お茶だけというのも

私事ではありますが、3月9日でフットマンの役職を仰せつかりましてから丸三年が経ちました。お嬢様、四年目になりました浅葱のことも、どうぞよろしくお願い致します。

先月の日誌でも綴った通り、
お茶を使った食べ物、飲み物しか摂取しないという生活を送っておりました。その中でも個人的に気に入っている物をご紹介致しましょう。



浅葱の好きな中国紅茶キームンで炊いたご飯を使って、キームン、カイワレ、鶏胸肉、鮭のほぐし身、きざみ海苔を添えて作りましたお茶漬けです。キームンの蘭の花に例えられるエキゾチックな香りが鮭や鶏胸肉とも相性が良く、お茶はすっきりと飲める日本茶を合わせて、デザートにリプトンから出ていた抹茶ラテを飲ませて頂きました。


お次はジャスミン茶で炊いたご飯、日本茶の茶葉を使ったナムル風、抹茶のマカロニサラダ、市販しておりました抹茶の伊達巻、そして羽瀬くんにオススメしてもらいました紅茶鴨のパストラミにございます。とっても美味しいです。スープにはジャスミン茶風味の海老ワンタンスープを作りまして、デザートは宇治抹茶の白玉パフェを頂きました。幸せな食卓にございました。


そして最後にこちらがほうじ茶チーズティー鍋にございます。元々はチーズ専門店が出している期間限定の品ということで、櫛方くんと高垣くんを誘ってお店に伺ったのですが、予約が一杯で食べることが叶いませんでした。悔しかった浅葱は「自分で作ってしまえばいいのでは?」と思いたち、その日のうちに作ってみたのです。鶏ガラベースの鍋の素に鶏団子、白菜、ニンジン、ネギを入れ、使う水分はすべて濃く抽出したほうじ茶にして作りました。煮立ったところに少し溶かして混ぜたクリームチーズを鍋にかけて、火を止めます。濃厚なチーズのお味とほうじ茶の香ばしい風味が大変相性が良く、箸が止まりませんでした。後日、高垣くんとタイミングが合い、二人で本家チーズティー鍋を食してみたのですが、味わいはとても似ていて、チーズは色々なものを使って負けているなぁと思いましたが、お茶の部分ではよりほうじ茶の香りがしっかり味わえて負けていないと自負しております。高垣くんと二人で鍋デートをしたことを櫛方くんに伝えましたら、少し拗ねられてしまいました。ごめんなさい。今度また一緒に行きましょうね。


お茶だけを使った生活を終えて、
自由に食べることのできない苦しみや仲間と食を共にできない哀しみ、お茶を美味しく料理する手間など、多くの大変なことがありました。
けれども、それ以上にたくさんの思い出ができたことに喜びがありました。

またこのような挑戦をしていきたいと思いつつ、何事にもほどほどが一番良いということを再確認した一か月間にございました。


浅葱
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