新たな年を迎え

敬愛せしお嬢様、お坊っちゃまへ

新年明けましておめでとうございます。
本年も使用人一同、お嬢様、お坊ちゃまの使用人たるに恥じぬよう努めてまいりますゆえ
どうかよろしくお願い致します。

思えばお屋敷にティーサロンが設えられてからも、随分と長い年月が過ぎました。

時の流れに伴い、お屋敷にも様々な変化がございましたが
初代ハウススチュワードが大旦那様より仰せつかり、代々の使用人たちに脈々と受け継がれていく使用人の志たるものは、色褪せず銀の蝶の中に輝き続けております。

昨年に数度、お屋敷の皆にて使用人の心得について話し合う機会がございました。
それが現れる形もひとりひとり違えば、そもそも個々が出来ることも違いますゆえ、
思わぬ使用人の思わぬ想いに驚くことも多うございましたが

使用人たちは皆、お屋敷とサロンを深く愛しているのだということを、改めて知ることが出来ました。

新しき年の我々の目標は、スワロウテイルの名に恥じぬ使用人たることでございます。
また道に迷う時も、想いがすれ違うこともございましょうが、
お嬢様、お坊ちゃまに相応しきティーサロンを保てるよう、開館の日よりまた全力でお迎えさせて頂きます。

どうか、お早いお帰りをお待ちしております。

2024年 新年のご挨拶

新年のご挨拶を申し上げます。

椎名でございます。

 

昨年もたくさんお嬢様のお顔を拝見出来ましたことを、大変うれしく存じます。

改めまして感謝申し上げます。

 

昨年、コロナからの立ち直りの一年として、様々な試みに挑戦させていただきました。

マスクの撤廃…とまではいきませんでしたが、催しごとの開催や、大きなお席のご用意など、

様々な経験をさせて頂くことで、22年の大きな一歩に続く、着実な前進の年となりました。

 

また、わたくし個人としても悲願であった執事歌劇団 第15回公演「Odds & Ends Wonderful World」の千秋楽を迎えることができた事も大きな出来事の一つでございました。

今にして思えば、あの公演を終えることが出来たのも、「コロナ禍を乗り越えた」と実感できるエピソードであったように思います。

 

うれしくも今月改めてその公演の催しにてお嬢様にお会いできることを楽しみにしてございます。

 

 

さて新年が訪れたわけでございますが、今年の抱負はお決まりでございましょうか。

「目標」とはいかないまでも、今年一年を過ごすうえでのテーマを自身の中で意識するだけで、日々の過ごし方に少なからず影響がございます。

是非とも大きなことでなくても結構ですので、今年の歩む方向を知る上でも、

決めておきたいところでございますね。

 

わたくしの私生活における目標としては、

昨年は「やろう」と決意して、準備まではするものの、いざ取り掛かることが出来ずに出足が遅れてしまったことや、結局先送りにしてしまったことが多くあったように思います。

 

是非今年は「実行できる」一年にしたいと存じます。

 

 

 

今年もきっと様々な出来事が起こることでございましょう。

その様々な感動をぜひお嬢様と一緒に過ごすべく、お傍でお仕えすることをお許しくださいませ。

 

 

是非とも素敵な一年となりますよう、

日々を大切に、あなた様のために尽くしたいと存じます。

 

 

本年も何卒よろしくお願い申し上げます。

 

 

 

 

2024年1月 椎名

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お嬢様、お元気でいらっしゃいますでしょうか。

 

幕を開けました2024年と申しますと、4年ぶりの閏年でございます。

だからどうしたと言われればおっしゃるとおりそれまでなのですが、

例年よりも一日多いわけですから、何だかラッキーでございますね。

天から与えられたその24時間で何をしようか、思案が止まりません。

 

年末は一年間書き溜めた日記を振り返るだけでも大変でございました。

充実した日々を積み重ねられたのもひとえにお嬢様のお陰でございます。

改めまして感謝申し上げます。2023年は誠にありがとうございました。

 

そして本年三月でお屋敷は18周年。夢の大台も近づいてまいりました。

お嬢様が安心してお過ごしできる場所をこれからもずっと残せますよう

使用人一同、一層の誠意を持って、本年も給仕に励んでまいります。

 

いつも変わりない日常を大切に。

そして変わりゆく時代にいつも新鮮な心で向き合えるように。

 

まずはお屋敷で新年の挨拶が叶うと嬉しゅうございます。

お嬢様のお早いお帰りをお待ち申し上げております。

 

能見