ある優しい先輩のお話

お嬢様、お坊ちゃま
ご機嫌麗しくお過ごしでございますか?
日比野でございます。

道化師から一転、ティーサロンでお給仕しはじめてから早いもので1ヶ月が経とうとしております。優しい先輩方にも恵まれ、お屋敷での生活にもすこし慣れてまいりました。

優しい…
そう、優しいといえば瑞沢でございます。

ティーサロンでお給仕していたある日のこと。

幽霊が出現したという話を聞きつけた私は掃除機とトランクを片手に本邸へ。
格闘の末、なんとかファンタスティックなビーストの保護には成功したものの、気がつけば全身ほこりまみれ。

この姿ではティーサロンに戻れない、、しかもいまの時間大浴場は清掃中。
どうしたものかと寮の談話室で頭を抱えていると、稽古着を着た瑞沢が通りかかりました。

瑞沢「あれ、日比野か。一瞬誰だかわからなかったよ 」

私「かくかくしかじかでして、もう裏山に行って水浴びでもするしかないかと…」

瑞沢「それは大変だね、じゃあ僕の部屋でシャワー浴びてく?」

私「?!!!!!!!!」

瑞沢「はい、じゃあこれ鍵!これから稽古だから終わったら返してね〜」

その後、私は憧れの先輩の部屋に恐る恐るひとりで入り、シャワーを浴び、何事もなかったようにティーサロンへ戻ったのでした。

緊張の汗で結果的に身体が綺麗になったかは謎でございます。笑

その他にも先輩方とのエピソードは多々ございますが、それはまたの機会に。
Filed under: 日比野 — 15:30