磨き、磨かれ、日々

靴磨きには複雑ではないいくつかの行程がございまして
人により様々かと存じますので違う向きもあることと存じますが
おおよそ

シューキーパーを入れ
馬毛でのブラッシング
リムーバーでの汚れ落とし
シューケアクリームの塗布
磨き上げ

といった行程かと存じます。
日々、行程を重ねるうち、それぞれの作業にちょうど良い加減というものがあるように感じられます。
リムーバーはつけすぎればよいものでもございませんし。
クリームも塗りすぎてよいものでもございません。
磨き上げも私は豚毛の後、馬毛、といたしますがそれぞれブラシの力の入れ具合などによって仕上がりが変わってまいります。

思うに、過不足なく、ちょうど良い。という事が様々な事柄において共通して肝要であるのかな、と、感じることでございます。

折に恵まれ、様々な一流と存じますような方の仕事など拝見して常々、ある種、信条のように日々、感じてきたことでございますが
一流であることはいわば物事に対しての理解度であり

そのためには観察し、無駄なく過不足ない。ちょうど良い度合いを知る事なのでは、と。
そのように存じている次第でございます。

未熟な身でありながら少々、語りが過ぎました。

私自身、まだまだ研鑽が必要な身でございますから、様々、自身を磨いて参りましょう。手始めに、
昨日に、レッドシダーのブロックを入れ内を乾燥させた靴を磨いて参ります。
Filed under: 園田 — 19:45