青いバラをたずさえて

燕帰すなどと申しましたら、季違いだろと笑われましょうか。
旅路の果てに、ようやくお屋敷へと帰り着くことができました。
これからは己の足を過信せず、すなおに車を呼ぶことといたします。

お嬢様方、大変お久しゅうございます。
伊織でございます。

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