日誌

「ローファー」日本語にすると「なまけもの」

といった意味をもっているそうです。

もともとは脱ぎ履きしやすいように作られた室内履きだったそうですが

現代ではすでに関係ございませんね。

靴がすきだという話は何度かしたためておりますが

数えてみると私はこのローファーを一番多く所有していることがわかりました。

しかし。未だにそのフィッティングに関して答えが見えておりません。

いつの日か俗に言われる「第二の皮膚」という状態を味わえるのでしょうか

レースアップのものに比べると固定するポイントが少ないのでフィッティングに関しては

どうしてもシビアになります。

また革靴は基本的に足になじんで緩んでまいりますので新品の状態でぴったりですと

間違いなくゆるくなってしまいます。

かかとをカポカポとさせながら履くローファーはあまり紳士的とは申せません。

その結果最初は恐ろしくきつい、本当にぎりぎり足が収まるといった状態のものを買い

5分歩くだけで靴擦れができるほどからスタートし、徐々に慣らして参ります。

私もそれを踏まえ買うたびにサイズ、ウィズが小さくなっているのですが未だにベストという一足を

育てられていないのが悔しいのですが……

「なまけもの」という名と裏腹になかなか気が抜けない靴でございますね。

私自身もそう呼ばれることがないように気を引き締めたいものでございます。