紅茶を美味しくするためには

浅葱でございます。


普段お嬢様が飲まれております紅茶。

ティーサロンでは特に紅茶係が淹れておりますが、紅茶係を務める使用人ごとに味が変化しているように感じることはありませんか?
例えばこの使用人は少し味が濃い目に抽出される、だとか。味は軽やかで香りが高い紅茶を淹れる使用人、だとか。

それらの違いは、紅茶係を務める使用人の紅茶の淹れ方に起因した差異ではないかと浅葱は考えております。

もちろん一定のお味を楽しんで頂ける事が最善ではありますが、その日や前日の天候やら、水の具合などによっても繊細微妙に変化してしまうのが紅茶なのです。追究すれば追究するほどに奥深く、底知れません。

私、浅葱のこだわりというのもあります。

まずは紅茶葉にお湯を注ぐ際、ポットで対流が生まれるように勢いよく注ぐこと。
逆にハーブ系のものでしたらお湯をわざと当てること。
抽出中はティーコジーを被せて、香りを閉じ込めるイメージ。
ティーポットを移し替える際には、一度ティースプーンで茶葉をかき混ぜてから抽出する時もございます。
茶葉によっても淹れ方が変わる物がございます。ブレンドされているお花やハーブなどでお湯の注ぎ方が変化しますし、茶葉の形が違いますと湯量を微妙に変えて完成した時に一定量になるよう調整します。
ポットはウォーマーで温めたもの。ティーストレーナーも温めればなおよし。充分に温まっていなければ、一度お湯を通したりします。


そして、最後には腕をくるくる回しながらダンシング。

時任「浅葱、なんで踊ってるんだい?」
浅葱「こうして空気中の対流を生み出すことでバタフライ効果のように紅茶が美味しくなるのですよ!」
時任「お、おう、そうなのかい。なんだか眉唾な理論だけれど」
浅葱「最後は気持ちが大切なんですよ!」

そう、紅茶が美味しくなる一番の秘訣は飲んで頂くお嬢様に愛情をたっぷり注ぐこと。

時々、浅葱はお嬢様に美味しく召し上がっていただけるようにこうしておまじないをしているのです。

美味しく淹れる為でございましたら、浅葱は他のフットマン達から白い目で見られたとしても踊り続けましょう!

浅葱「あそーれ、あそーれ! 踊るアホウに見るアホウ、どうせアホなら踊らにゃ損損!」



桐島「浅葱ってアホウだよね」
八幡「今更でしょう。昔からアホウです」



ちなみに、今月の新しく仲間入りした子達を紹介致します!
PSGはブルーベリーティーにミルクを入れて朝食に食べるブルーベリーヨーグルトのような爽やかな甘み。デザートやスープなどに合わせやすいかと存じます。
大和撫子は緑茶の和を感じる中にもアッサムの力強さ、キームンの繊細さを感じました。お食事に合わせやすいかと存じます。

どちらも美味しゅうございました。
是非、お嬢様もお試しくださいませ。
……みっちゃんこと、ミッシェルのこともどうぞよしなに。


浅葱
Filed under: 浅葱 — 20:00