日誌

何年かに一度どうしても好みのものが見つからないなと言うタイミングが訪れるのですが今年はまさにそうだったようで、それならばと服を1着仕立ててもらうことにいたしました。

生地やサイズ、仕様を好みのものにできるということも嬉しいのですが、担当の方とバンチブックをめくりながら色々と相談する時間がなんとも愉しくここが一番の醍醐味なのかなとも感じます。

最終的な決め手が職務というのも考えものではございますが、立場上燕尾がありますのでドレス過ぎるものは必要ございません。
ここは狩のシーズンが近いですし大旦那様に随行することも考えウェイトも重くスポーティーなフランネルのものを選ぶことにいたしました。
(春夏のリネンなどもそうですがガチガチの英国生地を何年もかけて馴染ませる愉しさはとてもよろしいものです)
柄に関してはこの秋はガンクラブやグレンプレイドなどには多く出会えそうですので敢えてシンプルなハウンドトゥースを。

暑い盛りの8月に注文したのですがこの日誌がお嬢様方の目に触れる頃には手元に届いているはずです。
今はカントリーブーツやジョッパーブーツの手入れをして待つことにいたしましょう。