ベルサイユのばら オスカル編

宙組鳳稀かなめのオスカル、来年2月に宝塚を卒業される鳳稀かなめにとって最後のベルバラです。
鳳稀かなめのオスカル役は立ち姿、美しさ、華やかな雰囲気は際立っていると思います。

ベルサイユのばらは初演が1974年で今年で40年、宝塚の大きな財産となりました。
物語は皆様ご存知だと思いますが1755年のフランス。ベルサイユ宮殿に近い貴族の屋敷で一人の女児が誕生し、その名はオスカル。男児の誕生を待ち望んでいたジャルジュ家では男子として育てられる事となり・・・・・・父の期待通り成長して王宮を護る近衛隊隊長を務めていた。栄華を誇ったブルボン王朝も王侯貴族の浪費で平民は重税と貧困に喘いでいた。その貴族社会に疑問を抱きオスカルは国民を守る衛兵隊への転属を願い出る。オスカルの幼なじみアンドレの存在。女としての愛に揺れ軍人としての使命、苦悩を激しく切なく美しく、力いっぱい鳳稀かなめが演じています。アンドレ役には朝夏まなと、緒月遠麻が役替りで演じていますが、藤堂は朝夏まなとで観ました。

初演のときは榛名由梨、その後は安奈淳、汀夏子、順みつき、一路真輝、涼風真世、柴苑ゆう、真矢みき、水夏希、朝海ひかる、安南けい、大空祐飛、霧矢大夢、等歴代のトップが演じています。今年は宝塚100年でチケットの入手が困難になっています。以前のものは宝塚スカイステージでも観られます。

今回ご覧になれなかったお嬢様方も是非DVDで鳳稀かなめの素晴らしく、華麗なオスカルを楽しんで下さいませ。

本日はこれで失礼します。藤堂でした。