お嬢様、お坊ちゃま、ご機嫌麗しゅうございます。
御崎でございます。
暑い日が続いておりますが、しっかり水分はとっていらっしゃいますか?お部屋は涼しくなさってますか?

私は四季の中で夏は苦手でございまして、日陰の中を移動しながら、この太陽の光に当たったら灰になってしまうと心の中で思いながら過ごしております。

ですがそんな夏でも好きと感じることがございまして、
それは空と雰囲気でございます。
まず空でございますが、綺麗な水色と青のグラデーションに、綿菓子をちぎった時のような白い雲が薄く浮かんでいる水彩画のような淡い色合いが特に好きでございます。
日差しがどれだけ暑くても気づいたら暑さを忘れて空を見上げてしまいます。
また夕暮れ時には綺麗にオレンジ色に染まり、富嶽三十六景にも描かれている美しい空のグラデーションが一日の終わりを告げます。
この夏にしか見ることの出来ない空が大好きでございます。

そしてこの雰囲気でございますが、これも夏の空の移り変わりのように感じております。
これはなんというか少し表現が難しいのですが、少し寂しいような、そして懐かしいような夏特有の空気感でございます。
夏というのは青春のような青い爽やかさと、縁日や、友人と公園などで駆け回った幼い頃のオレンジ色のあたたかい記憶。
そしてそれを思い出してふと寂しくなってしまう深い青の空気感でございます。

このなんとも言えない夏の空の色のような感覚がとても大好きでございます。

ただ、どうしても暑い夏の日が苦手でございますので、心の中では涼しくなりはやく冬が来ることを祈ってはしまいますが、この懐かしい空気感とお別れするのも寂しく思います。

私は四季を感じられる日本に生まれて良かったなと御屋敷の時計を合わせながら改めて感じました。

お嬢様、お坊ちゃまには何か四季の中で感じるものはございますか?
日常の中で感じたことや、夏のイメージを是非お聞かせ頂きたいなと思う日でございました。

近年では9月になっても暑い日が続き、暫くは暑い夏と共に過ごすこととなるかと存じますが、ご無理はなさらず、適度に休みながらお過ごしくださいませ。