ご挨拶

ご機嫌麗しゅうございますお嬢様、お坊ちゃま。
この度、使用人の末席に加わりました榊と申します。

気温も上昇しまとわりつくような湿気が肌を撫でることが多くなって参りましたが、お屋敷の中では爽やかに、フレッシュに仕えさせていただければと考えております。
これから何卒よろしくお願いいたします。

見上げた空を覆う雲を払うことは不可能であっても、
皆さまの心を覆う雲を払うことは可能である。

そんな使用人に、私はなりとうございます。
これから精進して参ります。

などと決め込んだように書いておりますが、
初めての執筆への緊張のあまり上の文言を考えるのにざっと一時間を要しました。
読んでくださったお嬢様の胸に少しでも響けばこの上ない幸せでございます。

それでは、お早いお戻りを心よりお待ちしております。