2006 ムルソー1er レ・ペリエール アンリボワイヨ

「石切り場」の名前を持つ素晴らしい畑。レ・ペリエール。

グランクリュが存在しないムルソーにおいて、どの生産者も実質的にトップの畑に位置付けています。

白の名手アンリボワイヨの作品。ヴィンテージはお気に入りの2007。


これだけの条件が整っておいしくないわけがありません。



ナッツ、バニラ、熟したレモン、林檎の蜜、洋ナシ、カリン、ミネラル

さすがにしっかりほぐれ、要素は溶け合い、いい熟成の段階にあります。
舌の上に乗るしっかりと重さとコクが感じられる。シャサーニュのようなどこまでも石をなめるようなミネラルが貫かれるわけではなく、肉厚な果実味を覆い輪郭を作るようなバランスでとてもいい。
そして酸味が豊かに感じられる。バランスとしては一番特出しています。
ただ、剛健で逞しく密度の高い、質のいい酸がほぐれて果実味と一体になっているこの形はとても好感がもてます。
余韻も長く、ミネラル感が残ります。

状態に心配がありましたが素晴らしい味わいでした。



何度か日誌にも認めたのですが2007というヴィンテージのすばらしさ。どこまで行ってもレモンっぽさがぬけない、
元来の酸味の硬さもありシャブリのGCを飲んでいるような雰囲気もあります。

07はどの銘柄を飲んでも飲み頃と感じたことが一度もなかったのですが、やっと飲み頃だと思えるものに出会えました。
Filed under: 大河内 — 22:00