余韻

今更「夏」という単語を使うことにも躊躇がございますが
筆を執っている現在はなかなかの湿度でして、空調が欲しいなと感じるほどです。
こちらの日誌がお嬢様の眼に触れるころには、多少は過ごしやすくなっているとよろしいのですが。

残暑に合わせてというわけでもないのですが、親戚から大量に頂いた桃の残りがございましたので、まとめてジュースにしてカクテルを作ってみました。
こちらも毎年恒例になっております。

ざっくり刻んでジューサーに入れるだけ。好みで氷も加えます。
そのままでも勿論美味しいのですし、ヨーグルトや牛乳と合わせて朝食にもぴったりです。

お酒を入れる場合、甘さや香りを補強するためにシロップを使うことが多いのですが
今回の桃はしっかり熟れておりましたのでそのままで十分でした。贅沢ですね。

お酒は最初はスパークリングワイン、次に白ワイン、そして最後にはブランデーと数杯作ったのですが、徐々に重くしていきました。

ブレンダーを使うと音の問題があるのでどうしてもブルームーンやティーサロンではお出しできませんし、
フレッシュの桃は酸化が早いので作り置きもできません。
どうしてもということでしたらおつくりしてすぐにお部屋にお持ちいたしますが、簡単ですのでご自身でも試してみたください。

参考までにですが、お酒も一緒にブレンダーに入れるより、作ったジュースに後から加えて軽く混ぜる程度のほうがおいしいく仕上がると思います。