新年 音楽

あけましておめでとうございます。
年始を始めとして、
最近長岡の音楽に触れる機会が多く嬉しい限りです。

もう聴いていただけたならわかるでしょうが。
すばらしいですね!
心にしみいります。生の音は気持ち良い。

……と感じる一方自分の不甲斐なさに落ち込んだりもします。
しかしまぁ。これも刺激ですね!

さて、昨年の1月も純邦楽の日誌を書いたような気がしますが……。
今年も。この時期にしか書く機会もございませんので。

今年は日本の楽器をご紹介いたします。
お正月の音楽には馴染み深いものばかりですよ!

♪ 箏 ♪
「琴」という字が一般的な感じがしてしまいますが、日本の楽器は「箏」が正しいです。
「琴」は「竪琴」を指します。
桐製で、龍をみたててつくられており、上が龍頭、下が龍尾です。かっこいいですね!
13の絃をもつ楽器が一般的ですが、17絃の低音用もあります。

また、「爪」をつけて演奏するので独特のアタック感も音に特徴をもたせています。

♪ 三絃 ♪
三味線ですが、こちらも三絃と呼ばれることの方がおおいです。
「風が吹けば桶屋が……」でも有名ですが、猫の皮を使います。
喧嘩をたくさんして傷が多いノラ猫のほうが皮質がいいみたいですね。
一方、津軽では太鼓をたたいて演奏するため耐久性の問題で
犬の皮を使うそうです。
材質は花梨が一般的ですが、紅木が最高級です。
撥(バチ)はべっこう製が音も良く柔軟で弾きやすいそうです。

♪ 尺八 ♪
笹から孟宗竹までいろいろな種類がありますが、真竹という種類の竹でできています。
切ってきた竹を乾燥させて唄口をつくり、穴を開けただけの非常にシンプルな楽器です。
音が出る仕組みはフルートと同じなのでフルートが吹けるなら割とすんなり演奏できます。
また、そのシンプルさゆえ、塩ビ菅、はてはちくわですら楽器にできたりします。

ではまた来年!!