大河内でございます。

この日誌がお嬢様の目に触れる頃には2015年になっていることも考えられるのですが
いやはや早いものでございます。年をとればとるほど早くなるというのもどうも本当のことのようでございますね。

お嬢様にとってはどのような1年でございましたか?

私個人としては、いえ、おそらくお屋敷にとっても今年は楽しさよりも寂しさのほうが先に来る一年であったような気が致します。
ただ一年を締めくくる日誌ですのであまり寂しいものにしたくはございませんね。
彼らの前途が明るく輝いていることを、そして彼らにとってもお屋敷ですごした時間、お嬢様との思い出が大切な宝物になっていることを願っております。

2015年はどのような年になるのでしょう?
わかりかねるところではございますが、私に出来ることはいつも変わりません。
目の前のお嬢様にお仕えし笑顔になっていただく。これだけでございます。
来年もご一緒に楽しい時間をつくってまいりましょう。

本当はまだまだ認めたいこともあったのですが先に申し上げましたとおり湿っぽい内容しか浮かばず、書いては消してを繰り返すばかりでございます。このような日は無理をしてもいい結果をうむことはできませんね。このくらいに致します。
ティーサロンでお会いするときまでにまとめておきましょう。昔話に時間を割いてくださるお嬢様がいらっしゃいましたらお声かけくださいませ。

よいお年をお迎えくださいませ……