アカっちFC ワールドカップ編

???:全国のサッカーを愛するファンの皆様お久しぶりでございます。実況のアカシJでございます。
J(視聴者の方々ヘ):ついにこの時間がやって参りました!
、、、、そう

”FIFAワールドカップ”でございます!!!!

J(視聴者の方々ヘ):今回は、来(きた)るワールドカップに向けて、開催地・現日本代表・対戦国という3つのキーワードを中心に、元サッカー日本代表”明石次郎氏”をゲストに迎え、お話させていただきます。

J:次郎さん、今回もよろしくお願いします。
次郎:お願いします。

J:次郎さん、どうですか今回のワールドカップ。対戦国やメンバー発表も終わりましたが。
次郎:いや~、、中々ハードだね(笑)
J:なるほど、それはやはり「予選の組み合わせが」ということでしょうか?
次郎:まあそれもありますが、まず選手のスケジュールが厳しいよね。

J(視聴者の方々ヘ):そうなんです。
J(視聴者の方々ヘ):実は今までのワールドカップは6月から7月にかけて行われてきたのですが、今回の開催地「カタール」では、その期間、気温が非常に高く(平均気温は40℃を超える)危険であるということで、異例ともいえる11月に開催されるのです。

J:スケジュールが厳しい理由は、やはりヨーロッパで活躍してる日本の選手が増えてきた、ということでしょうか?
次郎:その通り!ブンデス(ドイツ)、プレミア(イギリス)、リーガ(スペイン)。
さらにはフランスやポルトガル、ベルギー等、幅広い国で日本人選手が活躍していますからねえ。欧州というレベルの高い環境にこれだけ多くの日本人選手が所属しているのは素晴らしいことですよ!

J:ただ今回のワールドカップでは選手にとってそれが難しい方向にも動いていると、、
次郎:そうです。11月といえばヨーロッパ各国のリーグはシーズン真っ只中ですから。シーズン中というのは怪我や疲労が付き物。
J:確かに。現に「日本の○○選手が怪我をした!」というニュースも最近多いですよね、、、

次郎:しかも追い打ちをかけるようにCL(※1)やEL(※2)にでるような強いチームはワールドカップの影響で過密日程になり、週に2試合というのも少なくない。選手のコンディションをケアするのも一苦労だと思いますよ。

J:そういえばグアルディオラ監督(※3)が「いずれスタッフの何人かが試合にでるかもしれない」とか「次の試合では私もユルゲン(※4)もプレーしなければならないだろう」なんて皮肉交じりに言ってましたね(笑)
次郎:彼らしいな(笑)
J:まあそれだけ今年は難しいシーズンということですね。

J(視聴者の方々ヘ):ではCMのあとは日本代表選手に焦点を当て進めていきましょう!

※1:チャンピオンズリーグ(CL)。欧州各国の上位チームだけが出場できる世界最高峰の大会。ワールドカップ優勝よりもCL制覇を夢にする選手も少なくない。

※2:ヨーロッパリーグ(EL)。CLほどではないが、こちらもトップレベルの大会。CLに僅かに届かなかった欧州各国の強豪チームが出場する。
ちなみに去年のEL優勝チーム、ドイツの”フランクフルト”には鎌田大地選手と長谷部誠選手が所属しており、両選手とも優勝に多大な貢献をした。

※3:ジョゼップ・グアルディオラ。マンチェスター・シティFC(イングランド)の現監督。「今現在最高の監督は誰だ!?」と言ったら、多くのサッカーファンが真っ先に思い浮かぶであろう監督の一人。ちなみに選手としても過去に素晴らしい成績を収めている。

※4:ユルゲン・クロップ。リヴァプールFC(イングランド)の現監督。彼もまた現在の最高の監督の一人。愛すべき人柄や、香川真司選手や南野拓実選手を指導した過去もあることから日本人のファンも多い。

CM

BGM:ジャカジャカジャカジャンジャンジャン

○○選手(シュートした後、おもむろに口に入れながら):僕がシュートを決められるのは、この”サムライブルーベリーケーキ”のおかげ!!皆もサムライブルーに染まってワールドカップを応援しよう!

ナレーション:令和明石製菓は日本代表を応援しています!

ジャカジャカジャカジャンジャンジャン(音楽)

CM終わり

J:はい。では続いて日本代表にスポットを当て参りましょう!次郎さん、今回のメンバーは如何ですか?
次郎:いやー、すごいよねー。こんなに海外で活躍する選手が増えるとは。我々の時代じゃ考えられなかったよ。

J(視聴者の方々ヘ):ではここで今回選ばれた選手たちを見てみましょう。

背番号 名前 所属チーム

ゴールキーパー

1 川島永嗣選手  (ストラスブール/フランス)
12 権田修一選手 (清水エスパルス/日本)
23 シュミット・ダニエル選手 (シントトロイデン/ベルギー)

ディフェンダー

2 山根視来選手 (川崎フロンターレ/日本)
3 谷口彰悟選手 (川崎フロンターレ/日本)
4 板倉 滉選手  (メンヘングラートバッハ/ドイツ)
5 長友佑都選手 (FC東京/日本)
16 冨安健洋選手 (アーセナル/イングランド)
19 酒井宏樹選手 (浦和レッズ/日本)
22 吉田麻也選手 (シャルケ/ドイツ)
26 伊藤洋輝選手 (シュツットガルト/ドイツ)

ミッドフィルダー&フォワード

6 遠藤 航選手  (シュツットガルト/ドイツ)
7 柴崎 岳選手  (レガネス/スペイン)
8 堂安 律選手  (フライブルク/ドイツ)
9 三笘 薫選手  (ブライトン/イングランド)
10 南野拓実選手 (モナコ/フランス)
11 久保建英選手 (レアルソシエダード/スペイン)
13 守田英正選手 (スポルティング/ポルトガル)
14 伊東純也選手 (スタッド・ランス/フランス)
15 鎌田大地選手 (フランクフルト/ドイツ)
17 田中 碧選手  (デュッセルドルフ/ドイツ)
18 浅野拓磨選手 (ボーフム/ドイツ)
20 町野修斗選手 (湘南ベルマーレ/日本)(中山雄太選手が負傷の為、追加招集)
21 上田綺世選手 (セルクルブリュージュ/ベルギー)
24 相馬勇紀選手 (名古屋グランパス/日本)
25 前田大然選手 (セルティック/スコットランド)

J:今大会は従来より3人多い26名とはいえ(コロナウイルスの影響により)、前回大会より多い19名が海外組ですね。

次郎:もちろん海外移籍が全てではないですが、素晴らしいことです。なぜならワールドカップにおいて、各国の外国人選手たちと普段から対戦しているというのは大きなアドバンテージですから。

J:では海外組の方が有利ということですか?
次郎:いや、実は一概にはそうとも言えません。例えば鎌田大地選手は今シーズン出場機会も多く、かなり活躍しております。しかし裏を返せばそれだけ海外でも注目され、対策されてしまうということ。また彼がプレーしているブンデスリーガ(ドイツ)には
初戦で戦うドイツ代表の選手が数多くプレーしていますからね。ドイツの選手たちは彼を一番に警戒してくると思いますよ。まあそれでも活躍してくれるという期待をしてしまうのが鎌田選手でございますが(笑)

J:なるほど。
次郎:そういう意味では追加招集された町野選手が一番活躍するかもしれませんよ。
J:いやー、ますます日本代表がどういうメンバーで挑むのか気になるところですね!

J:他にはどの選手に注目していますか?
次郎:そうですね、、、個人的には伊藤洋輝選手と伊東純也選手ですかね。
J:字は違えど二人とも「いとう」ですね。
次郎:確かに(笑)
J:ちなみに、どういったところに注目していますか?

次郎:まず伊藤選手はチームでセンターバックや左サイドバックでプレーすることが多く、長身でありながらスピードもある選手です。また彼の強みである後方からのロングパスは一気に相手を脅(おびや)かす武器になると思います。彼も普段からヨーロッパの強靭な選手たちと鎬を削っているので、私はスタメンに選ばれてほしい一人ですね。

次郎:そしてもう一人、伊東選手は快速のアタッカーで現在フランスで活躍しております。最近では「イナズマ純也」なんてあだ名も付いており、彼のドリブルは、スピード自慢の外国人選手を置き去りにする、なんてことも珍しくありません。そして敵をかわした後の右足からの正確なパスや、外側から内側に切り込んでの強力なシュートも彼の魅力の一つです。

J:いやー、私も彼らのプレーに注目して見てみます!

J:では次郎さん、もう一つ。日本選手のコンディションについてお伺いしてもよろしいでしょうか?
次郎:はい。

次郎:そうですね、今日本代表が抱える大きな悩みの一つではないでしょうか。悔しくも代表を辞退することになった中山選手を始め、怪我や体調不良で今シーズン何度か試合を休んだ選手も多く、中にはワールドカップ前に復帰していない選手もいます。(所属クラブや日本代表の医療チームによるとワールドカップには間に合う予定だそう)

次郎:もちろん最終的に試合にでるかどうかは選手自身の思いが大切ですが、まだまだ若い選手も多いので決して「無理だけはしないでほしい」というのが本音です。
J:そうですね、ワールドカップはまた4年後もありますからね。

J(視聴者の方々ヘ):では最後に対戦相手。また、今回の感想を次郎さんに伺っていきます。

J(視聴者の方々ヘ):その前にCMをどうぞ!

とあるアパートの一室

TV音:「ジャンジャカ、、」
「このサムライブルーベリーケーキの、、、」
「応援して、、、」

顔から阿保が滲み出ている男:ほー!?最近ではこんな面白そうなケーキが発売されているのか!!しかもプロサッカー選手のコンディションにも一役買っており、しかもしかも侍の名が冠している、、、

顔から阿保が滲み出ている男:これは私にぴったりではないか!!!おい染瀬!これから買いに参るぞ!!!

CM終わり

J(視聴者の方々ヘ):ではまず3つめのキーワード「対戦相手」について伺う前に、ワールドカップの概要についておさらいしていきましょう。

J(視聴者の方々ヘ):まず各大陸ごとに選ばれた(各国が大陸ごとに予選をし、出場国を決める。例:日本=アジア予選・ブラジル=南米予選)32ヵ国(次回からは48ヵ国)を、4ヵ国ずつ8つのグループに分けます。そして各グループごとに総当たり戦を行い、成績の良い上位2チームが決勝トーナメントに進みます。

J(視聴者の方々ヘ):つまり日本の最初の目標は、「まずグループリーグで2位以上」ということです。ただ今回は、、、

次郎:そう、ドイツ・スペインと同グループになってしまった、、、

次郎:ワールドカップでは毎年、世界の大手ブックメーカーが各国の評価を基に優勝予想をオッズにして発表するのですが、スペインが上から5番目で9.5倍、ドイツがその次で11倍、そして日本は上から25番目の251倍、、(1位はブラジルで5倍)

J:なるほど、、世界で活躍する日本人選手が多くなったとはいえ、世界から見るとまだまだこのくらいの差があるということですか。
次郎:そういうことです。

次郎:ただまあこの結果もあくまで予想ですし、一回限りの勝負となると、結果はどちらに転ぶか分かりません。それに日本代表も対戦国が決まってから、相当の準備をしているはずですから、簡単には終わらないはずです!

J:実際のところ次郎さんは、ドイツ・スペインと同グループになってどうお考えですか?日本は勝ち上がれるでしょうか?

次郎:そうですね、ワールドカップという本気の舞台でドイツ・スペインという強豪国と戦えるのは貴重な経験なので悪い組み合わせではないと思います。恐らく選手たちも楽しみにしていると思います。ただ、日本代表が掲げる目標「新しい景色・ベスト8」を達成するには中々に厳しい相手ではあります。

J:グループリーグを突破するための”カギ”になる試合はどこでしょうか?
次郎:そうですね、初戦のドイツ戦はとても大切です。ここを引き分け以上で終えれば予選突破の確立がグッと近づくと思います。

次郎:それと2試合目のコスタリカ戦も重要ですね。ここは必ず勝たなければいけません。日本代表もこの試合は攻撃重視の戦略をとると思います。
次郎:ちなみに私は、このカードは日本に分があると見ています。実際に4年前とはいえ、前回対戦した時は日本が3対0で勝利しましたから。日本の選手も良い印象を持っていると思いますよ!

次郎:そして最後に3試合目のスペイン戦。ここが一番難しい試合になるかもしれません。2試合を終えた疲労。さらに、それまでの結果によって戦い方を変えていかなければなりませんので!

J:なるほど、、、つまり全試合大切ということですね(笑)
次郎:そういうことです(笑)

J:では最後に次郎さん、今回ワールドカップについて話してみて如何でしたか?

次郎:はい。まずは前回のオリンピック編に引き続き、ゲストとして呼んでいただきありがとうございます。全体的に広く浅くキーワードに触れてお話出来たのは良かったかなと思います。

次郎:ただ、日本代表の魅力を伝えるよりも、日本代表に立ちはだかる”壁”を話過ぎて視聴者の方々に「ワールドカップ、予選突破は難しいのかな?」という印象を与えてしまったのではないかと少し反省しております(笑)

次郎:しかし、私もJさんも日本代表が勝ち上がってくれるというのは信じています!なので皆様も日本代表を応援していただき、楽しみにして頂ければなぁと思います。

J:改めて次郎さん、今回もお忙しい中来ていただき、ありがとうございます。
次郎:こちらこそありがとうございます!また機会があれば是非、呼んでください!

J:はい!もちろんです!

J(視聴者の方々ヘ):そして、ここまで見てくださった視聴者の方々もありがとうございます。ワールドカップ、日本の初戦は日本時間11月23日の22:00から始まります。是非そちらの方もご覧いただければと思います!

J(視聴者の方々ヘ):では、最後はこの言葉で終わりたいと思います。

J&次郎:頑張れ日本!!

番組終了。

 

と、言うことで読破していただいたお嬢様、誠にありがとうございます。

前回からおよそ2ヶ月ぶりのブログ更新、、、

「待ちわびた!」という数少ない個性てk、、、な、お嬢様。大変お待たせいたしました!
次は極力早めにお届けできれば(できたらいいなぁ、、、)と存じます!

改めて、ご覧いただきありがとうございました!

おまけ1

サムライブルーベリーケーキをお召し上がりいただいたお嬢様、これからお召し上がりいただく予定のお嬢様、とてもとてもありがとうございます!

おまけ2

、、、、、、、、、、へ、変身

は、時間をかけてでも書かせていただく所存でございます!

おまけ3

最近嬉しかったことは先日フランクフルト(鎌田大地選手が所属しているチーム)を生で拝見できたことです。その時はワールドカップに選ばれている選手は来ていなかったので鎌田選手はいませんでしたが、長谷部誠選手そして個人的にはティモシー・チャンドラー選手を拝見できたのが嬉しかったです。

終わり。

映画~迷いの続き~

 

お嬢様如何お過ごしでございますか?明石でございます。

前回に引き続き今回も映画について書かせていただきます!
(じ、次回こそ変身を!!)

ということで早速、前回の続き第6位から!!
(今回もお嬢様から教えていただいた映画は除いております)

第6位  ジャンル コメディ

「お熱いのがお好き」

ついにきましたか!ビリー・ワイルダー監督の作品が、、、
私、過去のブログで書いたかもしれませんが、この方の作品が大好きでございまして、迷ったあげく”コメディ”で挙げさせていただきました。(とは申しましても候補作品にもたくさん挙げておりましたが、、それと先に言ってしまうと、実は第2位も彼の監督作品でございます!)

是非、笑いや清々しさを求めてらっしゃるお嬢様にはご覧いただきたい映画でございます。あと、かの有名なマリリン・モンロー氏の魅力もこの映画で初めて分かりました。

コメディ映画の候補作品

「モダン・タイムス」「あなただけ今晩は」「俺たちは天使じゃない(1989年制作)」
「スティング 」「男はつらいよシリーズ」等

第5位  ジャンル アクション

「椿三十郎」

これまたどこかのブログでちょこっと書かせていただいた監督、黒澤明氏の作品でございます。

黒澤明といえば日本史上最高の監督との呼び声も高く、素晴らしい作品の数々は日本のみならず海外でも高く評価されており、影響を受けた外国の映画監督も少なくありません。

例えば「スター・ウォーズシリーズ」でお馴染みの「Cー3PO」と「R2ーD2」は映画「隠し砦の三悪人」のとある登場人物をモデルにしていたり、マカロニ・ウェスタンの金字塔「荒野の用心棒」は映画「用心棒」から着想を得たとされております。

そして今回私はそんな黒澤明氏の映画の中でも一番大好きな「椿三十郎」をアクション部門で選ばせていただきました。俳優、三船敏郎の格好良さは男の憧れでございます。

アクション映画の候補作品

「用心棒」「プロジェクトA」「パルプフィクション」
「マッドマックスシリーズ(1、2、怒りのデスロード)」等

第4位  ジャンル ドラマ

「ショーシャンクの空に」

今回様々なジャンルの中から一番と言える作品を選んでおりますが、一番迷ったのがこの”ドラマ”でございます。理由と致しましては、私が好きな映画のジャンルがいわゆるヒューマンドラマというのもございますが、一番はドラマ映画かどうかの境目が難しい所でございます。
調べてみるとドラマ映画というのは「人間関係の発展」「ドラマティックなテーマ」「心の葛藤」などを扱う作品らしく(ウィ○ペディア参照)言ってしまえば前述した、いくつかの作品にも当てはまっているような気が致します。
なので今回は候補作品と併せて強引に決めさせていただきました。

そしてなぜその中でも「ショーシャンクの空に」を選んだのか。実は私、この映画を初めて鑑賞したのがつい最近でございました。

今までにこの映画を見たという方々から感想を聞く機会があったのですが、ほぼ全ての方が絶賛されており、さらによくある映画ランキングなどでも、よく上位に挙がっておりました。

拝見する前からそこまでの評価を聞くと、嫌でも期待が膨らんでくるものでございます。だんだん私も「せっかくなら良きシチュエーションで見たい!」と、思いはじめました。すると今年、なんと「ショーシャンクの空に」が4Kデジタルリマスター版で劇場公開されたのです!
私は大きな期待を胸に劇場へ参りました。そして見終わった後思いました。

「大スクリーンで見れて良かった!!!(感涙)」と、、、(実際には泣いていませんが)
まあ何にせよ、あれほどの期待をしっかり超えてくる作品はそう多くは無いかと存じます!
(ただ一つ残念だったのは大きなネタバレを鑑賞する前から知ってしまっていたということです。1994年公開なので仕方がないといえばそれまでですが、、、)

ドラマ映画の候補作品

「カッコーの巣の上で」「グラン・トリノ」「スリー・ビルボード」「セッション」
「グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち」「フォレスト・ガンプ/一期一会」等

第3位  ジャンル SF

「インターステラー」

SF。つまり空想科学を題材にしたジャンルでございます。未知の生物、超次元的能力、タイムトラベル、そして宇宙、、このカテゴリーにも数多くの名作がございます。
ただ私はSF映画でいうならば古い作品よりも比較的新しい作品の方が好きになる傾向がございます。
それはなぜか?
これはあくまでも主観でございますが、SF映画で感銘を受けるポイントとしてストーリーの他に、自分では思いつきもしない未来へのイメージと、それをいかに美しい映像で表現できるかも大切だと考えております。

つまり今まで思いつかなかった発想はもちろんのこと、過去にあったアイデアでも技術力の上がった現代で制作した映画の方が視覚的に感動しやすい気がするからです。(無論、2001年宇宙の旅やブレードランナーのような、その枠に収まらない映画もございますが、、、)

そしてこの「インターステラー」でございます!
初めてこの映画を見たときの衝撃は今でも忘れられません。
監督クリストファー・ノーラン氏の頭の中は一体どうなっているのかと、、
宇宙で起こるあの有名な現象をああいう風に映像で表すとは、、
そしてあのシーン、、二回目の鑑賞でも涙が流れました。(今回は実際に泣きました)

SF映画の候補作品

「インセプション」「オール・ユー・ニード・イズ・キル」「第9地区」
「ターミネーター2」「未来世紀ブラジル」

お嬢様ついに3位~10位まで完成いたしました!

残すこと2位、そして1位のみでございます!
しかもここからはすでに決まっておりますゆえ、気楽なものでございます。

ではあまりもったいぶってもしょうがないので早速!

第2位

「アパートの鍵貸します」

こちらは先ほども触れたビリー・ワイルダー監督の作品でございます。

何が良いのかと申しますと、まずビリー・ワイルダー氏の作品(コメディー色の強い作品)は総じて爽やかで不快になることがございません。
そして何と言っても演出やセリフ回しがすごくお洒落でございます。特にセリフは間違いなく真似したくなります。

それと忘れてならないのが主人公ジャック・レモンとシャーリー・マクレーンの名コンビぶりでございます。この二人の何が私の心に響いたのかは分かりませんが、この二人が演じる役柄の表情からは、常に魅力が溢れ出ている気が致します。ちなみにコメディ映画の候補にある「あなただけ今晩は」にもこの二人が主役として出演しております。

なぜビリー・ワイルダー作品の中でこの映画が一番好きなのかは自分でも良く分かりません。細かく考察すれば好きなポイントが論理的に解るかもしれませんが、今回はやめておきます!

では次が最後の作品でございます!

第1位

「ペーパー・ムーン」

この作品はとある詐欺師の男と母親を亡くした少女が織りなすロードムービーでございます。
私はこの映画を初めて見たとき、今までで一番好きかもしれないと純粋に思いました。
もちろん今もその気持ちは変わりません。

この映画の魅力を一つだけ伝えるとするならば、少女アディを演じる女優テータム・オニールでございます。
当時まだ10歳だったこの少女の演技力には、老若男女全ての人々を笑顔する力があり、この映画を見終えたあとに、この少女が史上最年少で助演女優賞を受賞することに異を唱える人は恐らくいないことでしょう。

「アパートの鍵貸します」にも言えますが、私は難しいことを考えずに優しい気持ちで見れる映画が一番合っているのかもしれません。

(ちなみにテータム・オニール氏が出演している「がんばれ!ベアーズ」という作品もおススメでございます)

いやいや、ついに私の映画ベスト10が決まりました。

これで「好きな映画10個挙げるとしたら何!?」という質問が来ても、淀みなく答えることができます!

一応、1位~10位までをもう一度並べると。

1位 「ペーパー・ムーン」

2位 「アパートの鍵貸します」

3位 「インターステラー」

4位 「ショーシャンクの空に」

5位 「椿三十郎」

6位 「お熱いのがお好き」

7位 「ノーカントリー」

8位 「ゴースト/ニューヨークの幻」

9位 「マイ・フェア・レディ」

10位 「容疑者Xの献身」

素晴らしい、、
ジャンル別に選んでいるのでバラエティに富んでいるのも高評価でございます!

是非お嬢様も自分だけのベスト10を作ってみてくださいませ!

後編完

今回も長きにわたり私の阿呆な考えに付き合っていただき誠にありがとうございます。
また機会があれば違う形で映画について書くかもしれません。

少しでも楽しんでいただけたならば、幸いでございます!

おまけ 最近、野菜ジュースを飲んでおります。

終わり。

映画~迷い~

ご機嫌麗しゅうございます、お嬢様。明石でございます。

今回はタイトル通り”映画”について書かせていただきます!
(変身はまた後日ということで、、、)

突然ですがお嬢様方はこの質問になんと答えてらっしゃいますか?

「一番好きな映画は何ですか?」

、、、恐らく迷ってしまうのではないでしょうか?

この世界には素晴らしい映画が溢れており、ナンバーワンを決めることは中々に難しゅうございます。かくいう私もその一人でございました。

しかし近年!私はその質問に100%自信を持ってお答えできる映画に巡り合うことができました。しかも1位のみならず2位の作品にも出会うことができました。
(その作品は後ほど発表させていただきます)

では一体、私は何に迷っているのか。それは、、、

”好きな映画ランキングベスト10”(3位~10位)

で、ございます!!!

いや~、ナンバーワンが決まると次はベスト10を作りたくなってしまうのは人の性でございます。
しかしこれが、考えれば考えるほど迷ってしまい、一向に決まらないのです。
そこで私はあるルールを付け加えました。それは”1ジャンル1作品ルール”

つまりジャンルごとに一作品ずつ代表を選出し、その中でベスト10(3位~10位)を決めるというものでございます。

ということで今回は!
「1ジャンル1作品でベスト10ランキングの3位~10位までを作ろう!」のコーナーでございます!!

まずは1位と2位を抜いた8つのジャンルでございますが。

アクション映画・コメディ映画・ミステリー(推理重視)映画・ドラマ映画

ロマンス(恋愛)映画・ミュージカル映画・サスペンス、スリラー映画・SF映画

この8つで参りたいと思います!
ちなみに「今回なぜこの映画を選出したのか?」等の説明はネタバレを極力避けるためあえて(感想をお伝えするのが、にがt、、、)省かせていただきます。

(それと今回はお嬢様から教えていただいた映画は除いております)
では早速!

第10位 ジャンル ミステリー(推理重視)

「容疑者Xの献身」

この作品は、かの有名な小説家である「東野圭吾」氏のガリレオシリーズを映画化した作品で、小説もさることながら映画の評価も高く第32回日本アカデミー賞では優秀作品賞に選出されております。

ちなみに主人公の湯川学はとても風変わりで濃いキャラクターなのですが、もしかしたら小説も映画もご覧になったことのないお嬢様でも知っているかもしれません。
なぜならば、、、、(ヒント、パンダ)

ミステリー(推理重視)映画の候補作品

「裏窓」「金田一耕助シリーズ(石坂浩二氏主演)」「情婦」等

第9位  ジャンル ミュージカル

「マイ・フェア・レディ」

今回ジャンルごとに一作品ずつ選ぶ過程も難しかったのですが、この作品だけはすぐに決まりました。一体なぜか、それはこの作品以外ミュージカルというジャンルは全くと言っていいほど見てこなかったからです。

しかし、雨に唄えば、ラ・ラ・ランド、サウンド・オブ・ミュージック等、このジャンルも名だたる作品がございますので、これを機に敬遠していたミュージカル映画も鑑賞してみようかと存じます。

それとこの「マイ・フェア・レディ」でございますが、少々女性蔑視な表現もございますので、苦手な方は気を付けてご覧くださいませ。

ミュージカル映画の候補作品

無し

第8位  ジャンル ロマンス(恋愛)

「ゴースト/ニューヨークの幻」

ネタバレになってしまうので多くは書けませんが、ゴーストの文字が気になりますが怖くはございませんのでご安心を!

それと少しだけ選出理由を語るなら、とても泣いてしまったからでございます。
どこかで申したかもしれませんが、ラブストーリーは一人で鑑賞してはいけないということを、しみじみ感じた作品でございます。
是非、友人、ご家族、そして素敵な方とご覧くださいませ!

ロマンス(恋愛)映画の候補作品

「ローマの休日」「昼下がりの情事」「カサブランカ」等

第7位  ジャンル サスペンス、スリラー

「ノーカントリー」

今回このジャンルを選ぶにあたって、「人間の怖さ」に焦点を当てて選出させていただきました。作中に登場する「シガー」というキャラクターは底の見えない狂気を感じさせ、何事にも動じない冷静な立ち振る舞いが、さらに狂気を助長させております。

勿論ストーリーも見ごたえがございますので、是非ご覧くださいませ!

サスペンス、スリラー映画の候補作品

「羊たちの沈黙」「サイコ」「ゴーンガール」

前編完

お嬢様、今回もとても長引きそうだったので、勝手ながら前篇と後篇に区切らせていただきます。

次のブログは今回の続きか、変身の続きを書くかと存じますので、楽しみにお待ちいただければ幸いでございます。

おまけ。 この夏にもう一度、釣りをしに海へ行くかもしれません!!!

終わり。

変身3

「おい、とんかつ!もっと速く走れ!日が暮れちまうぞ!」
「は、はい!」

集会が終わり、僕は”ミケ捜索班”に加わることにした。

最近は食料調達ばかりで飽き飽きしていたところだったし、丑組の偵察は威嚇や牽制だけで終わらず、結局その場で争いになることが多い。僕は喧嘩が苦手だ。
そしてなによりミケさんが一体どんな猫なのか気になるのが一番の理由だ!

走り回るのもあんまり得意じゃないけど会いたい欲の方が勝っていた。
しかし目覚めし猫がこんな近くに、、、、

”目覚めし猫”僕もその言葉は聞いたことがあった。

なんでも数百、数千、いや数万匹に一匹の割合で目覚めし猫は存在するらしい。
その猫は見た目こそ僕ら普通の猫と変わらないが、発想力や知識量があまりにも異なっていた。
例えば戦いで武器というものを使ったり、二足歩行で歩いたり、人間社会に関して妙に詳しかったり、普通の猫では考えつかないことを当たり前にやってのけた。
最近では「目覚めし猫には人間の心が宿っているのでは?」と、考える猫もいるくらいだ。

「やはり会ってみたい、、、」すると不意に大きな声が耳に響いた。
「おい!とんかつ何度言わせるんだ!!!」先輩猫がこちらを振り向いていた。

「ハッ!」「すいません!」
「おめーさっきから何ぼーっとしてんだ」
「えっあっいや、目覚めし猫のことを考えていて」「まさかこんな近くにいるとは思わなかったので、、、」

「ったく」「でもまー、確かに驚くよな」
「俺も若いころはただの噂話だと思っていたよ。しかし立て続けに3匹も現れたんじゃ信じるしかないだろう」
「えっ?3匹?ミケさんだけじゃないのですか!?」

「ん?知らないのか?」「今は亡き寅組のおかみさん。つまり亡くなられた虎ノ進親分の奥さんは目覚めし猫だったんだよ」
「!?」

「今、当たり前のように人間たちに捕まらずに食料を集められるのは、虎ノ進親分に人間心理を教えたおかみさんの功績が大きい」「その他にも人間の道具の使い方なども教えてくれた。まあ俺ら普通の猫では使いこなせない物がほとんどだったけどな」

これは僕も初めて聞く話だった。
ちなみにお二方の馴れ初めは嘘か誠か、当時数十匹の野犬の群れに襲われていたおかみさんを、虎ノ進親分がたった一匹で立ち向かいボロボロになりながらも助けたのがきっかけらしい。

「先輩、じゃあもう一匹は誰なんですか?」
「ん?気づかないのか?」
「えっ?ま、まさか、、、ジャック」
「ああ。恐らくジャックも目覚めし猫で間違いないだろう」

「なんせ、おかみさんの知恵と親分の力を、実質たった一匹で阻んだのだからな」

「うっ、、、」
「だ、か、ら、早くミケさんを見つけるんだろうが!」

「それに偵察組の情報では丑組の縄張りを中心になんだかきな臭くなっているらしい」

終。

追記

変身2を掲載してからから、およそ二ヶ月、、、

「待ってた!」という数少ない妙ちくr、、、稀有なお嬢様方、大変お待たせいたしました。私の筆が中々進まないあまりこんなに時が経っていたとは、、、

次こそは出来るだけ早く書く所存でございます!(、、、恐らく)

おまけ

そろそろヨーロッパサッカーが始まります。今シーズンは日本人選手の楽しみな移籍が多く、期待で胸いっぱいでございます。

終わり。

釣り2

※変身の続きはまた後日掲載いたします。

ご機嫌麗しゅうございます、お嬢様!明石でございます。

先日ひさーしぶりにお酒を頂いたところグラス一杯半も飲むことができました!
中々に調子が良かった気がいたします。(ちなみに頂いたお酒はフルーツジュースと酎ハイを合わせた、いわゆるサワーと呼ばれるものです)

と、まあお酒のお話は一旦置いときまして、そろそろ本題の釣りへと参りましょう!

今回も例によって海釣りへ行ってまいりました。目標にしていたお魚は”クロダイ”という種類だったのですが、まあ釣れぬこと釣れぬこと、、、

私がよく足を運ぶポイントにはクロダイが生息しているはずなのですが(恐らく数十年釣りをしてきたであろう見知らぬおじさんが同じポイントで釣っていました)私の前には全く姿を現してくれないのです。

共に足を運んだ友人が言うには「釣りの仕掛けが良くないんじゃないか」とのこと、、
いずれ試してみて良き結果がでましたら、お伝えいたします!

ただこの日はクロダイこそ釣れませんでしたが、他のお魚は釣れました!

まあ、まずはお写真を!

ブログを見てくださっているお嬢様なら、このお魚たちの名前はもちろんご存じかと思いますが、、、、、左様でございます!上の2匹がメジナさん、そして下の2匹が私のブログでは純レギュラーと言っても過言ではないカサゴ君でございます!

ちなみに上のカサゴ君、今までで一番大きいサイズでございます。(ただ釣ったのは私ではなく友人でございましたが、、)

そして今回も持ち帰ったお魚たちは私に美味しく食べられました!

メジナさん

カサゴ君

今回は大雑把に小麦粉と片栗粉をまぶして揚げ、お塩でいただきました。
見栄えはボチボチですが味は中々でございました!

お魚はなぜこんなに美味しいのでしょう?
どう調理してもハズレが無い気がいたします。

そういえば昔カサゴを煮付けにしてみたのですが、身に味が上手く染みこまず、淡白な味わいになってしまいました、、、
上手に味を染み込ませる方法が知りとうございます。

 

お嬢様、そろそろお別れの時間が近づいてまいりました。
今回もご覧いただきありがとうございます!次回は変身の続きですかね?

それではお嬢様、これにて失礼いたします。

おまけ1(サッカー)

鎌田大地選手・長谷部誠選手、EL(ヨーロッパリーグ)優勝おめでとうございます!!

おまけ2(サッカー)

日本で今一番好きな選手は鎌田大地選手でございます。

ちなみに一番格好いいと思う方は板倉滉選手でございます。

終わり。

変身2

     3

(うむ。なれてくると猫の姿の方が快適だな!)
明石太郎は早くも猫の体に順応していた。

(しかし、これだけ自由自在に動き回れるのならば、こんな狭い部屋ではなくお外で遊びたくなるなぁ)
明石太郎は外出することにした。しかしそれには問題があった。
(玄関のドア、どうやって開けよう?)

(まあ鍵はなんとかなるとして、、、)
明石太郎は三回目のジャンプで鍵をひねることに成功した。
(ここからが問題だ。ドアノブを動かしながら、この重い扉を開けるには猫のままだと中々に骨が折れるぞ、、、)

まず彼はドアノブにぶら下がりながら、振り子の要領でドアを蹴飛ばしてみた。
(………)
ビクともしない。そもそも物理法則的にこの方法は可能なのか疑問に思えた。
次に紐でドアノブを固定しようと試みたが、愛くるしい肉球が邪魔をしてこれも失敗に終わった。

その後も色々試したが、人間社会を猫が生き抜くのは難しいという現実を突き付けられただけだった。

(くそう、諦めるしか、、、いや待て!ドアがだめなら窓があるじゃないか!)
明石太郎はすぐさま窓の側に駆け寄った。

窓を覆う黄ばんだカーテンを爪で開けると、そこには丁度猫一匹が立てるスペースがある。明石太郎はそこに立つと、すっかり慣れた手つきで鍵を外した。
(こんな簡単なことに気づかないとは、まだまだ冷静さを失っておるな)

客観的に見ると明石太郎は冷静沈着である。なぜならば猫に変身したにもかかわらず、「どうやったら元に戻れるだろうか?」ではなく、「お外で遊びたい!」等と呑気に思案しているからである。
しかし、自身の現状に全く不安がないのには理由があり、実は先ほどまで明石太郎が見ていた夢が原因であったが彼はそのことをすっかり忘れていた。

(いや、何にせよやっと外へ出られる)
明石太郎は窓を掻くように開け始めた。

何度も繰り返しているうちに少しずつ隙間ができてくる。
(よし、もう少しで隙間に手が入るぞ)
猫に変身した明石太郎がさらに手のスピードを上げようとしたとき

「ドンドンドン!!」

不意に玄関の扉が叩かれた。そしてさらに聞きなじみのある声が聞こえてきた。

「あかし!(ヒック)」「あかしたろう!!(ヒック)」

「せいぎの、、なのもとに(ヒック)この大家!、、さまが(ヒック)家賃!を、とりたてにきたぞ!!(ヒック)」
明石太郎は彼のへべれけな言葉遣いに呆れて物が言えなかった。

(さてはあの男、昨晩から酒を飲んでいたな、、、)
明石太郎は無視してまた窓の方へ体を向けた。が、その瞬間「ガチャン!!」と勢いよく扉が開かれた。
(しまった!鍵を開けたままだった)
そして思わず扉の方を振り返ってしまった。

開け放たれた扉から、千鳥足の大家さんが一升瓶を携え部屋に入ってきた。
そして朧げな視線が茶トラ猫を捉えた。
(うっ、やばい、、、)

ここ最近の大家さんは家賃戦争のこともあって改心をし、それに伴い悪政と評判だった取り決め”生類憐みの令”も緩和されていたのだが、さすがに犬や猫を飼うことは禁止されていた。

「んー?、、、なぜ猫がこんなところにいるんだ(ヒック)」
大家さんはゆっくりと、ふらふらとした足取りで茶トラ猫に近づいた。

(やばい、今の酔った大家はなにをしでかすか分からんぞ、、、)
(ゆっくり、ゆっくりと窓を開けて逃げなければ!)
明石太郎はそっと窓を開け始めた。
(よし!隙間に手が入った。これでグッと開けれ……)

「この阿保猫がーー!!!」

先ほどまで千鳥足だった大家さんが顔を真っ赤にして、一升瓶を振りかぶりながら明石太郎めがけて走ってきた。

「にゃにゃーー!!(なにーー!!)」
「にゃにゃ!にゃにゃにゃにゃ(まて!落ち着け)」

「にゃーにゃー、にゃーにゃーうるさいぞ!!吹き飛べ!!」

(くそっ!)
明石太郎は窓の隙間に手を入れると目一杯力をいれた。
「ガラガラガラ!!!」
勢いよく開いた窓から明石太郎は外へ飛び出した。
しかし、赤鬼と化した大家さんの金棒(一升瓶)は思いのほか迫っており、茶トラ猫のお尻に直撃した。

「にっ!ににゃーーーーー!!」

茶トラ猫は勢いよく窓から吹っ飛んだ。
(あの男本当に殴りやがった!だが落ち着け、まずは受け身を取らなければ)
明石太郎は空中で体勢を整え着地に備えた。しかし明石太郎は忘れていた。

極々たまにしか開かれない、あかずの窓の先にブロック塀があることを、、、

「ドスン」

下ばかりに気をとられていた茶トラ猫は頭からブロック塀にぶつかった。
そして彼は気を失った。

終。

おまけ1

ご覧いただきありがとうございます。前回も今回も当たり前のように途中で区切らせていただいておりますが、、、

この「変身」。このペースで書いていたら一体いつまで続くのでしょうか、、(笑)

まあ気長に書き続ける所存でございますが、このお話ばかりだとつまらないので、次回はまた違う内容を書くかもしれません!

おまけ2(懺悔室)

ギフトショップにて5月からお出ししている”煎茶あんこ(粒あん)”の中身を「こしあんでございます」と、間違えてご案内したことが何度かありました。
仏様申し訳ございませんでした。

終わり。

変身1

                    1

ある明け方、明石太郎がふわふわもこもこの夢から目を覚ますと、体に違和感があることに気が付いた。「、、、むにゃむにゃ。なんか変な感じがするな」
しかし明石太郎はまだ眠かったので、瞼を閉じたまま違和感の正体をぼーっと探してみることにした。

(なんだかいつもより顔や体がもこもこしている気がする、、、)
(それに体が妙に小さいような、、)考えていると徐々に目が覚めてきた。
(というか私は変な格好で寝ていないか)
(うつ伏せの状態で背中を丸め、手と足を体の下にして、これではまるで、、、)
明石太郎は取りあえず目を開けることにした。

(な、なんだこれは!!)

まだ薄暗い部屋を見渡すと、机や茶棚はビルのように大きく、部屋は普段より何倍も広く感じられた。
(、、、、はっ!もしや私が縮んでいるのか)
さらに周囲を伺っていると、あるものが目に留まった。そこには自分の頭より大きくなった金魚鉢が置かれており、中には去年の夏に掬った三匹の金魚が泳いでいた。そしてなぜかとても美味しそうに感じた。
(なんだこの感覚!?よだれが止まらん!、、いや落ち着け明石太郎よ!)
しかし驚いたのはこれだけではなかった。

金魚鉢に反射している光景をよく見てみると、なんと自分の姿がどこにも見当たらず、そのかわりに一匹の猫が座っていた。
「、、、、」明石太郎はそれがどういうことなのかほぼ分かりかけていたが、一旦考えるのをやめ、金魚鉢に近づいた。

当然のように手と足で歩いている、、、、
さらには障害物をぴょんぴょんジャンプして乗り越えている自分がいる、、、
時折見える金魚鉢の猫も悲しいことに全く同じ動作で動いている。(ま、まだ分からない)
金魚鉢があと数歩のところまで来ると猫の姿がはっきり見えた。

頭は大きめで、手足としっぽが少し短い、なんだかのろまそうな茶トラ猫、、、

(私が猫なら多分こんな感じだろう、、、)そして明石太郎は諦めた。

                   2

 ハチワレ猫のトンカツは最近彼が加入した”どん吉組”の集会に出席していた。
(目がシパシパする、、でもしっかり聞かないと怒られちゃう)
トンカツ達下っ端は日に日に忙しさが増す”どん吉組”ひいては、その親玉である
”犬喰いの虎ノ進(とらのしん)”率いる”寅組”の負担を最も受けていた。

(今日はなんて暖かいのだろう。こんな日はゆっくり眠りたい気分だ、、)
このどん吉組が集会している場所は人間たちが住まう錆びれたアパートの前にある広場を使っていた。この辺りはとても日当たりが良く晴れの日はいつもポカポカしていた。

(眠たい原因は、そんなポカポカも影響しているのかもしれない、、、)
トンカツがのんきなことを考えていると、目の前の古びた段ボールの上から猛々しい声が聞こえてきた。「いいかお前ら、今回ボスから送られてきた指令は3つある!」

閉じかかっていた瞼に力をいれ、ちらと段ボールの上に目をやると、今日もどん吉さんはでんと構えていた。

「まず一つ!これはいつもの如く、食料の調達。今回も量が一番少なかった幹部、そしてその部下たちには罰を与えるとのこと。だからお前ら気張れよ!!」

「そして二つ!丑組への偵察及び威嚇・牽制」
(丑組、またあいつらか、、、)トンカツも先輩猫たちから丑組との歴史を散々聞かされていた。

丑組。トンカツが生まれる前から寅組とこの辺りを二分していたらしい組織だ。
特に虎ノ進親分の二つ前の世代では激しく争っていたらしく、周りの名のある猫たちからもその二つの組織は一目置かれていた。

しかし当時の親分同士が一線を退き現在の虎ノ進親分の世代になると、徐々に寅組が優勢になり、丑組の力が弱まっていった。一つには虎ノ進親分の万全な規律とそれを律する力のおかげでもあったが、大きな要因は現在の丑組の長”牛鬼(ぎゅうき)親分”の無能さにあった。

現牛鬼親分は自分だけうまい汁を吸えれば良いと考えており、部下には必要最低限の食料や休みしか与えず、その割には危機に直面すると自分は逃げて配下の猫に全てを任せていた。そうなると必然的に部下からの信頼は薄れていき、「先代の血を引いているだけで偉そうにしやがって!」と、組を離れる猫も少なくなかった。

その後どんどんと丑組の力は弱まり寅組の猫たちは「やっとここら一帯はおいらたちの縄張りになる!」と喜んだそうだ。しかしある大きな出来事によってそんな思いは一瞬にして霧散してしまう。事の発端は牛鬼親分が徴兵まがいの政策を行ったことだった。

「さすがにこのままではまずい」と、牛鬼親分は蓄えていた食料をちらつかせ、組織の再建を図った。
始めはほとんどの野良猫たちが牛鬼親分の悪評を聞いていたため、耳を傾けることはなかったが、ある一匹の猫の加入によって事態は一変した。

「いいか、丑組への牽制は必要とあらば実力行使でも良いとのこと」
「ただし”ジャック”が率いている場合は即座に逃げろとのことだ!」

そうそのジャックこそが、虎ノ進親分やどん吉さんを悩ませ、ここ最近の多忙の一番の理由であり、トンカツの疲れと眠気の原因でもあった。

(ジャックとは会ったことがない。ただあのボスが危険視しているということはかなり凶悪な猫なのだろう)あまり戦いが好きではなかったトンカツはその指令には気乗りしなかった。

「ジャックって野郎はそんなに危険な猫なのですかい?」トンカツと同じ若い下っ端猫がどん吉に尋ねた。
「ああ。まず思想が最悪だ」どん吉は思い詰めるように話し始めた。

「うちのボスと同じく人間心理を熟知しており、それを危険な方向にしか使わず、さらに戦い方も俺たち普通の猫とは全然違う。無論かなり強い」

「昔、寅組の二人の幹部とその部下たちが、ジャックの組に討ち入りをした。数の多さを武器にこちらが戦況を有利に進め、多少の犠牲をだしつつもあとはジャックただ一匹のところまで追いつめた、、、」

「ゴクリ、、」
「そ、そのあとどうしたのですか?」下っ端猫たちが食い入るように聞く。

「その後、”命からがら生き残った猫”によると、ジャック一匹に全滅させられたそうだ、、」
「か、幹部もですか、、?」

「、、、らしい」

「ま、まさか!?」
「そんなやつに勝てるわけない」
「俺、出くわしたらどうしよう、、、」周りには戸惑いや不安の空気が流れていた。
トンカツも同じだった。

「みんな落ち着け!手はある!」どん吉の声に猛々しさが戻っていた。
「えっ!いったいなんですか!?」皆の視線がどん吉に向いた。
「それが3つ目の指令に関係する」そう言い終えるとどん吉は大きく息を吸った。

「どこかでほっつき歩いている”ミケ”を探してこい!!!!」

「えっ?ミケさんってあの?」
「どん吉さんと同じ幹部のミケさん?」
「で、でも彼が戦っているところなど見たことがないよ」

トンカツはミケという名に聞き覚えがあったが、どんな猫なのかは知らなかった。

「あの、ミケさんってどんな方なんですか?」隣にいた先輩猫に聞いてみると、彼は難しい顔をして答えた。
「ん~、一言で言うなら適当な奴さ」「風の吹くまま気の向くまま、風来坊と言えば聞こえはいいが、いつも指令も受けずにどこかでのんびり暮らしてる」彼は話し終えると少し呆れ顔をしていた。

しかしトンカツの印象はどこか違った。そんな気ままな暮らしに羨ましさを覚えたのもあるが、そんな適当な猫がなぜジャックみたいな恐ろしい猫に対する秘策なのだろう。
そしてあの規律に厳しいボスから指令を受けなくてもいい猫がいたなんて。
しかも彼は幹部らしいし、、、

「なぜ彼が必要なんですか?」トンカツは今の話を踏まえて聞いてみた。
「俺もにわかには信じがたいが、、、」先輩猫は一呼吸置いた。

「ボスが言うにはミケさんは”目覚めし猫”らしい」

終わり。

記念2

ご機嫌麗しゅうございます、お嬢様。明石でございます。
では早速前回の続きを書かせていただきます。

第七回「夏のおすすめ」第十二回「怖い話」

ホラー回。第七回でおすすめの怪談の読み方を書いたのちの、自身で書いた怖い話を読んでいただく合わせ技。懐かしゅうございます!
ただ、、、実際に第十二回は怖がっていただけたのだろうか?

いや、多分ご感想の比率を考えるにまだまだ改良の余地がありそうです。もしまた怖い話を書かせていただくならば取り敢えずもう少し短くまとまった文章に仕上げとうございます。(もしかしたら一番長い文章かもしれません笑)

そういえば最近拝読した怖い話(?)で、面白いものがございました。(ご存じのお嬢様もいらっしゃるかもしれません)
まず自室を頭の中で想像します。その後、扉を開け全てのお部屋を回ります。
リビングや寝室は勿論、お風呂やトイレも回ります。そして最後に初めにいた自室へ戻ってきます。では質問です、お部屋のどこかで誰かと会いましたか?

ほとんどの方が誰とも会わないそうです。私も会いませんでした。
ただ、その逆。もし誰かと会ってしまった場合、そのお部屋は、、、、というお話しでございます(笑)

まあ、お嬢様のお屋敷やご別宅では、心配ないかと存じますが、、、

第八回、第十回、第十一回「走れ明石」

、、、そうですね。取り敢えず○○シリーズとカテゴリー分けするならば「パクリシリーズ」で間違いないでしょう。
ただこの作品を書いてみて思ったのが「オマージュするのも難しい」ということです。
既存の作品に自分自身が考えた風景や言葉を当てはめるのが中々に困難で、前編のファミリーレストランのくだりや中編の染瀬が自転車で駆け付けるシーン等は、いささか強引だった気がいたします。

そういえば染瀬(ぬりせ)が初めて出てきたのもこのシリーズでしたね。
彼は”セリヌンティウス”のポジションとして書いたのですが、この後の作品にも登場させるとは思ってもみませんでした。彼がいると話が膨らみ助かっております。(あと大家さんも)

第九回「夏の思い出」第十九回「とあるクッキー」

この二作品の共通点は、ギフトショップでお出しした明石考案お菓子にちなんで書いたということですが、残念なのが文章を読んでも全くお菓子の説明が無いということ!!

例えば去年の八月にお出しした「夏の思い出」は金魚鉢型の容器にラムネのゼリーと桃の果肉、さらにパンナコッタを合わせたスイーツなのですが、一切そんな説明が書かれていない!!
強いて言えば、明石太郎がラムネを飲んでいるという申し訳程度の情報のみ。

「とあるクッキー」もそうです。これも「白イルカのクッキー」という塩味のあるクッキーにアイシングを施したお菓子で、それを考案した時に掲載したのですが、そんな情報どこにも書かれておらず、それどころか本物の白イルカを使っているのでは?というミスリードのおまけ付き。折角パティシエの方々が美味しく作ってくださるのに酷い話でございます。(白イルカのクッキーのプライスカードも)

それと話は変わりますが、夏の思い出や白イルカのクッキーを一度でもご用命いただいたお嬢様、毎回お手に取ってくださるお嬢様、これからお召し上がりになる予定のお嬢様、ありがとうございます!

第十四回、第十五回「カサゴのギョナサン」

私明石、お縄を頂戴する覚悟は出来ております。

この作品は世界的大ベストセラーの「かもめのジョナサン」をオマージュした作品でございます。
ただ、お話しの途中で出てくる哲学や精神世界は私の力量ではオマージュ出来ないので、中間部分を大幅な改変と省略をし、ラストシーンに繋げさせていただきました。
実は個人的に気に入っている作品の一つで、技の名前をそれっぽくしたり最後のポコピーの前にギョナサンが現れるところなど書いていて面白かったです。(オマージュ作品でございますが笑)

そうそう、それと後編に出てくるギョナサンの生徒、クリス・マートン、アニー・キーディス、トム・ヨースター、彼らの名前は、、、、(第二十回に続く……)

第十七回、第十八回「クリスマス」

お嬢様方は最近巷でよく耳にする”黒歴史”という言葉をご存じでしょうか?
「恥ずかしくて言葉に出来ない」または「無かった過去にしたい」等の意味があるらしいのですが、私にとっての”それ”がこの作品でございます。

とは言いつつも書いているときはとても楽しく、途中までは中々の出来栄えと自負しておりましたが、
”根宮にか子”彼女が出てきてからは感想が一変します。

このお話はクリスマスシーズンということで恋愛をテーマに書かせていただいたのですが、それが間違いでございました。見どころであるはずの根宮さんと染瀬君の会話のシーン、ピーマンのように中身がからっぽでございます。(いや種があるだけピーマンの方がましか、、、)

こういうラブストーリーこそオマージュするべきかもしれません。(ただ、ラブストーリをもう一度書く可能性は、私がティーサロンに立つ可能性より低いかもしれませんが)

第二十回、第二十一回「音楽」

来ましたか。「趣味シリーズ」の中でも最も自己満足度の高い作品が!

まあ、まずは先ほどのギョナサン回の続きを、、、
実は彼ら弟子たちの名前は私が好きなコールドプレイのクリス・マーティン氏や、レッド・ホット・チリ・ペッパーズのアンソニー・キーディス氏から影響を受けております。(ちなみにトム・ヨースターはレディオヘッドのトム・ヨークという方)
だから何だという話ですが、まあちょっとした遊び心でございます。

そんな小ネタの回収も入れた「音楽」回はMVを拝見しながら書き起こすだけで面白く、新たな発見も見つかり私もとても楽しませていただきました。
この回もポカンとされたお嬢様が多かったかと存じますが、私は少しでもご覧いただけただけで嬉しゅうございます。
ちなみに”Avicii”や”2CELLOS”や”Weezer”というアーティストも最近聴いており、おすすめでございます。

Avicii、「Waiting For Love」

2CELLOS、有名な海賊映画のカバー曲、「 Wake Me Up (Aviciiの楽曲のカバー)」

Weezer、「All My Favorite Songs」、「Perfect Situation」

次が最後でございます。

第二十二回、第二十三回「記念」

自分で書いたブログを私自身が振り返るという変な企画も終わりが近づいてまいりました。
こうして振り返るともう二十三回でございましたか!つまり一月にだいたい二回ほど。
文章が得意ではない私にしては上出来でございます。

くどいかもしれませんが、それもこれも全てはお嬢様のおかげでございます。
また一年間くしゃくしゃになりながら執筆させていただきますので、ご覧いただければ嬉しゅうございます。
今回も誠にありがとうございました。

追伸、そういえば最近明石太郎を書いていないですね。

終わり。

記念

 ついにこの日がやって参りました!
私が待ち焦がれていた記念日。
長いようで短い、短いようで長い一年でございました。
我ながらよくこのスタンスでここまで書き続けれたなぁと自負しております。
しかしこれも全て皆々様のおかげでございます。おっと、そう言えば挨拶がまだでした。
ご機嫌麗しゅうございます、お嬢様。明石でございます。

いやはや、もうお気づきのお嬢様もいらっしゃるかと存じますが、
今月で私がギフトショップのブログを書かせて頂いてから、なんと一年が経ちました!

始めの頃は
「この路線で書き続けて大丈夫だろうか、、軌道修正するなら今のうちだぞ」
と考えていたこともありましたが、お嬢様から素敵なご感想を頂いているうちに、
その考えが薄れてきたのはここだけのお話でございます。
(ちなみに余談ですが、お嬢様方から色々な場面でポジティブなご感想を頂戴するとき、私がたまーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーに素直に受け取らないことがありますが、それはこそばゆさから来る照れ隠しで、本当はとても嬉しいのも、ここだけのお話しでございます)

          
と、いうことで今回は「過去のブログをさらっと振り返ろう!」のコーナーでございます!!!

私自身、見る側に立つと映像作品の総集編回や振り替えり回は好きではないのですが、書く側になると無性に振り返り回を挿みたくなりまして、断腸の思いで書かせていただきます。

第一回「春の一日」第十三回「秋の一日」

「春の一日」これは初めてのブログであり、明石太郎が生まれた記念すべきお話しでもございます。
一回目ということで自己紹介をしてもよかったのですが、「折角なら変なことを書きたいなぁ」と思ってしまい、直近の春分の日に合わせて書かせていただきました。

改めて見返すと(執事ペディア)や(お勤め)というフレーズから明石太郎のキャラクターが定まっていないのが窺えて面白いです。たしか明石太郎の職業をどこかの使用人にしようか迷っていた気がいたします。(その設定はやめました)
ただ半年後に掲載した「秋の一日」は第一回の兄弟的作品であり、文章を似せる為にそれらのフレーズを使っております。

只今「秋の一日」を見返しておりますが、全然内容を忘れておりました。
明石太郎がお酒を飲んでいる、、、(多分この男は落ちに繋げるために強引に書き加えたのでしょう)

ちなみにこの明石太郎及び、彼が出てくる作品は、私が大好きなある小説家の影響を受けております。もし「この作家かな?」と見つけた際は是非お手に取ってみてくださいませ。当たり前ですが私の作品より数段完成度が高く、きっと楽しんでいただけるかと存じます。(どなたなのかを公言しないのは敢えてでございます)

第二回「子供と大人と私と虫と」

こういう詩的なタイトルは珍しいですね。(今なら「虫」などになりそうです笑)

見返してみると一番使用人らしいブログで文章も纏まっておりますね。
「これが少年の心を忘れ、大人になったということなら、なんだか寂しい気持ちでございます」のような、”良いこと風”なことも書いておりますし(笑)
こういうまともなお話しも偶には書いていきたいですね。

そいえば何年か前に幼少の頃遊んでいた虫取りスポットを通り掛かったら、草木は全て刈り取られ駐車場になっておりました。少しへこみました。

第三回「旅行」

「これは昨今の「自粛」というがんじがらめの世の中に一石を投じた作品でございます!」
、、、という体の阿保な文章でございます。
しかしお嬢様方からの好評なご感想が意外と多かった気がいたします。

私は旅行へ行くなら京都!というくらい京都を好んでおり、実際に足を運んだ際の経験も踏まえて書かせていただきました。(お寺工事中や伏見稲荷の夜の散策等々)

いや~、、実際に現実で体験できたらどんなに良いことか。
好きな旅館を選べて、美味しい懐石料理を楽しめて、一日で全ての寺社仏閣を見て回れて、多分混み具合も100分の1くらいで、それでいて活気があって、空を飛んで、過去にも行って、、、、、

と、まあ妄想にはキリがないので一旦ここまでにしておきますか!

第四回「侍」

満を持して登場した「明石太郎シリーズ第二弾」の『侍』でございますが、このお話しで明石太郎が
「真っすぐ・どこか抜けていている・悪に敏感・自分を持っている」というキャラクター設定が固まってきた気がいたします。

文章については私自身も書いていて面白かったのですが、いかんせん(これは今現在の文章にも言えますが)尻すぼみになってしまって、「もう少しうまく書けたかなぁ」と思うところがございます。

あと少し話がそれますが、「黒澤 明」監督の作品は本当に面白いです。
(一番好きな作品は「椿三十郎」でございます)

第五回「趣味」第十六回「釣り」

これは初の「趣味シリーズ」でございます。基本的に「趣味シリーズ」は自己満足度にメーターが振り切っており、ご覧いただくお嬢様方に申し訳ないなぁと思いつつも書いてしまう背徳なシリーズでございます。
そしてこの二作品は「魚釣り」について書いておりますが、、、意外と真面目に説明しておりますね。

「釣れるまで退屈そう」「餌が気持ち悪くて触りたくない」等の、『釣りへの不安感ランキング上位』に入りそうなところを上手くフォローしようとし、なんとか釣りの楽しさを知っていただきたいという気持ちが滲み出ていて良いです。その他にも撮影したお魚やお刺身の写真を掲載したり、実体験を書いているのは良いですが、ただ、、、


 この何が釣れるか分からないドキドキ感は、お嬢様も分かってくださるのではないかと存じます。
  (ランダムブロm、、、ゴホン、ゴホン。失礼いたしました)                                                             〟
この文章は完全に確信犯でございます。

第六回「アカっちFC」

タイトルから不穏でございます。

この作品も「趣味シリーズ」でございますが、この回は「サッカー」ということで、実況中継風に書いております。読み返すと少々恥ずかしいですが中々面白い試みな気がいたします。
そして私ちゃんと調べておりますね。
今、不意にサッカーコートのサイズを質問されても絶対に出てこないですね(笑)

私の体感でございますが、多分この作品が一番お嬢様方がポカンとされている気がいたします。
しかし残念なことに今年はワールドカップイヤー、ということはあと数ヶ月後に実況のアカシJがギフトショップブログに降臨してしまうかもしれません。

またいつもの如く長くなりそうなので、勝手ながら残りは次回にさせていただきます。

追伸、偶に自己紹介と一緒に好きな映画をちょこっと書いておりますが、いずれ「趣味シリーズ」で映画についても書きたいですね。(多分ランキング形式になりそうな気がいたします)

前半終わり。

音楽2

お嬢様、お坊ちゃま、ご機嫌麗しゅうございます。明石でございます。

今回は勿論前回の続きでございます!

No.3「トーキング・へッズ」” Road to Nowhere”

このNo.3は今月の音楽シリーズにて、最も理解し難いかもしれません。なぜならばこの映像は意味が分からなすぎるからです。しかし私は「好きな曲を10本あげろ」と言われたら、映像も含めてこの曲をいれるかもしれません。

この映像のおススメは、挙げるときりがないほど癖になるシーンが多いということです。取り敢えず分かり易そうなものを書いてみます。

1:02から始まる、男性と女性が出会い、結婚をし、子供が生まれ、やがて子供は離れて老いていく、この流れでいくと最後は夫婦二人で安らかな時を迎えるという映像で終わりそうですが、まさかの”これ”でございます。
さらにこれには続きがあり2:04あたりではこの状態のまま画面外に飛んで行きます。まったくもって意味が分かりません。

次に2:53あたりの男性の上に王冠が降ってくるシーン、ここでは無事頭に着地しています。
では続けて3:10あたりをご覧くださいませ。右上に先ほどの男性がいることに気づきましたか?しかもここでは最後王冠が微妙にずれて着地しております。この流れは私も少々笑ってしまいました。

その他にも3:22のスーツの男性と椅子のシーンで、倒れた後に椅子だけひょこっと立ち上がるところが可愛かったり、ずっとある右下のワイプみたいな画面は何の意味があるのかだったりと、探せばいくらでも意味不明な面白ポイントがでてくる作品でございます。
ただこの曲の歌詞を調べてみると、どことなく映像にマッチしている気がしなくもなくもないです。
No.3 終わり。

※もし疲れていらっしゃるのならば、なにとぞ休憩をお挟みくださいませ。

No.4「レッド・ホット・チリ・ペッパーズ」”Dark Necessities”

レッド・ホット・チリ・ペッパーズ(以下レッチリ)のMVはその曲によって大きく雰囲気が変わるのですが、一貫して言える見どころはボーカル「アンソニー・キーディス」の少林寺拳法を体得しているかのような動きでございます。それが顕著にでている作品が”Dark Necessities”でございます。

ちなみにアンソニー・キーディスは0:23の男性でございますが、いかがでしょう?このステップ。真似したいと思いませんか?私は真似しました。
他にも0:35、0:39、0:41(可愛い、メガネはダサいですが)1:27(変な動きで真似はしておりませんが、面白うございます)4:11(これが一番真似るのが難しいです)4:15、4:41と、やはり多うございます。
この文章を書いている間もレッチリを聞いているのですがやはり体が勝手に動いてしまいます。

他のレッチリのMVなら ”Californication”や”Otherside”、”Tell Me Baby”なども全然違う雰囲気でおススメでござます。(Tell Me Babyは出演者がみんな楽しそうで、私が大好きなMVでございます)
No.4 終わり。

※次が最後でございます!

No.5「エド・シーラン」”Shape of You”

最後は今までとは全く違う角度からおススメをさせていただきます。
この曲の歌詞は「少年」と「大人の女性」の恋が艶やかに、しかしどこか純朴に描かれており、MVもそれに相応しい作品でございます。

ストーリーはボクシングジムで出会った男性と女性が(男性はエド・シーラン本人)恋に落ち、最後は映画「ファイトクラブ」さながらの場所で力士と決闘をするというお話しでございます。
「なぜ力士と決闘!?」と、ツッコミたくなるかもしれませんが、それは一旦置き、このMVのおススメはやはり恋をした二人のシーンでございます。

基本的にどのシーンを切り取っても素敵で、例えば1:08の仲良くなるきっかけや、1:21あたりからの食事のシーンなど、二人の表情なども合わせて良い映像でございます。
そのなかでも特に私が好きなシーンは2:04あたりの二人でボクシングのステップを踏むところでございます。なにか心が熱くなるというか、さっきのレッチリのステップはなんだったんだと、思わざるを得ません。

お嬢様、お坊ちゃまもこの映像を見ているだけで、良い映画を鑑賞した気分になってしまうのではないでしょうか?
No.5 終わり。

如何でしたか?多分、理解不能だったのではないかと存じます。
今回はどうしても洋楽のことを伝えたく、MVにフォーカスを当てて書かせていただきました。
ほとんど自己満足ではございますが、少しでも楽しんでいただけたのなら幸いでございます。

ここまでご覧いただき、誠にありがとうございます。

終わり。