明石太郎先生へ

お嬢様、お坊ちゃま。
奥様、旦那様。
ご機嫌麗しゅうございます。
才木でこざいます。

気づけば年が明け、
瞬く間に一月も終わりにございます。
今年も沢山のことに
挑戦していければと考えております。
お付き合いいただければ、幸いでございます。

さて、年末のカウントダウン配信では
明石太郎先生脚本のコントを
明石と共に披露いたしました。

二人で考えた部分も多少ありますが、
殆どそのままに行いましたので、
皆様にも氏の奇才っぷりを
存分に味わっていただけたのではないかと。

明石も練習を繰り返す内に、
こだわりが増してきたようでして、
あーでもないこーでもないと
多くの時間を費やしました。
とはいえ専ら何が悪かったという訳ではなく、
自信の持てない明石を私が
鼓舞しているのが大半ではありましたが。

「これで大丈夫なんですかねぇ……」
「大丈夫だよ! 自信持て!」

のような。

その甲斐あってか、
皆様からお褒めの言葉を多くいただき、
非常に嬉しゅうございました。
ありがとうございます。

是非またと思いますが、
全ては明石太郎先生次第であります。
もしよろしければ明石を通して、
励ましのお言葉を賜れればと存じます。
その暁には、先生の筆が乗りまして、
新作をお届けする機会が早く訪れるのではないかと。

ギフトショップにてお仕えしている加藤もそうですが、
ヴァンドゥールの後輩達は特に、
独特の感性を持ち合わせておりますね。
言葉を交わす程にその面白さが増し、
彼らが何を考えているのか知りたくなります。

ギフトショップにお立ち寄りの際は、
お嬢様方もお声がけいただければと存じます。
私も彼らが表舞台にて、
その才能を発揮出来るよう精進して参ります。
お楽しみになさってくださいませ。
何がよろしゅうございますかね。

加藤は今後探っていきたいところでございます。
明石はお魚選手権でも開催すれば、
出場してくれるでしょうか。

私は、猫も女装もあれですが、
ペンギン選手権でもあれば参加したいものでございます。

本年もよろしくお願いいたします。

才木