水無月

日毎に秋も深まり、木々の梢も色づいてまいりました。

お嬢様いかがお過ごしでしょう、乾でございます。

この度、私がお勧めいたします「パンプキンアイス」がギフトショップにて発売されました。

濃厚な南瓜を使用しどこか懐かしいお味のアイスでございますので、是非ご賞味くださいませ。

詳細はギフトショップのホームページに詳しくご説明しておりますのでご覧いただければ幸いでございます。

さて話は変わりますが、十三夜について少しお話しいたしましょう。

十五夜(中秋の名月)から約一カ月後にめぐってくる十三夜は、十五夜に次いで美しい月といわれ、古来より大切にされております。

今年の十三夜は10月21日でございます。

十三夜の夜は晴れる事が多く「十三夜に曇り無し」という言葉がもございますのでお嬢様にも是非ご覧いただきたいと思っております。

さて、十三夜は別名「栗名月」と呼ばれます。

そこで栗のスイーツとそれに合うお酒もいくつかご紹介いたしましょう。

私の大好物一つにマロングラッセがございます。
マロングラッセにはブランディー、特に洗練された味わいのコニャックが非常に良く合います。
 
栗のスイーツと言えばモンブランも忘れる事は出来ません。
モンブランの発祥の地は北イタリアとも言われておりますのでお供にはイタリア産のスプマンテ(スパークリングワイン)がお勧めでございます。

また和栗の和スイーツ,栗蒸し羊羹や栗饅頭・栗ぜんざい等であれば少し辛口の日本酒がよろしゅうございましょう。

そうそう、今月は彼が魔界より遊びに来ております。

あまり悪戯しないようお願いしますね。

プリンダックワーズ

ご機嫌麗しゅうございます。
環でございます。

この度、ギフトショップにて私が考案いたしました『プリンダックワーズ』をご紹介いたします。

プリンとダックワーズという組み合わせはなかなかないものかと存じますが、それぞれ私の好きな食べ物を一緒に出来たら美味しさも倍増するのではないかと思い、今回パティシエにお願いいたしました。

プリンが好きなことは日誌でも度々申しておりましたが、実はダックワーズも昔から好きなお菓子でございました。

アーモンドの風味とあのほろっと解ける食感。

そこにプリンの良さがマッチすれば最強のお菓子が完成でございます。

この珍しくも素敵な組み合わせをどうぞ試してくださいませ。

それでは。

As you like

10月前半、私百合野が考案いたしました
「ショコラムース」をご提供いたします。

このムースケーキ。
私が以前に頂戴いたしましたチョコレートムースケーキをモチーフに、オリジナリティを加え完成させました。

私の好きなケーキはショートケーキやレアチーズケーキ。

しかしながら以前チョコレートケーキ好きの使用人が物凄くお勧めしておりましたケーキがございまして…

それまで、さほどチョコレートケーキには興味ございませんでしたが、試しに…と一口食べました。

その瞬間、私の好物の中にそのチョコレートケーキが加わりました。

今まで食べた事のあるチョコレートケーキとは一味違った仕上がり…
濃厚な口当たりにスッキリとした後味。

そちらをモチーフに、よりフルーティに、より私の好みに寄せてみました。

合わせる紅茶としてはアンバー(ルフナ)やランカー(ディンブラ)などが個人的には相性が良いかと存じます。
少し濃い目のお茶がお好みでしたらヴァサンティー(アッサム)も良うございますね。

今回のケーキはチョコレートケーキにあまり興味がないお嬢様にも召し上がって頂きたい一品でございます。

是非この感動を共有出来ましたら幸いでございます。

では、ティーサロンでお待ちしております。