メッセージカードの依頼に関しまして

ご機嫌麗しゅう、お嬢様。
執事喫茶スワロウテイルの諏訪野でございます。

当家フットマン、胡桃沢へのメッセージカードのご依頼は6月15日20時迄とさせていただきます。

尚、本人からの手渡しは叶わぬ場合がございます。
誠に恐縮ではございますが、ご了承のほどよろしくお願いいたします。

諏訪野

アラビアンナイト

アラジン

今話題の作品ですね。
おそらく約20年前に公開された長編アニメーションをご覧なったかたも多いのではないでしょうか。
私にとってもお気に入りの作品のひとつです。

現代社会においては古い考えで少々恥ずかしいのですが、プリンセスに焦点を当てた作品が多いなか、当時の私にとってアラジンは心から共感できる主人公で「男性のためのディズニー映画」だと映りました。

ただ、今思えば、女性向け男性向けという枠組みは記号でしかなく、恋する人間であれば誰にでも起こりうる心の揺らぎでございますね。

愛する人に自分を大きく見せたい。自分だけをみて欲しい。
才覚にあふれ機知に富み、ユーモラスで、このひとの隣ならいつも笑顔でいられると感じてほしい。
弱味を見せず、強く頼れる人間でありたい。

本当の自分をさらけ出すのはとても勇気がいります。それが好意を寄せる相手なら尚更でしょう。

「僕を信じろ!」と手をさしのべる瞬間のアラジンはどちらのシーンでも心はきっと本当の自分であったのでしょう。

もしお嬢様の前に素敵な男性がいたなら、
きっと彼も余裕のある表情の下で、心は落ち着かず、入念な下準備の上で必死に自分を格好よく見せようとお嬢様の前にたっているはずです。
是非、優しい笑顔をむけて安心させてあげてください。

ファミリー向けのライトな映画ではございますが、足を運んでみてはいかがでしょう。

エクストラはティーサロンにて

影山でございます。

6月17日にエクストラティー

『愛月撒灯』

を水瀬と二人でご用意させて頂きます。

わたくしにとって初めてのエクストラティーになります。(補助は一度ございました)

至らぬ点も生まれると思いますが、お嬢様の目の前でお作り出来るのでございますから、
この機会を与えて下さった大旦那様と水瀬に感謝し、誠意を込めてお作りしたいと存じます。

当日のご帰宅をお待ちしております。

無題

サッカー
五輪日本代表に…

私が
サプライズ選出されないか…

勝手に

ドキドキしてる…

佐々木でございます。

さて、
令和といぅ新時代になり

私の身長は…

いつ…

新時代に入るのか自問自答する日々でございます。

いつ…

大河内の身長を越すのか

……

無理な事を無理と諦めるのではなく

無理な事を可能にできる努力をする

頑張れ

私の身長!

水無月

雨に映える紫陽花の花も美しい季節になりました。

お嬢様如何お過ごしでしょうか、乾でございます。

6月になりますと10日過ぎ位に「入梅」、21日には「夏至」がございますね。

私の好きな夏がもうそこまで来ております。

ただ、梅雨の時期はあまり得意ではありません。

夏が来る前の約一ヶ月のジメジメした暑さを何とか乗り切る算段を考えなければいけませんね。

やはり風呂やサウナで汗を出し、美味しいお酒をいただくのが良いのかもしれません。

さて、6月には時の記念日がございます。

日本書紀によりますと西暦671年6月10日に日本初の時計が鐘を打ったとされることから毎年6月10日に、時間の大切さを尊重する意識を広めるため設けられました。

私も執事として、日頃お嬢様の時間を管理させていただいております。

お嬢様をお迎えしティーサロンでお過ごしいただきお出掛けされるまでの80分、あるいは夕食を楽しんでいただく90分を常に見守っております。

日頃より当家のフットマン達には、お嬢様のお食事の邪魔をしないよう申し付けております。

ただ稀にではありますが、お嬢様のお食事を邪魔するフットマンを発見する時がございます。

そのような者は使用人寮に戻ってからたっぷりとお説教しておりますのでお許しくださいませ。

さて、梅雨時は気候が変わり易く体調を崩される事がございますので、くれぐれもご注意くださいませ。

では、お嬢様のお帰りをお待ちしております。

Will

暦の上では本日より水無月。雨天が続く毎日が予想されます。

合羽より先に傘を新調すべきだったと反省中の能見でございます。

お嬢様、お元気でいらっしゃいますでしょうか。

早速のご報告となってしまい、大変恐縮で忍びのうございますが、

私、能見は6月1日を以て、セカンドスチュワードに着任致します。

先日大旦那様より、紅色に輝くルビーを頂戴いたしました。

連月のようなご報告となり、驚かせてしまったかも知れません。

あっという間ではありましたが、翡翠の石とはお別れでございます。

まだまだ輝き放つ宝石でありますので、グルームオブチェインバーを

次に目指す使用人の為に、執務机の中で保管しておこうと存じます。

早くその日が来ることを願って。エメラルドと共に待っております。

これからは左胸の紅玉「ルビー」と共に歩むことになりました。

ピジョン・ブラッド色のルージュのような輝きを拝見いたしますと、

在りし日のCoteaux-Champenoisのグラスを思い出します。

屋敷の誇りを、そして伝統を胸に、改めて背筋が伸びる思いです。

昨夜は沢山の書籍と格闘しており、随分遅くに自室に戻りました。

湿度のある風を感じます。もうすぐ、私が大好きな夏が到来します。

今年の夏は、一体どんな思い出を一緒にお作り出来ますでしょうか。

新時代になって初めての夏休み。とても楽しみでございますね。

お嬢様、お坊ちゃまと、そして個性溢れる使用人たちで紡ぐ物語。

これからもよろしくお願い致します。

お早いお帰りをお待ちしております。

能見