お嬢様、おぼっちゃま、ご機嫌麗しゅうございます。室井です。

今年も梅雨の時期がやってまいりましたね。
毎年この時期は湿度が高くじめじめとしていて少し不快な季節ではございますが、日本には古来より雨を表現する言葉が400種類以上もあると言われています。

今回はその中から春夏秋冬それぞれの季節で私のお気に入りの雨を紹介させて頂きたいと思います。


発火雨:はっかう:24節気の「清明」の頃(4月上旬)にやわらかく静かに降る雨。「桃花(とうか)の雨」「杏花雨(きょうかう)」とも呼ばれます。桃の花に降る雨が、遠目では火を発しているように見えることが語源とも言われています。


酒涙雨:さいるいう:七夕に降る雨のこと。雨で会えなくなった織姫と彦星が流す涙と伝えられています。


伊勢清めの雨:いせのきよめのあめ:宮中行事の神嘗祭が執り行われる、陰暦9月17日の翌日に、祭祀の後を清める雨。


月時雨:つきしぐれ:月明かりの中の時雨。物語や絵画の中のような風流な景色。

同じような雨の降り方でも季節によって呼び方が異なります。
憂鬱な気分になりがちな雨の日ですが、雨の多い日本特有の情緒を感じながら少しでも楽しく過ごして参りましょう。

室井