はじめての遊園地

あっという間に7月ですね。雨が嫌いな嘉島は例年以上に梅雨らしい
今年の梅雨はまいりました。アメニモマケズ、お元気なお嬢様方には
お元気でご活躍のこととお慶び申し上げます。

この季節はお屋敷のお勤め以外は、例によってインドア生活に徹し、
手に入れたものの未読の本や、観ていないDVDを楽しんでおります。
そんな中、レア中なレアな珍しい映画に出会いました。

しかもその映画の中に、嘉島の幼年期の記憶、今は無き遊園地の映像
が映っていました。嬉しかったので、その部分を繰り返し見てしまい、
ちょっとタイムマシーンに乗ったような感覚を楽しみました。

それは、1955年公開の20世紀フォックス製作『東京暗黒街・竹の家』
です。このハリウッド映画には今から64年前、昭和30年の東京の風景
がシネマスコープの画面に見事に映し出されています。

監督はサミュエル・フラ=、主演にロバート・スタック、山口淑子。
ハリウッドで活躍した早川雪洲が出演しており、1948年のサスペンス
映画『情無用の街』を戦後の東京に舞台を移したリメイク作品です。

当時43日かけてロケしたそうですが、戦後10年の東京の風景がしっか
り映っているところが大きな魅力です。中でも、ラストの浅草の松屋
デパートの屋上にあった遊園地でのシーンに目を見張りました。

嘉島が幼稚園に入る前、はじめて連れて行ってもらつた遊園地でした。
今は無くなってしまいましたが、小さい頃の微かで、おぼろげな記憶
の中にあった遊園地が鮮やかに蘇りました。

画面に、吊るされグルグル廻る飛行機の乗り物を見つけました。確か
にアレに乗りました。大きくも高くもないのですが、屋上のため眺め
が良く、とても高く感じ、怖くなったことも思い出しました。

今の遊園地とは比べようもありませんが、屋上に少し乗り物がおいて
あるだけではなく、当時としてはかなり本格的な遊園地だったことが
分かりました。この映画の公開当時、嘉島は5歳でした。
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