秋の入り口

司馬でございます。
皆様、お健やかにお過ごしでございますか?

九月になりまして、ツクツクボウシの声が聞こえるようになりました。
わずかながら涼しい風も吹きまして、朝夕に秋の気配を感じることも多くなりました。

さて、

―天高く、馬肥ゆ。

という言葉がございます。
実り多い秋を表す意味として使われますが、語源を探ると、この言葉には不穏な歴史がございます。
実はこの言葉、『漢書』にございまして、秋になれば、準備を整えた騎馬を駆って、異民族が襲来してくるから、防戦の支度をしなければならない、という意をもっております。
いささか物騒でございますね。

幸いにも、いまは平和な時代でございます。
当家の駿馬たちも戦に出るようなことはございません。
お嬢さま方におかれましては、秋の陽光の元、のんびりとご乗馬をお楽しみいただければ幸いでございます。

食欲の秋、芸術の秋、スポーツの秋、読書の秋・・・。
いろいろな楽しみも増えてまいります。
どうぞ大いにご堪能くださいませ。

ただ、秋の初めは、夏の疲れがたいへん出やすい時季でもございます。
決してご無理はなさらず、お嬢さま方のマイペースをお守りくださいますよう。

では、今回はこの辺りで失礼いたします。

夏の日の2018

皆様、ご機嫌麗しゅう。
吉川でございます。

日頃から恋い焦がれ、手を伸ばせば届くのに、なかなか勇気が出ず、あと一歩が踏み出せない…。
そんな経験、皆様にもございませんか?
かくいう私もその一人。
しかし先日、ついに勇気を出して歩を進め、手を伸ばして一線を越えてしまいました。

そうです、書店に数多ある、付録つき女性向け雑誌を購入してしまったのです。

以前から、女性誌に同梱されている付録を羨ましく思っておりました。
機能的で、シンプルで、普段使いにちょうど良い、トートバッグやリュックサックやポーチ等々。
書店に綺羅星のごとく平積みされている女性誌を、垂涎の眼差しで眺めておりました。

そんな夏のある日、目に留まった一冊の女性誌。

特別付録『マルチに使える3層ポシェット』。

こ…これは…欲しい!

ちょっとした外出用にポシェットのような物が欲しいと思っており、昨今は男性向けにサコッシュなるものも出回っていたのですが、なかなか食指が伸びずにおりました。
そこに一筋の光明が…!

しかし、その場で即決、衝動買いするのは愚の骨頂。
大人の男の余裕でここは一旦その場を離れ、スマートフォンで付録の出来不出来を検索してみます。
ふむふむ…なかなかの高評価…。
よし! 買おう!
照れも恥じらいも感じず、周りの視線など意に介さず、女性誌を手に取りレジに向かいました。

購入するや否や、カフェにて即開封。
ほほう、こういう仕組みか。
ゴワゴワとした生地感や色合いはユニセックスな印象、外側にミニポケットあり、メインジップを開けると三層に分かれており、センター部に更にジップあり、その中が二層に分かれ、おまけに6つのカードポケットあり。
これならスマートフォン・モバイルルーター・ハンカチ・ポケットティッシュ、そしてインナージップ内に各種カード・紙幣・硬貨、全て入れられます。
いやはや、その機能性、その大容量には脱帽&感服。
フルオープンではなくジップ付きのため、防犯性にも優れており、ちょっとした外出どころか小旅行程度なら余裕でしょう。
こんな逸品を付録にしてしまう女性誌に畏敬の念を禁じ得ません。
思わぬ掘り出し物を入手してしまった、そんな2018年の夏でした。

○○焼き

八幡でございます。
つい先日でございますが大旦那にお休みを頂きまして私と桐島、杉村、黒崎、浅葱の5人のメンバーで皆それぞれタコ以外の食材を用意いたしましてたこ焼きパーティーなるものを致しました。

休日でございましたので使用人というのを忘れ和気藹々と楽しくたこ焼きを作らせて頂きました。正確に申しますとタコ以外を使用致しましたので○○焼きでございますね。

そしてまさかのその様子をおさめた物が9月7日の金曜日!!!!!
ギフトショップでDVDとしてご用意されるそうです。

休日の私たちの様子をおさめた物なのでティーサロンとはまた違った雰囲気の和気藹々と致しました私たちがご覧いただけます。

数に限りがあるそうなのでお早めのお立ち寄りをお待ちしております。

因みに私はばっちり美味しい食材をご用意できました。

ではティーサロン、そしてギフトショップでお待ちしております。

Chardonnay Eclair

私の大好きな夏が、儚くも、悲しくも、終了してしまいました。

秋への意欲は美味しい食事と美味しいお酒。能見でございます。

お嬢様、お元気でいらっしゃいますでしょうか。

まだお暑うございますが、宵の風に秋の到来を感じております。

旬を迎える食材が増える秋。そんな秋の彩りをお届け致します。

今月上旬期にご用意させて頂きます「シャルドネエクレール」。

私のエクレアに対する拘りが存分に詰まった一品でございます。

まずは外観。私が愛して止まぬ、虎模様を描かせて頂きました。

ホワイトチョコレート、そしてマスカットソースのストライプ。

エクレアはミルクチョコレート、という常識を覆して参ります。

味は勿論のこと、見た目にも拘りを持ってお作り致しました。

一番の拘りはやはりメインとなる内部のクリームでございます。

樽香がしっかりと感じられる「シャルドネ」を選定致しまして、

ほんのりと残留する白ワインのアフターが優雅さを演出します。

ちょっぴり大人なデザートを今秋にご用意することが叶いました。

こちらのエクレールに合わせるのでしたら甘口の白でももちろん、

同品種シャルドネとのマリアージュも大変よろしゅうございます。

また同日「カフェ・ド・パリ」が久し振りの復活を致しますので、

そちらとも是非合わせてお楽しみ頂ければ、と存じます。

お嬢様、どうか素敵で実り多き秋をお過ごし下さいませ。

少しでもその彩りに加われましたらば嬉しゅうございます。

能見

いまを大切に

お嬢様、お坊っちゃま、ご機嫌麗しゅうございます。

9月になったものの、まだまだ不安定な天候が各地で続いておりますが、
いかがお過ごしでしょうか。

このたび大旦那様より、アニバーサリーケーキ香川を用意することをお許し頂きました。

以前フットマンケーキの一つとしてご用意致しましたケーキを元としてございます。

スフレケーキのしっとりとした優しさが、
お嬢様の大切な1日に華をそえられますように。

お忙しい時にも、ご別宅やティーサロン以外でのひとときが豊かなものとなりますように。

お屋敷にてお早いお帰りを心よりお待ちしております。

香川