長らく休団という形を取らさせて頂いておりましたが、改めましてこの度執事歌劇団を卒業させて頂きますこと、ご報告致します。

お休みを頂戴致しましたのも、2020年の“10thAnniversaryConcert”からでございますから、ずいぶん長々とこのお知らせに至るまでにお待たせしてしまいましたこと、まずはおわび申し上げます。

いま活動しております執事歌劇団の形になってからも、円熟味とでも申しましょうか、それを感じるに相応の時間が経ったように存じます。

お嬢様方が現メンバーとともに歩まれた様々な景色を大切に、これからは私もその後ろ姿をそっと見守らせて頂きたく存じます。

思えばわたくしも、この執事歌劇団におきまして色々な経験をさせて頂きました。
一介の使用人の身には余るようなきらびやかな場にも立たせて頂きましたこと、また温かい励ましのお声やご感想を頂戴致しましたこと、その他にもここには書き尽くせぬその全てに心より感謝申し上げます。

本当にありがとうございました。
お嬢様方の存在がございましたからこそ、様々な物事を乗り越えてこられたように存じます。

さてお嬢様、休団期間のせいもございましょうが、わたくしのこの発表で何かが大きく変わるわけでもございません（笑）。
これからも執事歌劇団を末永く見守ってくださいましたらば、嬉しゅうございます。

香川