皮革

秋の気配も感じられる時期になってまいりました。味覚、読書、スポーツと様々楽しめる時期でもございますがお嬢様はどのようなご予定を立ててらっしゃるのでしょうか?あまりきまぐれも過ぎますと予定を管理している豪徳寺や椎名も困ってしまいますのでおはやめにご相談くださいませ。



さて。秋と冒頭に申し上げましたが私個人と致しましては皮革製品と戯れ易い季節になってきたことに喜びを感じてしまいます。かなり古い日誌でございますが、以前鞄について私見を認めたことがございます。
私も何故好きなのかときかれても自身でも忘れてしまい答えに窮してしまうのですが。ワインや音楽などと共に私の一部を作っている大切な要素の一つと申しても過言ではございません。

レザーの魅力は多くございますが、一番は世に申すところの「エイジング」ということになるのでしょうか。味がでるということでございます。


もともと吝嗇な性質でございまして、身に着けるものなどは出来る限りいいものを長く使うようにと考えております。コートやジャケットの類や、例えばソムリエナイフや傘もそうですね。(一方すべてがそうとも申せませんし、日本で着る夏物など特にそうは参りません)そのような中でレザーは一番その思考に合致致します。
例えば鞄などは手入れして修理しながら使えば50年は使えます。私も下手の横好きではございますが、鞄を作ります。技術が安定してから作ったものは50年は間違いなく耐えられるつくりだと胸を張って申せます。(修理も自ら行えますし)かばんに比べればやや消耗品に近い靴。こちらも手入れを怠らなければ数十年は履けるでしょう。


ただ。一方でエイジングといえば聴こえはいいものの、それは「古臭い」と紙一重とも申せます。しっかり手入れを怠らず常にその魅力を発揮できる状態を維持することが大切でございましょう。特に女性の場合はできるだけ新品のキレイな状態を維持することが大事な物が男性よりも多い気がいたします。ですのでこのようなレザーへの執着というのも男性の方が強いのかもしれません。しかし、身の回りのものの多く、家やインテリアなどですら良い物は時代を超えて長く使えると信じております。広い意味では男女変わりはないのでしょう。。

続く
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