浅葱のお茶会~ノンカフェイン前編~

お嬢様、メアリーをご存知でございますか?



当家の臆病な乳牛のことではありません。

壁に耳あり障子にメアリー、でもございません。



以前、ティーサロンにありましたノンカフェインハーブティーでございます。



ルイボスにラズベリーリーフをブレンドしたメアリーは、とっても繊細な子でございました。ラズベリーリーフのフワフワ、そしてルイボスのつぶつぶが良い比率で8グラム。丁度良きバランスを計るのが、とっても難しい子でございました。

ルイボス本来のちょっとクセのある香り、ラズベリーリーフの優しさ、うまく調和すると繊細な香りを楽しめる、素晴らしいお茶でした。



実は私、浅葱はメアリーがとっても大好きでございました。初めてティーサロンで紅茶係を仰せつかった日のオススメは、このメアリーだったのです。





そもそも紅茶係のオススメというのは、紅茶係にとって唯一お嬢様に対してメッセージを送れる手段の一つであり、こだわってオススメすることが多いように見受けられます。



2月の節分の日、隈川が豆科のルイボスを使っているからといって、白桃ルイボスを使ったミーシュカをオススメしたこと。……まあ自分のブレンドティーではございますが。



浅葱も去年の開館記念日に紅茶係を仰せつかり、やはり伝統的なお屋敷らしいブレンドティーとしてバタフライクラシックをオススメしたこと。……まあ好きな紅茶ということもありますが。



その日に紅茶係がオススメにしている理由を聞くのも、楽しいかもしれませんね。





閑話休題。





お屋敷には色々なノンカフェインハーブティーをご用意しております。

今回! そして次回と!

この子達とお茶会をしていきましょう。







オードリー



マルベリーリーフ、ローズヒップ、フェンネル、ローズマリーをブレンドしたノンカフェインティーです。

ベースとなるのは、ほうじ茶のような香りと評されるマルベリーリーフ。浅葱はほうじ茶のエッセンスより藁などの香ばしいニュアンスを感じるのですが、ふと和室に敷き詰められた畳を思い出しませんか?

和のテイストを盛り込んだお食事に合いやすく、痩身効果や美容にも良い効能がございます。水瀬がオードリーダイエットをしていたのが記憶に新しいですね。



一方でアレンジが難しい子だと思います。そのまま召し上がっていただくだけでも十全な気が致しますが、それでは少し寂しい……。

んー、そうですねー。

では、フレンチトーストでも作りましょう!



『オードリーフレンチトースト』

・フランスパン

・卵

・牛乳

・砂糖

・オードリー



1、オードリーを濃いめに抽出します。通常は1ポッドあたり茶葉7グラム程度を4分で抽出致しますが、茶葉10グラム以上で10分ほど放置してから抽出してください。



2、卵の卵黄を取り出して、牛乳と砂糖を加えて混ぜます。そこに1の濃いオードリーを適量加えていただきまして、さらに混ぜます。



3、2を冷蔵庫に1日放置して、パンに染みさせます。濃いオードリーにお砂糖をたっぷり入れてオードリーシロップを作っても楽しいでしょう。



4、放置していたパンをフライパンで焼きます。表面が軽い焦げ目がつく程度がよいでしょう。あとはお好みでお召し上がりください!



同じレシピで色々な茶葉でも作れるのですが、ほうじ茶で作った方が美味しいことは内緒です。







シェリー



レモングラス、レモンバーベナ、レモンピールの清涼感ある香りをベースにして、カモミールやバラの花、ローズヒップをブレンドした、スッキリとしたハーブティーでございます。



暑くなっていくこの時期にぴったりなお茶でございます。浅葱は甘みをつけたアイスティーが特に好きなのです。



よく茶葉入りにして飲むことをオススメしている子でもあります。シェリーなどのハーブティーはさわやかな薄味であることが多ございますし、時間の経過と共に深くなっていくお味をお楽しみいただくのも1つの選択肢として良いでしょう。



ただ、浅葱はあまり茶葉入りが好きではないので、シェリーでございましたら5グラム〜6グラム程度を4分抽出で香り豊かに楽しみとうございます。お茶というのは好みというものがありますから、ご自身の最適解を見つけるというのも楽しゅうございますね。









エリン



完熟パインとドライアップル、オレンジピールの甘み、アップルミントの清涼感をブレンドしまして、バラとエルダーフラワーの優しい香りをお楽しみいただけます。



エリンのアイスティーなどは清涼感だけではなく、優しい甘みのある香りと優雅なひと時を演出する味わいがあります。暑い日、少し涼みながらお昼過ぎのアフタヌーンティーを楽しまれる時など、エリンのアイスティーはぴったりではないかと存じます。





最後にこのエリン、そして上記のオードリー、シェリーを使ってセパレートティーを作ってみましょう!



一番甘みに合うシェリーの比重を重くして、その上に少し甘みをつけたエリン、そしてオードリーをそのままアイスティーにしまして……。



んー。



色がほとんど一緒ですね。薄い黄色。

味は……まあまあ、ですかね。

全体的にオードリーがいらない気がします。

やはりオードリーは単体が一番。

しかしシェリーには潜在能力を感じました!

次回、もっと美味しいセパレートを作りましょう!!



浅葱
Filed under: 浅葱 — 22:00