冬の焼き菓子


大旦那様より機会をいただき、ギフトショップで私が考案したフィナンシェを並べていただけることとなりました。

今回のテーマは紅茶や酒と溶け合い双方の味わいを高め合うような味。


ダークラムを香らせたバターたっぷりの黒糖生地にアニスとシナモン、オレンジピールをアクセントに加えております。
非常に香り高く深い味わいですので、ひと欠片口に含めば余韻も長くいつまでも香りが戻ってまいります。

黒糖とハーブを強めに使っていますので、今の時期にぴったりな、小さなシュトーレンだと思ってクリスマスの準備の合間にでも暖炉の前で召し上がってみてください。



合わせる飲料としては、


紅茶ですと強めに淹れたアッサムが一番です。他にお屋敷の紅茶でしたらリリスやフォンディエ、ルフナ、ディンブラなどもとてもよろしいかと。

フィナンシェは比較的甘めに整えておりますので、紅茶に砂糖を加える感覚で、口の中で軽く溶かすようなイメージでお茶を召し上がってみてください。




お酒ですと、ダークラム、ブランデー、シェリー、ポート、赤ワインなど。
もしくはグランマニエやチェリーブランデー、アマレットなどのリキュール類も非常によく合います。

色々試したのですが赤ワインとグランマエニエとブランデーが私のお気に入りでした。
赤ワインを合わせるとグリューワインのような印象です。
お酒は味が強いものが多いので、口に含み飲み干したあとの余韻に焼き菓子を合わせるように召し上がっていただくのがよろしいかと存じます。
またサバランのようにお酒自体に浸して召し上がってもいいでしょう。



またお屋敷ですとあまり口にしないと思うのですが、コーヒーとの相性も抜群です。
ビターなものから酸味に寄ったものまで幅広く合うと思います。




ではお嬢様。手前味噌ではございますが自信作ですので、是非お手に取ってみてください。冬のティータイムに陽だまりを得るような暖かさを感じていただけるはずです。





最後に。この場を借りて何度も試作に付き合ってくれたパティシエと色々と取り払ってくれた的場に改めてお礼の言葉を。ありがとうございました。
Filed under: 大河内 — 00:30