・・いや、少々お待ちを。
まだ私の愛してやまない「スター・ウォーズ」の外伝である「ローグ・ワン」が残っておりました。
果たして、実り多かった今年の上映ラインナップにおいて、この作品は有終の美を飾ることができますでしょうか?

あまりハードルを上げすぎまして、肩すかしを食らわぬよう自制を心掛けつつ、しかしながら興奮を抑えられない自分がおります。
きっと、フットマンたちにも不審げな目で観られていることでしょうね。

フットマンといえば、杉村・生駒・緑川など最近デビューしました者たちは映画好きが多いようでございまして、彼らとの映画談義も日々の楽しみの一つとなりました。
名作と出会えることも、人々と出会えることも、一言でいえば運次第といえばそれまででございますが、そういう意味で、今年はじつに運に恵まれた良い年でございました。
お嬢さま方は、当たり年でございましたか?

ともかくも、皆様方の新年のご多幸を心よりお祈りしつつ・・・。
今回はこの辺りで失礼いたします。