魔女の帽子

爽やかな秋晴れの続く今日この頃、お嬢様いかがお過ごしでしょうか。

乾でございます。

今月末はハロウィンでございますのでお嬢様の仮装や何かのお役にたてればと思い「魔女の帽子」を折り紙で作ってみました。
本来黒い帽子でございますが、今回は折り目等が分かり易いように発色の良いオレンジの折り紙を使用致しました。

では、始めさせていただきます。



まずは中心に向かって折り線を付けて行きます。




ある程度の折り線がついた所で裏返して折り進めます。







再度、表に戻し折り進めて行きます。




   
ここまでくれば後は帽子の鍔の形を整える為内側に折り込んでいきます。




これで完成でございます。

比較的簡単でございますので、是非ご挑戦いただければ幸いでございます。

さて、朝夕冷え込んでまいりますのでお身体にお気をつけくださいませ。                  
                     -乾-
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麗しのドラセナ

皆様、ご機嫌麗しゅう。
吉川でございます。

今年の9月は日照に恵まれず、野菜や果物、海産物にまで影響を及ぼしているようですが、観葉植物にはこれくらいの日照がちょうど良いのかもしれません。
すくすくと成長しております。
中でもドラセナ・コンシンネの成長が著しく、早くも倍程度の大きさになろうとしています。

ドラセナ・コンシンネは、ちょっと変わった育ち方をするようで、初めは戸惑いました。
葉と葉の間から紙縒のような細い筒が伸びてきて、それが開くと笹のような葉になるのです。
それを繰り返しながら茂っていくのですが、その紙縒が伸びてくる早さと頻度が尋常ではありません。
気付くと二~三本の紙縒があり、見る見るうちに葉となって開いていきます。
朝一番で葉水をした時には気付かなかったのに、昼には既に紙縒が伸びてきている、そんなイメージです。
この成長の早さには、驚きと同時に愛おしさが湧いてきます。

秋の訪れ、それは、越冬の準備を始めなければならない時期でもあります。
ドラセナ、ガジュマル、サンスベリア、パキラ、そしてモンステラ、一株も欠けることなく越冬できるよう、何か対策を立てることにいたしましょう。
Filed under: 吉川 — 21:00

バッテリー

近年では社交界のみならず、多くの方々が仮装を楽しむようになってまいりました。
まあお嬢様方におかれましては慣れたものかと存じますが、連日の催し物でお疲れではございませんでしょうか。
最近老婆心という言葉に敏感になっている香川でございます。


先日涼しさも増したこの機会にと、椎名執事とともに倉庫の整理を行いました。


芸術の秋というわけではございませんが、自前の棚なども製作しながらというなかなかダイナミックなおつとめとなり、
久々に大工道具を手にしての木材たちとの大立ち回りを堪能致しました。


その中で、電動ドリルを使う段にて、久々の活躍だったためかバッテリーが弱っていたものがございました。


椎名執事曰く、バッテリーの中には充電されたものを使い切らぬうちに充電すると、その寿命が短くなっていくものがあるのだそうでございます。


なんでもかんでもすぐに充電するというのも、いかがなものかということかもしれません。


人間の身体でもスタミナというものは限界を少し超えるくらいのトレーニングを積むことで養われるようでございます。


せっかくのものも使わずにいると、いつの間にか少なくなっている。


容量というものはバッテリーだけに限ったものではないのかもしれませんね。


婆ではなく、馬場でも走ってくると致しましょう。


身体づくりをして、お早いお帰りをお待ちしております。
Filed under: 香川 — 21:00

今宵月の見える丘に

影山でございます。


福島に行ってまいりました。



着いた時には夜でございます。


あぁ

今夜は満月でございますか。

いいですね。

走ってみましょう。

月に向かって走ってみました。

ここまで全力で走ったのは東京マラソン以来かもしれません。



走った先に

草原の丘の様な場所を見つけました。

あの紅茶が脳裏にやってきました。

深呼吸をしてみました。

お屋敷に戻ったら早速この感動をあの使用人に伝えましょう。



ふと空を見上げますと

満月の位置が初めに見たときと大分変わっておりました。

こんなにも短時間で位置が変わるものなのですね
Filed under: 影山 — 21:00

Canary

辿り着いた場所は緑一面の広い草原
パステルカラーの青空は高く
レースのような雲がゆっくり流れている
頬に伝わるそよ風がとても心地よい…
トンビが気持ち良さそうに円を描いている

圧倒的な自然だけれどどこか優しい…
風の香りが心を落ち着かせてくれる
肩からリュックサックを下ろし両手を広げ思いっきり深呼吸をした
空気がとっても美味しい…体に染み渡っていく…
自然に包まれ風に包まれ癒されていく自分に気づく…

半分夢の中にいるような気持ち…
いつまでもこの景色を見ていたい
いつまでもこの風を感じていたい

そっと目を閉じると目尻からポロポロとこぼれた
風が目にあたっているからだろう…
手で拭いきれないほどポロポロ…ポロポロ…
リュックからハンカチを取り出した

今日ここに来てよかった…
何かに救いを求めるように電車に乗りバスに乗り辿り着いた場所…
私には今ここに来ることが必要だったに違いない…

現実と非現実の間をふわっと飛んでいる…

やって来た飛行機の音にハッと現実にもどる
どのくらいいただろう…気づくとさっきまで見ていた雲が形を変えずっと遠くに行っていた

もう帰らないと…名残惜しい…

「そうだ!」
リュックから空になっていた水筒を取り出す
蓋を開け空に手を伸ばし飛行機が残した雲に沿って走る!
今だ!と急いで蓋を閉めた

……

一時間に一本しかないバスを待っていた
ベンチに腰掛けビスケットを食べていると黄色い小鳥が現れた!
ビスケットのかけらをあげると怖がりもせず私の側へやってくる
「もしかして今日の幸せはあなたが運んできてくれたの?」

バスを待っている間、私は胸が締め付けられるような幸せを感じていた…

バスは5分早くやって来た
しばらくバス停で止まっていたがここで乗る乗客は私だけのよう
車窓から幸せの黄色い小鳥がこっちを見たり首を傾げたり

さようなら…ありがとう…
バスはゆっくり走りだした

イヤホンを取り出し音楽を聴く
アコースティックギターの音色は、
『風の詩』

車窓から優しい陽の光…
ポロポロ…ポロポロ…
風のせいかな…

手に持ったままの水筒をぎゅっと握りしめた。

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お嬢様、お坊っちゃま、ご機嫌いかがでございましょう金澤でございます。
先日よりご用意させて頂いておりますフットマンブレンドティーのカナリー、多くのお嬢様方にお試しいただきまして、本当に嬉しく感激しております。
お口に合いましたらどうぞこれからもお召し上がりになるお茶のレパートリーに加えて頂けたら嬉しゅうございます。

水筒に持ち帰ったものをお茶にしてみました。
お嬢様に少しでもお届けしたい…
そんな気持ちから出来たお茶でございます。

お茶を一口、目を閉じるとふわっと優しい風がくるでしょうか…
時にお屋敷が草原となり、お嬢様を癒し、幸せを感じていただける場所となりますように…
Filed under: 金澤 — 21:00

Perfect Ordinary

気が付けば、遂に2016年も残り僅かになって参りました。
今年は閏年であるという事実を思い出した能見でございます。
お嬢様、お元気でいらっしゃいますでしょうか。

お嬢様が秋をご満喫出来たのか、私は非常に気になります。
秋の美食を追い求め、東奔西走なさる毎日かも知れません。
金木犀の絨毯の上で優雅にご読書をお楽しみかも知れません。
しかし、お勉強をお忘れではございませんでしょうか。

秋は誘惑が多い季節であります故、ついつい目が奪われがち。
お嬢様がお勉強から目を背けたくなる心中も重々御察し致します。
そんなお嬢様の為に、興味深い数学的問題を入手しております。
ご一緒に解答頂けますと、私能見、大変嬉しゅうございます。

【Question】
Step 1 : 好きな数字を思い浮かべて下さいませ。
Step 2 :その想像した数に3を足してみましょう。
Step 3 :更に、上記の数を2倍致しましょう。
Step 4 :その数に4をお足し下さいませ。
Step 5 :次に、その数を2で割って頂きます。
Step 6 :その数から最初に思い浮かべた数字を引いてくださいませ。

如何でございますか?解答出来ましたでしょうか。
聡明なお嬢様にとっては非常に簡易な問題であったかと存じます。

その答えは

『5』

ではございませんでしたか?

この問題はどのような数字を思い浮かべても、
解答は必ず『5』に辿り着く問題でございます。

【Proof】
ご想像した数字を x と置きます。
全ての過程を式にお纏め致しますと、
{( x + 3 ) * 2 + 4 } / 2 - x
=( x + 3 ) + 2 - x
= 5
と簡単に証明することが可能でございます。

私が何を言いたいのかと申し上げますと、
複雑に見える世界も案外単純なのかも知れない。
ということでございます。

能見
Filed under: 能見 — 21:00

古谷でございます

ショートカクテルならば、「シャルルジョルダン」で参りましょう。




もしくは華やかに「エチュード」。





ドライに楽みたいご気分でしたら、「スーズギムレット」を。ハードシェイクでキリリと仕上げるのはいかがでしょう?







澄み渡る秋風の冷たさに切なさも覚える神奈月。







「君の悲しみに寄り添う」






10月の花リンドウは一本ずつ咲く姿からこのような花言葉を宿します。







野山に自生するこの花の根を原料に精製されたリキュールが存在するのをお嬢様はご存知でございますか?





そのリキュールの名は、




「スーズ」。






ほのかな甘味の後に迫ってくるビターなテイストが絶妙な、色合いは美しい黄金色を放つリキュールでございます。





霊薬を求めた錬金術士たち最大の遺産とも云われる薬草酒。







この薬草酒とはなんとも言い難い麻薬的な魅力を秘めたお酒だと存じます。






現にとあるリキュールに含まれるとある主成分には、マリファナに似た幻覚作用があるとされ、なんと製造禁止になったボトルも存在するほど。






そんな薬草酒でございますが、ゴッホやヘミングウェイといった名だたる芸術家もその魅惑に取りつかれ、こよなく愛飲していたと言われております。







スーズもまた同じく、ピカソが愛したお酒として有名で、彼が描いた様々な作品に登場します。






「君の悲しみに寄り添う」






麻薬的で少しばかり危険な魅力を漂わす反面、スーズを眺めているとそれはなんとも繊細でロマンチックなボトルにも想えます。







今宵はこの美酒のお味に酔いしれてみてはいかがでしょうか?





古谷
Filed under: 古谷 — 21:00

怪談の季節

司馬でございます。
皆様、お健やかにお過ごしでございますか?

秋本番を迎え、朝夕、肌寒さすら覚えることも多くなってまいりました。
寒暖の差も激しゅうございますので、どうぞお召し替えの労は惜しまず、体調をお崩しになりませぬよう、ご自愛くださいませ。

十月といえば、ハロウィンのシーズンでございますね。
夕暮れの時間も早くなり、日差しの恩恵も徐々に減ってまいります。
先人は、それを闇の力が増すように感じ、怪物からの危害を恐れて、魔除けとしてハロウィンの祭祀を始めたのかもしれません。

また、その一方で、長い冬の到来を前にして、豊穣の秋を迎えるお祝いの時期でもあります。
ハロウィンには、それらに由来する陽気なバカ騒ぎ、そして、正反対の暗い影が同居しております。
そのためでしょうか。
他の季節に行われるイベントとは一味ちがった、なかば後ろめたいような面白みが生じているように感じてしまいます。

さて、ハロウィンといえばホラー映画が一挙に公開されるシーズンでもあります。
わが国において、怪談は夏のものではありますが、意外なことに西洋では、暖炉のそばで怪異なストーリーを家族などで語るのが、長い冬の間の退屈を晴らす風物となっているそうです。

お嬢さま方、文化の秋でもございます。
西洋の慣習にならい、秋の夜長を、書物や映画などの怖い話でお楽しみになるのはいかがでしょう?
きっと、ハロウィンの楽しさも倍増するにちがいありません。


さて、そこでおススメのホラー・ストーリーと申しますと・・・・。


おっと、そろそろお給仕の時間でございます。
どうぞサロンにて、司馬にこっそりお尋ねくださいませ。


では、今回はこの辺りで失礼いたします。
Filed under: 司馬 — 21:00

ミュージカル『ジャージー・ボーイズ』

若い人のミュージカルであまり期待していなかったのですが、大変すばらしい作品でした。伝説のヴォーカルグループ「ザ・フォー・シーズンズ」、フランキー・ヴァリ、トミー・デヴィート、ボブ・ゴーディオ、ニック・マッシ。四人のメンバーがそれぞれの思いから辿る栄光と挫折、波乱に満ちた春夏秋冬の物語です。

ニュージャージーの貧しいイタリア系の若者が、どん底の生活から抜け出す道は三つ、軍隊に入る、マフィアに入る、もう一つはスターになること。そんな街のでバンドを組みスターとしての成功を夢見て楽曲を次々生み出してゆく歌唱力が素晴らしいミュージカルです。

フランキーが中川晃教、トミーは藤岡正明・中河内雅貴のWキャスト、ボブが海宝直人
・矢崎広のWキャスト、ニックが福井晶一・吉原光夫のWキャストです。
中川晃教・藤岡正明以外は初めて見る人達でした。Wキャストは最近多くなりましたが、それだけにお互い切磋琢磨して、努力し頑張っているので見応えがあります。藤堂ももう一度見たいと思います。また違った観点からみられるのではないかと再演されるのをのしみにしています。お嬢様まも是非、是非ご覧になって頂きたいと思います。

秋の訪れです。ミュージカルに益々関心を持たれる事と存じます。楽しい日々を元気にお過ごし下さいませ。藤堂でした。
Filed under: 藤堂 — 21:00

黒崎の独り言

猫は本当に美しく気高い生き物でございます。

見る者を魅了し、誰に媚びることなく、環境に依存することなく、

孤高の人生を・・・猫生を送っております。



私も、猫のように生きたかった。

自分の居場所など、自分一人分のスペースさえあれば満足。

誰に媚びずとも愛され、誰からも憎まれぬ存在。

環境が脅かされれば、より良い環境を求めて放浪する。

そんな猫生が・・・人生が送れたら、どんなに楽でどんなに幸せでしょうか。



しかし神は私に猫としての生を与えてはくれなかった。

人間として生を受けた以上、社会に依存せねば生きてゆけません。

そして厄介なことに、人間にしかない欲求をも課せられた。



マズローの欲求階層説で申しますところの、

「所属と愛の欲求」

自分の帰りを待ってくれる居場所がほしい。

誰かに認められ、存在意義を見出したい。

誰かに愛されたい。



私はこの欲求から逃げ続けておりました。

満たされることがないと、気づいてしまったのです。

なぜなら、満たされたことが一度もありませんから。

そして、満たされることなどこれからもないのであろうと・・・

だから、逃げておりました。



自分は猫でいい。

一人分の居場所で生きていくと決めていた。

もうあきらめておりました。

それでも良いと、前向きに生きようと歩み出すことも出来始めてきました。



なのに、このお屋敷に来てからどうでしょう。

私が茫然自失になれば、使用人の先輩方が我が事のように励ましてくださる・・・

お嬢様の笑顔に触れれば、渇いた心が満ち満ちていく・・・



「きっとここなら・・・見つからなかった自分の居場所があるのかも知れない。」



お嬢様にお仕えしているひと時だけは、

「猫に生まれなくてよかったのかもしれない」

そう思えます。









柄にもなく心の内を漏らしてしまいました。


お嬢様や先輩方の優しさに触れ、

忘れかけていた幸せを掴もうと、

歩み出した一介の使用人の独り言。


お恥ずかしゅうございますから、

どうかお忘れくださいませ。



黒崎
Filed under: 黒崎 — 21:00