大河内でございます。

「声が美しくて発音が綺麗であると 話している間に春の花の美しさとか鳥の鳴き声をも想像する」

箏奏者の宮城道雄の言葉でございますが、
この言葉を聞いたときに私は真っ先に先日の朗読サロンのことを思い浮かべました。
朗読サロンは何度か催されておりますが、私もそのほとんどに参加しております。
勿論毎回給仕でございます!

お嬢様方が演者たちが作る世界に集中できるようにすることが私の仕事ではございますが、私自身も仲間の熱演、発するエネルギーを感じるのが好きでついつい耳を傾けてしまいます。

奈良崎や天河、九条など何度も名前を連ねいつも素晴らしい演技を見せてくれる者もいる一方で、先日の神戸のように初めて朗読に挑戦するものも必ずおります。
監督する椎名執事からキャスティングを聞くと毎回驚くのですが、蓋を開けてみると不安をよそにしっかりと作品の世界に馴染み「彼しかいない」という存在感を示してくれます。
本人の人一倍の努力の結晶であることは疑いがございませんが、技量云々を超えてチームとして一つの世界を作っている空気を肌で感じるとつい胸が熱くなってしまいます。

今月末に開催される朗読サロンでは一体どうなるのでしょうか。
私も参加させていただく予定ではございますが、今回もワクワクしながら待っております。

誰よりも参加している私が申し上げるので間違いはございません。素晴らしい感動お届けできるはずですぜひ楽しみにお待ちくださいませ!