栗ご飯

ご機嫌麗しゅうございます。
環でございます。

まだ暑さ残る9月とは言え、秋の気配はもうすぐそこまで来ております。

そんな秋と言えば様々な食事が美味しい季節でもございますが、その中でいつも気になっている食べ物がございます。

それが『栗ご飯』です。

栗はお菓子で使う食材という認識があり、元々甘みのあるご飯に合わせてしまいますと私の中ではもうそれはスイーツの域へと達してしまい、その違和感をずっと払拭出来ずにおりました。

しかし、その認識は私がまだ幼い頃の記憶からきているものであり、今の私が食してみたら案外美味しくいただけるのかもしれませんね。

栄養満点の栗とエネルギーの源になるご飯との組み合わせは活力アップに最適な組み合わせでございますので、残暑厳しい季節ではありますが栗ご飯をお召し上がりになって是非とも乗り切ってくださいませ。

私も試してみたいと思います。

それでは。

ご機嫌麗しゅうございます。
環でございます。

もう季節は夏でございますね。
あまり夏が得意ではない身としては早くも秋が恋しくなっております。

そんな夏でございますが、実は子供の頃は大好きな季節でございました。

特に蝉を捕まえることに関しては、夏休みに意気揚々と外へ出かけたものです。

今となっては何故そんなに捕まえようと頑張っていたのか分かりませんが…。

そして今は蝉の声を聞くとあの頃の自分を思い出しては懐かしく感じるようになりました。

ノスタルジーとは違いますが、あの頃の自分から元気を分けてもらいながらこの夏を乗り越えていこうと思います。

…。

出来るだけ涼しい夏になりますように。

大葉

ご機嫌麗しゅうございます。
環でございます。

前回海苔のお話をさせていただきましたが、今回は大葉についてお話したいと思います。

自室で料理をする際によく使っていた食材で、一時期では何にでも入れておりました。

和食をよく作っていた時にささみの大葉巻きやチャンプルー、餃子や和風パスタなどで使用しておりました。

冷奴やそうめん、納豆の薬味などにも使っていた覚えがあります。

おそらくここ数ヶ月で一番使った食材ではないでしょうか。そのくらい重宝した食材でございます。

梅雨が終わり夏が本格的になりましたら、そうめんの薬味として活躍しそうですね。

簡単に用意出来て、合わせるバリエーションも多い便利な食材でございます。

食欲が出ない日もあるかとは存じますが、さっぱりした食事をお召し上がりになったりしてお体には充分気をつけながらお過ごしくださいませ。

それでは。

梅雨

ご機嫌麗しゅうございます。
環でございます。

もう季節は梅雨でございますね。

雨が降ったり止んだりはっきりしない天候でございますが、傘のお忘れが無いよう日々お気をつけくださいませ。

梅雨明けはいつも何日辺りだったか忘れてしまうのですが東京ですと7月の中旬過ぎた辺りが平年だそうで、あと約一ヶ月くらいは梅雨と向き合わないといけない計算になります。

じっと待っていてもまだ先は長うございますので、その先に控える夏本番の前に梅雨という情緒を楽しむことといたしましょうか。

紫陽花など花と雨のコントラストに惹かれたり、水たまりに揺れる波紋を数えてみたり、梅を使って料理を作ってみたり、願掛けにてるてる坊主を作ってみたり…

この季節でか味わえないひとときを過ごしてみるのもまた一興でございます。

出来るだけ良き梅雨になりますように。

それでは。

海苔

ご機嫌麗しゅうございます。
環でございます。

お嬢様は最近好きな食べ物はございますか?
私は、『海苔』の美味しさを再発見して毎日食べております。

自分でご飯を作る時、どうしても白米のお供が必要になります。

おかずを作ればそれで事足りるのでしょうが、手間や時間をかけたくない時に海苔という食べ物はその真価を発揮いたします。

ただお米に乗せて、巻いて食べるだけ。
それだけで白米が何倍にも美味しくなるのです。

普段は自炊せずに過ごしていたので気付かなかったのですが、手軽に白米のお供になれる海苔は重宝する食べ物であると感心いたしました。

それだけではございません。

なんとなく口さみしい時、お菓子を食べるのは躊躇いたしますが海苔をパリパリ食べることにはなんの躊躇もございません。

食べ過ぎて5枚ほど消費したとしてもカロリーや塩分も大したことございません。

理想の間食としても海苔は重宝いたします。

問題があるとすればちょっと飽きやすいというくらいでしょうか。

でも、1日置けばまた食べたくなる。
そんな魅力的な食べ物でございます。

是非お嬢様も、白米や間食のお供に食してみてはいかがでしょうか。

それでは。

桜ひとひら

ご機嫌麗しゅうございます。
環でございます。

気がつけば桜も葉桜になりましたね。

あいにくじっくり見る機会もなく葉桜になってしまいましたが、それでも地面に落ちた花びらが確かに春であることを伝えてくれました。

ここから力強い葉をつけた木々が街中に広がり、世界に新たな息吹を運んでくれることでしょう。

お屋敷のティーカップ達もお嬢様に会いたそうに棚に並んでおります。

美しい調度品も誰かの目に触れなければただの器。使用人だけでなく、屋敷に宿る全ての命と共にお待ちしております。

まずはその日のためにぴかぴかに磨いておかなければ。

どんな時でも前を向いて。

それでは。

男のロマン

ご機嫌麗しゅうございます。
環でございます。

お嬢様はあまりお考えになったことがないかと存じますが、世の中には火起こしという自然にあるものを使い火を起こすという技術がございます。

何故そのような話をするかと申しますと、以前キャンプの話を瑞沢としていたらやっぱり男の憧れは火起こしだという結論に至りまして、自分の力だけで火種が作れる人はすごいなという話をしていました。

そして詳しく調べてみたところ、いくつかの方法を見つけました。

まずは木だけを使って火種を作り、それを藁など柔らかくて燃えやすい木材に移す方法でございます。

かなり原始的な方法でございますが、細くて長い木の棒をもう一方の石などで穴を開けた木の板に合わせ、ひたすら火種が出来るまで両手を使ってドリルのように擦り合わせるといった方法でございます。

おそらくお嬢様も何かしらの媒体で見聞きしたことがあるかと存じます。

材料は自然にあるものだけで簡単に用意出来る方法なのですが木の相性やコツもあるそうで、難易度はかなり高いかと思われます。

そして他にも珍しい火のつけ方がございます。

それは太陽の光とレンズで焦点を作り、そこに藁を置いて自然に発火させる方法です。

こちらは技術を必要とせず、しかも準備が完了したら後は待つだけという至ってシンプルな方法でございます。

ただ、レンズをどこから調達するかが問題となるのですが、こればかりは人工的なものを使用しなければなりません。

例えば透明な瓶の底。

丁寧に瓶底以外を砕いてピックアップ、それをレンズ代わりとして使用するのだそうです。

その他にも、水を入れたペットボトルでも代用出来るという変わったレンズの作り方もございました。

どの火起こしも実際にやってみなければその難しさは分からないのですが、いつかキャンプをで火を起こす機会があれば、そのとき瑞沢と二人でこっそり体験してみようかと思います。

男のロマン。

お嬢様は決して火には近づかず、我々にお任せくださいませ。

それでは。