季節はもう秋でございますね。朝晩がやや冷え込んでまいりましたが衣替えなどはもうお済みでしょうか?私は寒さにはあまり強くなく、早くもコートとマフラーを用意してしまいました。冬が近づくにつれて、どんどん重ね着が増えてしまう私です。
さて先月お話させていいただいた菜園でございます。この季節でも育てられるものはないかと皆様にご意見を伺ったところ、冬の根菜などはどうかと提案をいただきました。さっそくいくつか種を譲っていただき、プランターにて栽培を開始いたしました。冬の野菜を育てるのは初めてでございましたが、種をまいて一週間ほどでもう芽が伸びてきております。びっくりするほどの成長の早さ、これは今後が楽しみになってまいりました。
しっかりと大きくなるようお世話をして、成長の記録を見て頂けたら嬉しゅうございます。どうか見守っていてくださいませ。
蓮見

金木犀と茘枝

先日は、大河内と共にお届け致しました、
『傾国の美酒』をお飲みいただき、
ありがとうございました!

私共も想定外のスピードでして、
ご提供叶わなかったお嬢様方は、
大変申し訳ございません。
御屋敷のソーシャルなネットワークに
動画をお載せしましたので、
そちらだけでも楽しんで頂ければ、、、!

*傾国の美酒*
ピーチジュース 20ml
グレープフルーツジュース 20ml
桂花陳酒 10ml
シェリー酒 5ml
金木犀シロップ 3ml
ジン 3ml
ライチリキュール 5ml drop

アルコール有のレシピも載せておきましょう!

ブルームーンが休館の今、
久しぶりに大河内と共に酒を作ることが叶って幸せでした。
あまりこういった催しには参加してくれないので、
しばらくしたら、また誘おうと思います笑

そして、傾国の美酒のベースとなったカクテル、
『楊貴妃』に使われているのが、
この季節咲き始める、金木犀。
そして、楊貴妃が愛したとされる果実、茘枝、、、

茘枝と聞くとなんだか寂しく感じますね。
彼の日誌に書かれた私への思い。
口にされたことがなかったので、
あまり自覚がなかったのですが、
裏を返せば、私にとっても、
無いものを沢山持っていて、
その姿が輝いて見えたのです。

一緒に宿舎へ向かいながら、
あーでもないこーでもない、
あれはこうして、あの場面は楽しかった!などと、
その日の給仕を語り合う日々が
残り僅かなのだと考えると
大変心苦しくなりますが、だからこそ!
私は絶えず笑って、残りの日々を楽しもうと思います。

金木犀の香りと茘枝の味。
この季節に1つ大切な記憶が
刻まれました。

志というものは引き継げるのですからね。

羽瀬

Cool Japan SAKEism 神無月に寄せて

ご機嫌麗しゅうございます、お嬢様。
香川でございます。

朝晩はだいぶ冷えるようになりましたが、いかがお過ごしでしょうか。

あらためて9月を振り返りますと、利き酒のセットやお屋敷のお外での舞台、金澤とのエクストラティーにSAKEハイボールと、様々なことに挑戦させて頂けたひと月でございました。

中でも初めてのことには何かと戸惑いもございましたが、せっかくきき酒師となったのだからということで、色々とチャンスを下さった大旦那様や、クールジャパン文化の一つ、日本の誇る醸造酒の世界にご興味を持ってくださったお嬢様方にあらためて感謝申し上げます。

わたくし自身、知識を得てからの方がお酒が美味しく感じておりまして、飲む専門のノムリエ!などと言っていた頃の自分が、
もっと早く色々と知っておけばなぁと、ちょっと損をしていたような気になってございます。

その分はもちろんこれから取り戻して参りますけれども、

え?
どうやって?でございますか?
そ、それは毎晩少しずつ…。
はい!少しずつでございます。

ともかく、お嬢様方にも同じような思いをしていただきたくはないので、得たものは色々とお伝えして行ければと存じます。

その一つと致しまして、10月からは月替わりで日本酒を一品ご用意させて頂くこととなりました。

神無月にご用意致しましたのは、出雲の国島根県から『玉鋼』でございます。

刃ものや刀剣などにご興味をお持ちの方でございましたら、日本刀の原料として欠かせぬものとご認識されていらっしゃるかもしれません。

そんな名を受けし一品は、酒質もよく磨かれた銘酒でございます。
しかも今回大旦那様からお許し頂き、極上品の斗瓶囲いをご用意させて頂けることとなりました。

お酒造りはお米を発酵させてできてきた液体のもろみを、通常は布袋にいれ、そこに圧力をかけて搾るのでございますが、
斗瓶囲い(とびんがこい)とは袋から自重でしたたりおちる分だけを瓶に集めたものでございまして、圧力をかけていない分余計な雑味などが含まれない高級品でございます。

SAKE dayは一日限りでございましたが、今回は毎日お楽しみ頂けるものでございます。
社会勉強でご都合がつかなかったお嬢様方も、この機会に是非味わってみてくださいませ。

お肉お魚問わず合わせられるのも日本酒の特徴の一つでございます。
お嬢様の食卓にまた一つ豊かさを加えていただければ嬉しゅうございます。

それではティーサロンにて、お帰りをお待ちしておりますね。