シリアルママ

  相変わらず暑さが続いておりますが、それでも夕暮れが早くなったり、夜に
  は虫の音も聞こえてきます。季節は少しづつですが確実に変わってきている
  ようです。涼しい本格的な秋の到来を心待ちにしている嘉島です。



  この夏、嘉島はおかげさまで夏バテしないで過ごせましたが、酷い暑さが続
  いたせいでしょうか、心がザワつき、些細なことで思わずキレそうになった
  りと、まるで映画『シリアルママ』を地でいくようなことがありました。


  ちなみに『シリアルママ』とは94年公開の米映画で、善良な主婦が些細な
  マナ-違反者や家庭の平安を乱す者、ルールを守らない人々を次々に殺して
  いくブラックコメディーの秀作です。では、どんなことがあったかというと。

    
  その1、お屋敷に向かう途中で携帯電話をしながら走ってきた自転車とぶつ
  かりそうになり注意したら、乗っていた若い女性は「テメェみたいに暇じゃ
  ねェんだよ1」と汚い捨て台詞を浴びせ、走り去っていきました。


  ビデオテープを巻き戻さず返しただけで撲殺するシリアルママとは違うので、
  もちろん殺意ではありませんが、瞬間的にかなり頭に血が駆け昇りました。
  そしてほんのちょっとだけ、シリアルママがうらやましかったです。


  その2、三人掛けの優先席で後から座った2人が揃ってメールを始めました。
  そっと注意したら無視したので「ペースメーカーが入っているので止めて欲
  しい」と芝居したら、無言のまま止めて イヤな顔されてしまいました。


  これは混雑する駅構内で携帯の画面を見ながら歩いている人にもいえますが、
  廻りが無く自分だけ、公共の場には色々な状況の人がいるということを解ろ
  うとしない、他人に対する想像力の低さ、こわいと思います。


  最後に、明治生れで下町育ちの祖母の言葉を紹介します。田舎の人を馬鹿に
  して「田舎もん」というんじャない。狭いとこで大勢で暮らしているんだか
  ら、他人に対して気遣いできない人のことを「田舎もん」というんだよと。
Filed under: 嘉島 — 23:00