天気

大河内でございます。
暑くなってまいりましたね!
この日誌が記載される頃には梅雨も明けて夏にむかっていることでしょう。

今年は年明けの大雪から始まり、先日も雹がつもるような悪天候。
毎年最高気温が更新されゲリラ豪雨も増えてきております。
私ですら幼かった頃に比べて気候が変わっているのではないかと感じております。

「日本は」亜熱帯に近づきつつある。
などと言われて久しいですが、正確には「日本も」のようです。

ワインを飲んでおりますと春先あたりから葡萄の産地の気候が気になってくるのですが
6月の末、悪いニュースが飛び込んで参りました。
ブルゴーニュでの雹害でございます。
しかも3年連続の。(ブルゴーニュ全体で見るならおそらく5年連続?)

雹がワインの「味」に直結するわけではなく、2010年のように雹害を超えていいワインが生まれる年もございます。
ただ「量」はそうも行きません。実際に2011年~2013年の生産量は例年の半分程度まで落ち込んでおります。

ワインとは葡萄を通してその土地にしかない微細な地勢、気候を表現する飲み物です。
その年ごとの天候も自然の一部なのかもしれませんがここまで続くと考えさせられてしまいますね。

せめて今年はこのあとの天候に恵まれ一本でも多くの銘酒が生まれることを願っております。