初夏の潤い

皆様、ご機嫌麗しゅう。
吉川でございます。

この度、大旦那様よりお許しをいただき、私のフットマン(?)アイスをご提供させていただく運びと相成りました。

初めて飲んだ時に衝撃を受けて以来、私の中でキング・オブ・スピリッツとして燦然と輝いているお酒であり、ウォッカ・テキーラ・ラムと並んで世界四大スピリッツのひとつであるジンをベースにしたカクテル「ジンライム」を氷菓にいたしました。

ジュニパーベリーの香りが爽やかなジンのグラニテに、お好みでライムを絞ってお召し上がりください。

さっぱりとした食味は、食後のデザートとしてだけではなく、食前酒の代わりとして、或いはディナーのお魚とお肉の間のお口直しとしてもお楽しみいただけます。

軽いアルコール感がございますので、ご無理をなさらない範囲で様々な味わい方を試みていただければ幸いです。

梅雨前の初夏を感じる日々の中、皆様のお口を潤す甘露となりましたら望外の喜びです。

ご帰宅の折りには是非ともお試しくださいませ。

開脚のススメ

皆様、ご機嫌麗しゅう。
吉川でございます。

冬から始めた糠漬けは安定して仕込めるようになり、梅雨を迎えるまでは一段落。
そこで、また新たな試みを始めてみようと世間に目を向けてみると、昨年あたりからあるブームが起こっておりました。
気にはなっていたものの、自分には無理だと気にも留めていなかったのですが、このままでは何も変わらないと一念発起。
ついに始めることにいたしました。

そう、開脚ストレッチです。

「四週間でベターっと開脚できる」との売り文句に惹かれ、加齢と共に訪れるという腰痛対策も兼ねて、半信半疑ながらも始めてみました。
何を隠そうこの私、生まれてこの方、前屈で指先が地面に着いたことがないほどの身体硬度の持ち主なのです。
子供の頃も、スポーツテストでの立位体前屈が文字通り苦痛で苦痛で…。
未だにストレッチをすると「いたたたたたたたた…」と声が漏れてしまうほどの硬さ。
そんな私が、開脚など出来るのでしょうか…?
「雲をつかむような」、いえ、私からしたら「地面を触るような」話ですが、諦めずに何とか続けていきたいと思っております。

試行錯誤中

皆様、ご機嫌麗しゅう。
吉川でございます。

前回の日誌でご紹介させていただいた糠漬けですが、現在も試行錯誤を続けております。

糠床自体は流石に市販品を使っただけあり、上手に仕上がりました。
漬ける野菜としては、大根や蕪は鉄板でございますね。
大きな失敗もなく、安定した塩味と酸味を得られます。
予想以上だったのが人参。
漬かるまでに時間が掛かるのが難点ですが、漬かってしまえばこちらのもの。
塩味や酸味に、ほどよい甘味も加わり、今のところ一番のお気に入りです。

また、意外だったのがエリンギ。
漬かる時間も早く、食感も楽しめる、糠漬けの新たな一面を見せてくれました。

ズッキーニも試してみたのですが、一風変わった風味ではあるもののリピートするほどではないかな…という印象です。

予想以上に難しいのが胡瓜。
「漬け物は胡瓜に始まり胡瓜に終わる」と言われているとかいないとか。
そんな漬け物の定番であるはずの胡瓜なのに、青臭さが立ってしまい、上手に漬かっていない気がするのです。
ううむ、なかなか難しい…。

このように、様々な野菜を、塩揉みしてから漬けてみたり、干してから漬けてみたり。
糠床を改良するために、唐辛子を入れてみたり、生姜を入れてみたり、昆布を入れてみたり。
試行錯誤しながら、理想の糠漬けを目指して、日々楽しんでおります。
糠床は「育てるもの」だということを実感している毎日です。

箘活の果てに

皆様、ご機嫌麗しゅう。
吉川でございます。

このところ、発酵食品を積極的に食生活に取り入れる
「箘活」という言葉が多く聞かれるようになりました。

私も昔から納豆は欠かさないようにしており、その延長として豆乳ヨーグルト作りも始めてみたのですが、
この度ついに、日本人としては当然の帰結とでも言うべきでしょうか、究極の箘活に手を出すことになりました。

そうです、糠漬けです。

糠漬け…と申しましても、ピンとこない方も多いかもしれませんね。
玄米から白米を精製する際に生じる「糠(ぬか)」に、水と塩などを加え、
かき混ぜながら長期間熟成させた「床(とこ)」と呼ばれるものに野菜を漬け込み、
乳酸菌の働きで風味をつける、日本古来の発酵食品「漬け物」の代表格です。
前々から興味はあったものの、床の維持が大変だと聞き及び二の足を踏んでいたのですが、
新たな挑戦ということで始めてみました。

本来でしたら壺や樽のような器を用意し、手でかき混ぜるのが趣もあってベストなのでしょうが、
今回は手動式レバーで中身を混ぜられる容器を購入いたしました。
なにしろこの糠床、独特の臭いがありまして、手でかき混ぜると臭いが移って気になるのです。
床に関しても、一から作り上げるのは、なかなか大変。
床の発酵を促すための「捨て野菜」を何度も交換し、2~3週間経たないと美味しく漬からないとのこと。
故に今回は、既に熟成されている市販の「熟成ぬか床」を購入しました。
便利な世の中になったものです。

まずは手始めに、定番の大根や蕪から始めてみることにいたします。
結果はまた改めてご報告させてくださいませ。

健康診断の変

寒中お見舞い申し上げます。

吉川でございます。

厳しい寒さが続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

体調管理のため、年に一度、健康診断というものを受けております。

血液検査や尿検査、胃ガン・肺ガン・大腸ガン検査など、総合的に検査しているのですが、昨年末の健康診断ではちょっとした異変がありました。

なんと、ここ数十年全く変化が無かった「身長」が、2.4cmも伸びていたのです。

齢四十を超えてなお身長が伸びることがあるかねと訝しみましたが、再検査してもその数値。

加齢に伴い身長が縮むとはよく聞きますが、まさか伸びるとは・・・。

私の身体にどのような変化が起きたのでしょうか。

今年の健康診断が俄然楽しみになってきました。

復活のBlu-rayレコーダー

皆様、ご機嫌麗しゅう。
吉川でございます。

今年も残りわずかとなりましたが、皆様はどのような年を過ごされたことでしょうか。
私はと申しますと、Blu-ray周りに悩まされた年でした。
年明けにはBlu-rayプレイヤーが故障し、修理に出している間の不便さの解消にと新たなプレイヤーを購入いたしました。
それに追い討ちをかけるように、Blu-rayレコーダーが故障してしまったのです。

さて、自分で修理することになったBlu-rayレコーダーの後日談ですが、サポートセンターに電話した際、ヒントを得たことに端を発します。

「『出張修理代も含めて』5万円ほどですね」

なぬ?
出張修理とな?
ほほぅ、つまり、部品さえあれば治せるのだなと、基盤交換などではなくBlu-rayドライブそのものを交換するつもりだなと、そう推測したのです。

パソコン自作派の私からすれば、ドライブ交換作業はお手のもの。
ハードディスクドライブの交換はデータの書き換えが必要なので面倒ですが、Blu-rayドライブはその機種に適合さえしていれば付け替えるだけで済みます。
調べてみると、別売のBlu-rayドライブは約2万円ほど。
パソコン部品として考えると2万円は高いですが、家電であるレコーダーが復旧するのであれば安いものです。
保障が無くなることを覚悟の上で、自分で修理することを決意しました。

まずはデータの保存が第一ですので、新機種を購入して、そちらへのダビング作業を行います。
Blu-rayディスクへの保存が完了したことを確認し、その上で交換用のBlu-rayドライブを購入、旧機種の修理を開始します。
蓋を開け、ケーブル類を新しいドライブに付け替え、元に戻す。
たったこれだけ。
なるほど、これなら出張修理で治せるというのも納得の簡単さです。
動作確認してみると、全く問題なし。
ハードディスク内のデータも消えることなく、無事に修理完了しました。

え?
新機種を買っただけ無駄ではないかと?
最初から修理していれば安く済んだのではと?
いえいえ、一応の保険を掛けてからでないと、自分で修理などというリスクは犯せません。
その結果、Blu-rayレコーダーが二台になろうとも、テレビに繋げているハードディスクを含めると「9番組同時録画」という全番組同時録画に近い状態になろうとも、決して後悔はしておりません。
現在、私の部屋にはBlu-ray再生機器が4台あるということも、後悔しておりません。
動作する限り愛おしむ、物を大事にする心、失いたくはないものです。

Blu-rayレコーダーの悲劇

皆様、ご機嫌麗しゅう。
吉川でございます。

先日、いつものようにBlu-rayレコーダーに録画した作品をBlu-rayディスクにダビングすべく作業を始めてみたところ、何やら違和感が…。

おや?
ブランクディスクを認識しない?

ディスクを何度入れ直してみても認識しない…。
焦りましたが、ピンと来ました。
ああそうか、しばらくクリーニングしていなかったからか。
そう思い、わざわざ専用のクリーニングディスクを購入してみましたが、事態は改善されません。

こ…これは…故障だ…困った…。

自分で鑑賞するだけなら不運だったということで諦めもつきますが、その本体には友人からダビングを頼まれている作品も入っています。
何とかしなければなりません。
長年頑張ってくれた愛機は既に無償保証期間外なので、とりあえずメーカーのサポートセンターに電話してみました。

「出張修理代も含めて5万円ほどですね」
「ごっ!? …ちょっと考えます」

5万円…即決しづらい値段です。
金額の高さというよりも、5万円あれば現行機種が買えるということがネックなのです。

5万円払うことは吝かではない…!
その5万円をむざむざ修理の為に使うなど…!
悔しすぎる…!

今の時期に買い換えれば、新たに始まる作品の録画に間に合います。
しかし、友人から頼まれた作品は故障した本体にしか入っておらず、買い換えたところでダビング問題は解決しません。
悩める時間は少ない…。
何とか旧機種から新機種に移動させる手立ては無いものか…。
縋る思いで旧機種のマニュアルをパラパラと捲っていると、ある項目が目に留まりました。

i.Linkダビング…だと…!?

そうなのです。
i.Link端子同士をケーブルで繋ぐことによって、機種間でダビングできるというのです。
このi.Link端子というもの、ビデオカメラなどで撮影される方にとっては馴染みがあるもののようですが、その界隈にはトンと疎い私にとってはまさに僥倖…!
しかも下位機種には省かれている機能とのこと。
当時、最新かつ最上位だった機種を購入した自分、グッジョブ!

晴れて5万円を新機種購入に充てることが出来ました。
やはり新機種は操作もスムーズで使いやすい!
起動も速い!
いやはや、隔世の感があります。
旧機種から新機種への移動も成功し、ディスクにダビングして友人との約束も果たすことが出来ました。
こうして圧倒的勝利感を得つつ、悲劇は幕を閉じたのでした。

後日、旧機種は部品を取り寄せて自分で修理することになるのですが、それはまた別のお話。