ご機嫌麗しゅうございますお嬢様。明石でございます。
今回は6月11日から始まる、FIFAサッカーワールドカップ2026に関した内容でございます。
もしかしたらお嬢様もご覧になるかもしれない。または社会勉強先で話題になるかもしれない。そんなときに少しでも助けになれればいいな、という思いで書かせていただきました。TV番組風という少し変わった書き方ではございますが、楽しんでいただければ幸いでございます。
番組開始。
???:サッカーを愛する視聴者の皆様、ご無沙汰しております。実況のアカシJでございます。
J:4年の時を経て、またこの舞台がやってまいりました。
そう、サッカーワールドカップでございます!!
今回こそは、まだ見ぬ景色。ベスト16の壁を乗り越えることができるのか?
J:日本は今までベスト8に残ったことはございません。
1998年フランス大会。初めて日本がワールドカップに参加した年は、世界の力を見せつけられ、全敗でフランスの地を去ることとなりました。
J:続く2002年日韓大会では、ヨーロッパで活躍する中田英寿選手や小野伸二選手を擁し、自国開催での決勝トーナメント進出!ベスト16で敗退はしましたが、記念すべき大会でございました。
J:2006年のドイツ大会はさらに上を目指すためブラジルの英雄ジーコ氏を監督に招請し臨みました。しかし結果はグループ予選敗退。その後中田英寿選手の引退などもあり、一つの時代の終わりとなりました。
J:2010年南アフリカ大会。この大会から新たなスターたちが選ばれはじめます。本田圭佑選手や長友佑都選手など、彼らの力がベテランたちと融合し、予選を突破いたしました。しかし今回もベスト16の壁は破れませんでした。
J:そして2014年ブラジル大会。本田圭佑選手など南アフリカ大会で躍動した若手が四年の経験を積みチームの中心となり、さらに香川真司選手など若くしてヨーロッパで活躍する選手たちも加わり、もっとも期待された世代でございました。しかし、なんとまさかの予選敗退…
ブラジル大会は一勝もできず帰国することとなりました。
J:2018年ロシア大会。この大会で生まれた名言、「大迫半端ない!」は記憶にも新しいのではないでしょうか?そしてなんといっても忘れられないのがベスト16の悪夢でございます。強豪ベルギー相手に2-0でリードしておりましたが、途中ベルギーがメンバーを交代し、背の高い選手を入れたところから攻めこまれ2-2に追い付かれると、最後の最後あと少しで延長戦突入というところで逆転をゆるしてしまいました。後に「ロストフの14秒」と呼ばれるあの逆転ゴールの映像を見ると今でもやるせない思いになります。
J:そして2022年カタール大会。ここから新たな時代が始まりました。新たなスター選手、堂安、南野、三笘などを擁した森保ジャパンでございます。
この大会はドイツ、スペインという世界のトップレベルのチームが日本と同じ予選グループに入ってしまい、日本は予選突破も厳しいのではないか?という評も少なくありませんでした。しかし、なんとその2チームに勝利し予選グループを一位で通過いたしました。「三苫の一ミリ」など、劇的なシーンもございました。そして続く決勝トーナメント一回戦。ここで勝てば初めてのベスト8進出。相手は強豪クロアチア。クロアチアが優勢と思われておりましたが、日本が先制点をあげたり、クロアチアが続けざまに追い付いたりと一進一退の展開。そして90分では試合が決まらず延長戦、そしてついにはPK戦にまでもつれ込みました。実は日本はワールドカップで一度だけPK戦をしたことがあります。2010年の南アフリカ大会、ベスト8をかけてパラグアイとの勝負でございましたが、惜しくも敗れてしまいました。
そんな雪辱もはらすため、そして応援する全ての人たちの思いも乗せたPK戦!が、勝ち進んだのはクロアチアでございました…
あと一歩。しかしその一歩が遠い。
2018年ロシア大会で日本代表監督を務めていた西野朗氏はベルギー戦後のインタビューにて「何が足りないんでしょうね」という言葉を、少しだけ目に涙をためた表情で残していました……。日本代表監督でも見つからぬその何か。しかし、今回の日本代表ならきっとその答えに辿り着くと信じております!
J:そして今年2026年ワールドカップ!開催地はアメリカ・メキシコ・カナダの3カ国共催。今回こそベスト16の壁を破り、まだ見ぬ景色に辿り着くことはできるのか!?
J:まずは今大会のレギュレーションを見てみましょう。
開催国 アメリカ・メキシコ・カナダ
今大会から出場枠が「32」から「48」へ
まず48チームを4チーム12グループに分ける。(グループ予選。グループA~グループL)
その後グループ内で1度ずつ対戦し、勝利で勝点3、引き分けで1、負けで0が与えられる。各グループ上位2チームが決勝トーナメント(ノックアウトステージ)へ。さらに各グループ3位の中から成績上位8チームも決勝トーナメントに進む。
J:つまり今回から決勝トーナメントはベスト32から始まり、ベスト8に残るにはノックアウトステージで2回勝たなければいけません。しかし、歴代最強との呼び声が高い現代表の選手たちならきっと勝ち進んでくれるはずです!
J:では次にそんな日本代表の選手を紹介したいと思いますが、その前にあの方をお呼びしたいと思います。それでは、どうぞ!
???:サッカーを愛する皆様こんばんは、明石次郎でございます。
テロップ:明石次郎。元サッカー日本代表。現在は試合解説やサッカーイベントなどに活躍の場を広げている。
J:ようこそ、次郎さん。今回はよろしくお願いします!
次郎:よろしくお願いします。
J:いやー、四年ぶりのご出演ということで、今回の日本のメンバーはいかがでしょう?
次郎:そうですね。森保監督を筆頭に、基本的には前回大会のメンバーを中心に編成した形なので、戦術や規律などがより浸透し、チームとして洗練されたものになっているのではないですかね。
そしてそこに新たな選手が加わり、どういった化学変化が起こるのかが楽しみでございます。
J:ここで今大会のメンバーを見てみましょう。
監督
森保一
背番号 名前 所属チーム
GK(ゴールキーパー)
23 早川友基 (鹿島アントラーズ/日本)
12 大迫敬介 (サンフレッチェ広島/日本)
1 鈴木彩艶 (パルマ・カルチョ/イタリア)
DF(ディフェンダー)
5 長友佑都 (FC東京/日本)
3 谷口彰悟 (シントトロイデンVV/ベルギー)
4 板倉滉 (アヤックス/オランダ)
16 渡辺剛 (フェイエノールト/オランダ)
22 冨安健洋 (アヤックス/オランダ)
21 伊藤洋輝 (バイエルン・ミュンヘン/ドイツ)
20 瀬古歩夢 (ル・アーヴルAC/フランス)
2 菅原由勢 (ヴェルダー・ブレーメン/ドイツ)
25 鈴木淳之介 (FCコペンハーゲン/デンマーク)
MF/FW(ミッドフィルダー&フォワード)
6 遠藤航 (リバプールFC/イングランド)
14 伊東純也 (KRCゲンク/ベルギー)
15 鎌田大地 (クリスタル・パレス/イングランド)
19 小川航基 (NECナイメヘン/オランダ)
11 前田大然 (セルティック/スコットランド)
10 堂安律 (アイントラハト・フランクフルト/ドイツ)
18 上田綺世 (フェイエノールト/オランダ)
7 田中碧 (リーズ・ユナイテッド/イングランド)
13 中村敬斗 (スタッド・ランス/フランス)
24 佐野海舟 (マインツ05/ドイツ)
8 久保建英 (レアル・ソシエダード/スペイン)
17 鈴木唯人 (SCフライブルク/ドイツ)
26 塩貝健人 (VfLヴォルフスブルク/ドイツ)
9 後藤啓介 (シントトロイデンVV/ベルギー)
そして日本代表の基本フォーメーションがこちらです。
フォワード
左シャドー 右シャドー
左WB 右WB
ボランチ ボランチ
左CB CB 右CB
ゴールキーパー
※WB(ウイングバック) ※CB(センターバック)
次郎:普段海外でプレーしている選手が過去最多と、素晴らしいメンバーですね。ただ気になるのが、森保ジャパンにとって欠かせない三笘薫選手や南野拓実選手などがまさかの怪我で召集されず。この辺りは一つ懸念点ですね。
J:やはり彼らが抜けた穴は大きいですか…
次郎:はい。それは間違いないです。
しかし、今回選ばれたメンバーの中には、彼らに勝るとも劣らない選手もおります。例えば中村敬斗選手。彼は三笘と同じ左のシャドーや左WBをこなし、ここ最近の代表にもコンスタントに選出されております。また、先日行われたイングランド戦でも素晴らしいパフォーマンスでした。
J:中村敬斗選手の特徴はどういったところにあるのですか?
次郎:彼の強みは大きく分けて二つ。ドリブルによるチャンスメイク。そして右足のシュート精度でございます。
ドリブルは相手のペナルティエリア※内でより力を発揮し、正対した相手ディフェンダーに対して縦にも横にも抜ける力を持っております。そして横に切り込んだあとに放たれる右足のシュートは日本代表の大きな武器です。
※ゴール前にある縦16.5m、横40.3mの四角い白いライン内のエリア。
次郎:他にも鈴木唯人選手は南野拓実選手と同じシャドーのポジションの選手で、一番の特徴は前への推進力でございます。フィールドの中盤でボールを受け、ドリブルで相手の危険なゾーンへとボールを運ぶ。中盤でのドリブルというのは様々な方向に相手ディフェンダーがいるので中々難しいのですが、彼はドリブルのスピードと体を寄せられても倒れないフィジカルがあるので持ち運ぶことができるのです。
J:そういえば鈴木唯人選手は5月上旬に鎖骨を骨折しましたが、その辺りはどうでしょう?
次郎:本人のインタビューによると、順調に回復しているそうです。実際日本代表に合流後、走ったりボールを使った練習もこなしているので、ワールドカップ本番は心配ないと思います。
J:それは良かった!
J:ではCMのあとは対戦相手にフォーカスを当て、次郎さんに解説をお願いしたいと思います。
CM
BGM:「オーオー オオオ、オ、オ、オ オオオ・オーオオ オオオオーオオ オオオ オオオ オオオー」
映像:{選手がドリブルして相手を抜き去りながら、シュートを決める。そしておもむろにカップアイスを口に入れる}
選手:「僕がシュートを決められるのは、この〝サムライブルーベリーアイス〟のおかげ!!皆もサムライブルーに染まってワールドカップを応援しよう!いざ、まだ見ぬ景色へ!」
ナレーション:「令和明石製菓は日本代表を応援しています」
CM終わり
J:それでは!続いて予選グループの対戦相手を見ていきましょう!まずはこちらをご覧ください。
6月15日(月) 5:00 vs オランダ NHK総合
6月21日(日) 13:00 vs チュニジア 日本テレビ NHK BS
6月26日(金) 8:00 vs スウェーデン NHK総合
※また、DAZNにて全試合をライブ配信いたします。TVerで放送されるかは未定です。
J:これが日本が所属するグループFの対戦相手でございますが、次郎さんはどういった印象を持ちましたか?
次郎:オランダがFIFAランキング的にも少し抜けておりますが、比較的拮抗したグループといえるのではないでしょうか。
FIFAランキング
7位 オランダ
18位 日本
38位 スウェーデン
44位 チュニジア
J:とすると、どこも勝ち上がる可能性があると?
次郎:そうです。オランダも油断はできないでしょう。
日本は前回のワールドカップでドイツ、スペインを下し、ここ最近もブラジルやイングランドに勝利を納め、格上相手でも自分達のサッカーができることを示しております。
スウェーデンはワールドカップのヨーロッパプレーオフで勝利してぎりぎりでワールドカップへの切符を掴んだチームですが、ギェケレシュ選手や怪我から復帰したイサク選手など、普段トップレベルのチームで活躍している選手も多くいます。
もちろんチュニジアも侮れません。チームの組織力はグループFの中でも随一かもしれません。どんなにいい選手が揃っていてもチームがバラバラでは力は半減してしまいますからね。
J:なるほど、これは一筋縄ではいきませんね。
次郎:ええ。ただ今大会から3位でも勝ち上がれる可能性があるので、油断はできないですが予選突破の確率は高いと思います。
J:では続いてそれぞれの要注意選手を紹介していただきます。
次郎:オランダは、まあファンダイク選手ですかね。現在オランダはかなり質の高いディフェンダーが揃っていますが、その中心にいるのがキャプテンを任されている彼です。
一対一の守備力、空中戦の強さ、ボール保持時のゲームメイク、チームをまとめる統率力。34歳とベテランながら、すべてにおいてハイレベルな能力を持っています。さらにはヘディングによる高い得点力もあり、オランダのセットプレー※のときも気を付けなければいけない選手です。
※ファウル時やピッチ外にボールが出たときに、規定の位置にボールを静止させた状態から再開するプレー。相手のゴール付近ではチャンスに繋がりやすい。フリーキックやコーナーキックなど。
次郎:次にチュニジアですが、このチームの肝はワールドカップアフリカ予選を無失点で通過した堅守です。そしてその守備力を中心で支えるスキリ選手が要注意プレイヤーですね。豊富な運動量で様々な場面に顔を出し、守備時には危険になりそうなエリアをあらかじめ潰し、攻撃時は味方へのサポートでボールを多く受け、巧みな展開力でチャンスへと繋げていきます。
次郎:最後にスウェーデンの要注意選手はギェケレシュ選手でしょう。
所属チームのアーセナルで今シーズン14得点。代表でも、欧州プレーオフの二試合で4得点と、今とても勢いのあるフォワードです。
彼を無力化できるかどうかが、日本が勝利するための一つのポイントとなるでしょう。
もちろん今紹介した選手以外にも、気を付けなければいけないプレイヤーがどの対戦国にもいます。が、それは相手も日本に対して思っていることなので、相手を変にリスペクトしすぎないことが大切です。
J:なるほど、ありがとうございます。
J:そろそろ番組終了時間が近づいてきましたが、最後に次郎さんが思うキーマンとなる日本の選手を一人挙げてください。
次郎:今回選ばれた全員がキーマンとなりうる力を持っていますが、中でも私が思う一番のキーマンは鈴木彩艶選手です。23歳にして日本史上最高のゴールキーパーとの呼び声も高い彼は、日本人ゴールキーパーで初めて四大リーグ※それもレギュラーとして活躍している選手です。190cm100kgという体型からは想像できない俊敏な動きで、アスリート能力に優れています。もちろんフィード※能力にも長け、一発でゴールチャンスに繋げることも珍しくないです。サッカーをあまり見られない方などは、彼のプレーにも是非注目していただきたいです!
※世界で最もレベルが高い4つのリーグ。イングランドのプレミアリーグ。ドイツのブンデスリーガ。スペインのリーガ・エスパニョーラ。イタリアのセリエAのことを呼ぶ。
※後方から前線にいる味方の選手へのロングパス。
J:いやー、期待したいですね。
J:本日は分かりやすい解説ありがとうございました。
次郎:こちらこそ、呼んでくださりありがとうございます。
J:次郎さんはワールドカップの試合解説にも呼ばれているということなので、そちらも頑張ってください!
次郎:はい。是非日本戦は皆さんも応援してください!
J:それではここまで見てくださった視聴者のみなさま、ありがとうございました。最後はいつものこの言葉でお別れしたいと思います。
J:では、またお会いしましょう。
J&次郎:頑張れ日本!!
番組終了。
おまけ1
ここまでご覧いただき誠にありがとうございました。
如何でしたか?分からないことなどございましたか?もし何かご意見ご感想などございましたら次回の参考にさせていただきたいと存じます。
おまけ2
途中で出てきた「サムライブルーベリーアイス」は実際にギフトショップでもご用意しておりますので、もし機会がございましたら、お召し上がりくださいませ。
おまけ3
私がワールドカップで個人的に応援しているのは、鎌田大地選手でございます。昔からギフトショップブログで書いておりますので、ご存じのお嬢様もいらっしゃるかと思いますが、現在の鎌田選手はさらにパワーアップし、代表の中心的選手でございます。
彼の特徴は自身がボールを持っていないときも効果的な動きができるところです。相手からの激しいプレッシャーで味方が難しい局面でボールを持っているときなどに、パスを貰うのが上手なので、ボールの逃げ道を作ったり、ボールキープ力が高いので森保監督から「鎌田にボールを預ければ落ち着かせてくれる」と言われております。また広い視野を持っており、「そこにパス出せるの?」と、見ているときに驚かされたりします。
お嬢様もよろしければ是非好きな選手を作っていただき、ワールドカップを楽しんでくださいませ。
まだ見ぬ景色ベスト8へ。そしてその先の最高の景色を目指して。
終わり。