浅葱でございます!

8月は浅葱が提案するエクストラティー、アイス、そしてスペシャルカクテルをご用意させて頂きます。
この数ヶ月間、構想から準備まで駆け抜けるように用意して参りました。
浅葱の好きなものを好きなだけ。
それはもう、たくさん。
お嬢様に召し上がって頂けるようにと。

ふと気がつきました。
ライチばっかりだな、と。

でも美味しいのです!
是非お確かめくださいませ。

ではそれぞれの裏話をちょっぴり。
ご覧くださいませ。



~エクストラティーについて~

すっきりとしたライチフレーバーの中国紅茶はスッキリと爽やかで、ドライフルーツの複雑な甘みが後味で楽しめます。時間と共にドライフルーツの味わいが深みを増し、ひとつまみのミントが夜の静けさを、ライチ蜂蜜の甘みが彩りを加えます。
紅茶を飲み終えましたら残った紅茶漬けのドライフルーツもお召し上がり頂きとうございます。

とっても美味しいです!


試行錯誤を繰り返しておりましたが、かんじんのネーミングが決まりませんでした。
浅葱がメインに考えたエクストラティーでございますが、杉村さんからもたくさんのアドバイスや協力をして頂いたので、二人のエクストラティーだとおもっております。
出来ればお互いのイメージに合った、素晴らしいネーミングにしなくては!

杉村のイメージ。

お酒に詳しくて、料理も上手、優しくて、器用で、いい声をしていて、ちょっぴり身長が低い。
尊敬する先輩の一人でございます。
ワインについて一緒に勉強をする時は常に浅葱より一歩十歩百歩と前に進んでおりまして、いつもなるほどなあと感心してしまいます。
努力家で真面目で、遊び心があって、後輩想いの人ではありますが、時に厳しいことも言ってくださります。
酔っ払うと愉快になるところも可愛らしいですが、正直浅葱の手には負えません。それは八幡も黒崎も一緒で(別の意味で厄介なのですが)それはそれで楽しいのです。

……と、取り留めもなくイメージを浮かべてみました。

結果的に決めましたのは、

『夜間飛行』

サン=テグジュペリの小説から名付けました。

杉村は努力の人です。
勿論才能にも溢れております。

そんな彼が困難に挑み続けるように、
浅葱も挑戦していきたいと思っております。




~アイスについて~

楊貴妃はカクテルの名前でございます。
ライチリキュールとグレープフルーツ、そして金木犀のお酒・桂花陳酒を使ったエキゾチックなカクテルでございます。


「今度浅葱のアイスを出すことになりました」

パチパチパチと拍手。
お屋敷の一室には浅葱のお呼びしたフットマンが3人集まって、体育座りをして浅葱の弁舌に耳を傾けております。

「そこで先にアイスをお出しした先輩フットマンにご意見をうかがおうと思い立ちました! まずは綾瀬さん! 浅葱のアイスどう思われますか?」

「んー、見た目も清涼感があるし、夏らしくていいと思うよ」

「ありがとうございます! 綾瀬さんのアマレットジンジャーアイスも美味しかったですよ!」

照れるように頭を掻く綾瀬。
ふふふ、これで一人懐柔しました。

「次に平山さん! お食事などの相性は如何でしょうか?」

「そうだね。爽やか味だからキングリアのビーフシチューに合いそう。担々麺風の辛さにもいいだろうし、アジア風のエスニックな雰囲気にも相性良いだろうし、クリームパスタやチーズにも清涼感がいいだろうね。勿論ボロネーゼにもぴったり」

「うふふふ。そんなに褒められると照れますねえ。浅葱も平山さんのつぶつぶみかんシャーベット好きでしたよ!」

お互いに照れくさそうに笑います。
二人目も問題なく味方に。

「才木さんはどうですか? 甘さなどはしつこくないですか?」

「むしろ爽やかで何個でも食べられそうだよ。白ワインとか一緒にいいかもね!」

「流石才木さん! ワインとのマリアージュも見抜かれてしまうとは!」

「甘口の白ワインと一緒なら食後のデザートに。辛口の白ワインならメインディッシュの間の口直しにもぴったり。浅葱さん……なかなかやりますね」

「いえいえ、才木さんのマンハッタンアイスも素晴らしいアイスでした。何より見た目も可愛かった」

「浅葱色ってところもいいですよね」


この場にいる三人が全員味方をしてくださりました。

よし!
これで自信を持ってお嬢様にお届け出来ます!

それではお嬢様、よろしければ浅葱のアイスをお召し上がりくださいませ。
ご感想をお待ちしておりますね。


……さて、と。
「ありがとうございました! これはお礼の浅葱アイスでございます!」

「「「わーい!」」」

三人に協力してもらってアピールしてもらいましょう。きっと浅葱のアイスをオススメして頂けるでしょうから。

ふふふ。
楊貴妃は傾国の美女の名前。
このぐらいの思惑を抱いていても不思議ではないでしょう。




~カクテルについて~

シャカシャカシャカ。
カクテルのお勉強中でございます。
浅葱の自室の机にはカクテルの試行錯誤を記したノートがございます。走り書きのメモを書きながら。
このリズムではないのです。
もっと軽やかに、もっとシャープに、もっと優雅に。
そうやって改良をしている日々が続いておりました。


始まりは先生の一言。

「浅葱くん、今度一緒にカクテルを作らないかい?」

先生こと、水瀬は私にそう言って微笑みました。
水瀬は浅葱にとって先生でございますし、尊敬する先輩であり、憧れの存在です。
先生の一番弟子であることを誇りに思っております。
そんな先生からの提案。
浅葱はどれだけ嬉しかったか。
けれども流石水瀬でございます。
「ちゃんとシェイクができないとやらせないからね」と笑顔。
甘やかしてはくれません。

その日から毎日シェイカーを振っておりました。
お米をいれて、
時に古谷先生からのアドバイスをご教授いただいて、
浅葱の自室で青葉と綾瀬を招いたお勉強会にて、
ブルームーンの灯りが点く前にこっそり使わせてもらって。

お嬢様の期待に応えられるように。

浅葱は美味しいカクテルをお届け致しましょう。


***


このように。
8月前半は色々なものをお出し致します。
ご感想を聞かせてくださいませ。
浅葱は単純でございますので、とても喜ぶかと存じます。

とっても喜びます!


浅葱
Filed under: 浅葱 — 10:30