アドヴェント

街はすっかりクリスマスムード一色でございます。ハロウィンからクリスマスへ、そしてお正月へとなんとも世の中切り替えが早いものだと感じるのも、毎年の恒例となりました。
次から次へと催しが提示されることで、なんだか時の流れすら速まっているのではないかと錯覚いたします。
いかがお過ごしでしょうか。
伊織でございます。

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2020年という年

お嬢様、12月に入りまして、きな粉わらび餅を添えたバニラアイス「百合野のお勧め」をご提供させていただきます。

バニラアイス、きな粉わらび餅と黒蜜は全てセパレートでお出ししておりますので、お嬢様のお好みの形でお召し上がりくださいませ。

また先月までギフトショップでお仕えさせていただいておりましたが、今月から再びティーサロンでのお給仕に戻らせていただきます。
どうかよろしくお願いいたします。

そして、2020年も終わろうとしております。

あっという間に…と毎年年末に申しておりましたが、今年は少しばかり長く感じたと申しましょうか、たくさんの出来事があった様な気がいたします。

様々なの気付きから色々な経験まで…

私共ができる事は限られておりますが、お嬢様の笑顔のきっかけや、安らげる場所をご提供出来ておりましたら幸いでございます。

未来の事は予想するくらいしか出来ません。
しかしながら、そこに明るい光を灯せる様に尽力する事は誓えます。

身体が冷えましたら暖かい紅茶をお出しいたしましょう。
お疲れになりましたら、甘いスイーツをご提供いたしましょう。

我々はいつでもお嬢様のお側でお仕えしております。

今年の残りの日々、そして来年からの日常。
どうか共に過ごさせてくださいませ。

それでは、ティーサロンでお待ちしております。

百合野

Stare

吐息も白く空に消えゆき、凍てつく冬の寒さが垣間見えるこの頃。

2020年の終わりが見え、少しの焦燥感の中にいる能見でございます。

お嬢様、お元気でいらっしゃいますでしょうか。

近日は特に本邸を後にしながら、追想に耽ることが多くございます。

お屋敷の使用人として仕え始めまして6年半という月日が経ちました。

立ち止まり振り返ってみましても、瞬く間だったと感じてございます。

その日々の中には、大小なりとも様々な挑戦がございました。

執務机に置かれた日記帳を見ますと、その頃の思い出が溢れ出て参ります。

夢中になれたこと、後悔していること、苦しかったこと、楽しかったこと。

様々な感情が記録と共に思い出されます。しかし、全てに言えることは。

お嬢様との毎日が、常に色鮮やかであった、ということ。

お嬢様の毎日に、私は彩りを添えることはできておりましたでしょうか。

移ろいゆく季節の中でも変わらないもの。

お屋敷の中で長らくお嬢様のお傍でお仕えをしながら、

私の使用人としての居場所をずっとずっと、探し求めておりました。

ようやく、ひとつの答えと言えるべきものに出会えた。

そんな気がいたします。

今宵、大旦那様から新たな光り輝く宝石を授かりました。

これからは『ダイヤモンド』と共に使用人として歩んでまいります。

わたくし能見は、本日2020年12月1日をもちまして、

ハウススチュワードに就任いたしましたことをご報告させていただきます。

これまでお嬢様と共に歩んだ毎日に感謝を込めて。

そして、これからもたくさんの季節をご一緒いたしましょう。

能見